【試合評】ベテランの頭脳と次世代エースの闘志が融合。未来を見た、安楽智大の109球~3月18日○楽天7-0ヤクルト

いやはや、開幕前の土曜日、ぼくらは2時間57分の「素敵な鷲タイム」を目撃することができた!

試合結果は7-0、楽天が勝利。
投手陣が頑張った。先発・安楽を筆頭に25歳以下4人をつぎ込み、2戦連続の零封ピッチを演出。
前日までオープン戦12球団ワースト打率.193。
貧打極まれりの打線も、今日は爆発。
茂木による満塁からの2点適時打を皮切りに、島内&今江の2者連続ホームラン、聖澤の中越え適時二塁打など、オープン戦2度目のチーム二桁安打で、ヤクルトに完全勝利を収めた。

これで3月15日広島戦から3連勝!
オープン戦成績を4勝6敗1敗と盛り返し、2月14日から始まった対外戦でも12勝10敗1分としている。

両軍のスタメン

楽天=1番・茂木(遊)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ウィーラー(指)、5番・島内(中)、6番・今江(三)、7番・松井稼(左)、8番・岡島(右)、9番・細川(捕)、先発・安楽(右投)

ヤクルト=1番・西浦(三)、2番・荒木(左)、3番・雄平(右)、4番・畠山(一)、5番・坂口(中)、6番・大引(遊)、7番・中村(捕)、8番・谷内(二)、9番・小川(右投)

安楽智大、恐るべし!

今日の神宮、主役は安楽智大だった。
この高卒3年目の若鷲、「恐るべし!」である。

2回1死3,1塁、4回無死2塁、5回1死2塁。
合計3イニングで得点圏に走者を背負い、得点圏で合計9人の打者と対峙したにも関わらず、ペース乱さずの冷静沈着な粘投を展開。
結局、ヤクルト打線を6回ゼロに抑えてみせた。

これで対外戦成績は5試合22回で防御率1.23、WHIP0.77、奪三振率6.95、与四球率2.04、被本塁打率0.41。
打たせて取る投球を貫き、対外戦81人の打者と対戦し、いまだに適時打ゼロを続行中!  失った点といえば、日本ハム・森山恵佑に浴びた3ランだけなのだ。

中盤4回5回に連続ピンチを迎えたが、終わってみれば、立ち上がりをゼロで終えることができたのが大きかったのだろう。

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