防御率54.00の逆境を跳ね返す楽天のTAKI、瀧中瞭太2年目の挑戦
こんにちは。野球好きのshibakawaです。信州上田から楽天を定点観測。現在発売中、『プロ野球オール写真選手名鑑2021』、楽天ページの製作に参加しました。
プロ野球は4/27(火)からゴールデンウィーク9連戦でした。楽天は1試合がコロナで延期になりましたが、3勝2敗3分で終えることができました。そのおかげもあって、現在パリーグ1位を維持しています。
この大型連休、僕が注目した犬鷲戦士は、瀧中瞭太投手!
巨人の高梨雄平投手と同じく、スタエフをやってる数少ない現役のプロ野球選手でもあります。
滋賀県立高島高~龍谷大学~Honda鈴鹿を経てプロ入り。大学時代にはトミージョン手術の経験もある2年目の26歳です。
去年のファン感謝祭でニジューのモノマネダンスを披露。「本番めちゃくちゃ全力で踊って、終始アイドルスマイルを絶やさないプロ根性」と同僚の岩見選手にバカ受けするほど、キレキレダンスをみせてくれました。
という余談はさておき、球速以上にキレのあるストレートと縦割れのカーブを軸に、カット、フォーク、シンカー、シュートなどを投げ分け、打たせて取るタイプです。
1年目の去年はイースタンの優秀選手賞を受賞。9月半ばから1軍ローテに定着し防御率3.40、8試合2勝1敗の好成績を残すと、2年目の今年は開幕からローテ入り。ここまで2勝をあげています。
楽天が7-4で勝利した5/3ソフトバンク戦では5回3失点と粘りをみせました。
じつは楽天、昨年からホークス戦に9試合連続で勝ちがない状況だったんですよ。優勝争いの最大ライバルに10試合ぶりに勝つことができたのは、瀧中投手の粘りが大きかったと感じました。
先ほど開幕ローテ入りしたと言いましたが、瀧中投手の置かれた立ち位置はじつに曖昧です。
というのは、皆さん思い出してみてください、楽天のローテ陣を。
涌井、岸、則本といった他球団がうらやむ実績組がいて、8年ぶり復帰の田中マー君、4球団競合したゴールデンルーキーの早川投手がいる。これで5人なんです。
つまり、瀧中投手は6番目という位置づけですよね。
ローテの6番手は、少しでも炎上したら、虎視眈々と1軍を狙う2軍選手と交代させられてしまう運命にある。非常に危うい立場と言えます。
ですから、4/1ロッテ戦の今季初登板は良い滑り出しをしたかった。
なのに、2年目のジンクスにハマり、2回途中10失点でトホホのKO。防御率はなんとびっくり54.00まで跳ね上がってしまったんです。
これ、ずくなしの僕だったら、もう心がぽっきり折れちゃうと思うんです。
だって、防御率54.00を見栄えの良い数字にするなら、たとえば3点台までに下げるにはですよ。『7回2失点』を9試合連続で続けなければならない計算になるんです。これって・・・(続きは下記のstand.fmで)
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