【戦評】 久しぶりの球音を愉しむ。投打でアピールの渡辺姓~2019年2月16日●楽天1-4ロッテ
迫る開幕を実感した久しぶりの観戦
久米島キャンプインから数えて第4クール初日を迎えた2月16日(土)。
街角の書店には真新しい選手名鑑が一斉に並んだ今週末、イーグルスは2次キャンプの本拠地・金武ベースボールスタジアムにロッテを迎えて、対外試合を戦った。
今シーズンの実戦は2/14阪神戦(●E2-5T)に続く2度目である。
前回は雨模様だったが、今日はのどかな天候にも恵まれた。
あいにく結果は1-4の負け。
先制、中押し、ダメ押しを許した。
先発・藤平尚真が立ち上がりに2失点し、3回には加藤翔平に一発を被弾。
6回、二番手・森雄大が無死3,1塁から犠飛で4点目を奪われた。
その直後、楽天は一発で1点を返したものの、得点圏は6回2死2,1塁、代打・小郷(一ゴ)の1打席とさみしい内容。
それでも、2時間半ちょっとの球音を久しぶりに楽しむことができ、開幕戦へ向けて、ぼくらの応援体制もまた一段とギアを入れる時期に来たことを実感するひとときになった。
◎両軍のスタメン
ロッテ=1番・藤原(中)、2番・加藤(左)、3番・中村(二)、4番・井上(一)、5番・バルガス(指)、6番・安田(三)、7番・平沢(遊)、8番・田村(捕)、9番・岡(右)、先発・チェン(左投)
楽天=1番・辰己(中)、2番・卓丸(右)、3番・銀次(一)、4番・ブラッシュ(指)、5番・内田(三)、6番・オコエ(左)、7番・山崎(遊)、8番・堀内(捕)、9番・渡辺佳(二)、先発・藤平(右投)
驚き仰天! 渡辺佳、新人第1号
イーグルス投打の活躍は、奇しくも「渡辺姓」から生まれている。
「打」ではドラフト6位の渡辺佳明が『一矢報いる希望の光』を放った。
場面は4点を追う6回裏1死走者なし。
ここまで楽天のヒットは5回ブラッシュの右安1本だけ。
相手投手陣に良いところなく抑えられていたなか、ロッテのベテラン右腕・田中靖洋との8球に及ぶ対決を鮮やかに制した。
見せ場は2-2以降だ。
追い込まれた後、、、
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