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【試合評】 策士策に溺れた3回の3失点劇~6月9日●楽天3-12広島

蹂躙を許した首位決戦の第1ラウンド

パリーグ首位の楽天と、セリーグ首位の広島。
両リーグ首位による頂上決戦。
その第1ラウンドは、広島に軍配が上がった。

許したヒットは今季最多タイ16安打、12失点は今季ワースト2位。
「つながりのある、うちらしい攻撃をみせてくれた」と緒方監督。
交流戦5連勝の勢いに乗り仙台に乗り込んできた広島に、楽天投手陣が「蹂躙」されるかたちになった。

同日、ソフトバンクが阪神を3-0で破り、2位・ソフトバンクとのゲーム差は遂に0.5に。
ぼくが2位とのゲーム差の記録をつけ始めた4月8日以降で、最少ゲーム差に縮まった。

これでチーム成績は1位、52試合35勝17敗の勝率.673。

各種戦績は、交流戦5勝5敗の6位、6月戦績3勝5敗、koboパーク16勝7敗、先制された試合9勝11敗、カードの初戦9勝11敗、相手先発左投手7勝7敗になった。

ゲーム差は2位・ソフトバンクと0.5、3位・西武と4.5、4位・オリックスと10.0、5位・日本ハムと15.0、6位・ロッテと19.5としている。

両軍のスタメン

広島=1番・田中(遊)、2番・菊池(二)、3番・丸(中)、4番・鈴木(右)、5番・安部(一)、6番・バティスタ(左)、7番・松山(指)、8番・西川(三)、9番・石原(捕)、先発・ジョンソン(左投)

楽天=1番・茂木(遊)、2番・ペゲーロ(右)、3番・ウィーラー(三)、4番・アマダー(指)、5番・銀次(一)、6番・島内(中)、7番・岡島(左)、8番・藤田(二)、9番・足立(捕)、先発・戸村(右投)

塩見が腰痛で登板回避、代役・戸村も...

難しい試合になるであろうことは織り込み済みだった。
当初先発予定だった塩見が「朝起きたら、腰がおかしいと言っていた」と梨田監督。
2月キャンプ中に患った椎間板ヘルニアを再度悪くしたのだろう、腰痛を発症して急遽の登板回避が決まった。

代役は塩見と同じ岩隈塾の戸村。
4月23日ソフトバンク戦(○E2-1H)では、腰の張りで登板回避した岸の代わりにスクランブル先発し、6回途中無失点でチームに勝利を運んできた実績があった。

しかし、、、

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