Shibakawa熱視線!! 熱心なファンでも気づかない「楽天屈指のカーブの使い手」とは?!

こんにちは。信州上田在住、故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える楽天推しの野球好き、@eagleshibakawaです。

2016年プロ野球もレギュラーシーズンの全日程が終了しました。5位・楽天はこの後、1月31日まで長いオフシーズンです。(とは言っても、選手達は秋季練習、倉敷キャンプ、トークショー等のイベント、自主トレ等々あるのですが)

試合がないオフは、多くの野球ファンは寂しく思うわけです。その心情は私も一緒です。しかし、記録好き、データマニアにとっては、オフこそ腕の見せどころ。シーズン中に逐次集計した生データをどのように料理するか?が問われる季節でもあるんですよね。

そういう訳で、オフもnote、メルマガ、ブログでの情報発信、記事更新は定期的に行っていきます。

という前置きで、今回はその分析・第1弾をお送りします。

今回は、ストレート、スライダー、フォーク、チェンジアップ...といった球種の中で最遅と言えるカーブを取り上げてみたいと思います。

ここで皆さんに質問です。

今シーズンの楽天投手で、カーブを上手く投球に組み込み、カーブをピッチングの生命線にし、打者を抑えていた投手は誰だと思いますか?

則本投手を挙げる方もいるでしょう。春季キャンプではカーブに磨きをかけることをテーマにしたエースは、5月31日の阪神戦、ゴメスとの対戦で見せてくれました。初球93kmのカーブを投じた直後、ファウルを打たせたアウトローいっぱいの真っ直ぐは150km。その緩急差は実に57km。これは今季のチーム記録になりました。

美馬投手でしょうか。今シーズン、2回以上を投げた楽天投手の中でカーブを最も多く投げてきたのが背番号31でした。その割合は16.1%。9月28日オリックス戦では3番に座る吉田正を見三振に取ったときの結果球も、116kmの素晴らしいブレーキングボールでした。

リリーフでは福山投手を思い出す方もいるかもしれませんよね。10月1日オリックス戦は衝撃的でした。T-岡田、西野、伊藤と立て続けにドクターKに切った自身初1イニング三者連続三振投球。そのうちT-岡田、伊藤を空三振に仕留めた球種こそカーブでした。

中には辛島投手、釜田投手、安楽投手を思い浮かべる方もいると思います。

そのどれもが間違ってはいないと思うのですが、私が今、熱視線を送っているのは、実はこの人なんです。

Shibakawa注目!!
楽天でも有数のカーブの使い手、塩見貴洋

今季は1年目以来の規定投球回に到達した塩見投手です。

いやはや、お恥ずかしいことに塩見投手がチーム内で屈指のカーブの使い手だったことに気付いたのは、シーズン終盤でした。もちろん、塩見投手の持ち球にカーブがあることは知っていましたよ。知ってはいましたが、、、

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