《時代の主役は若鷹から犬鷲へ》 楽天の7年ぶりVを“2倍楽しむ” あなたを助ける観戦録~ShibakawaのE観戦記2020前半戦のご案内
※この記事は2020年2月1日に更新しました。
いまこそ日本一の東北へ
待ち焦がれた球春到来!
みなさん、こんにちは。信州上田在住の楽天ファン、shibakawaです。
過去、2月1日に僕らがこれほどまで「優勝」を強く意識したことはあったでしょうか?
三木谷浩史オーナーから僕のような端くれの県外ファンまで、イーグルスに関係する全ての関係者が、今年は同じベクトルを目指している。
例年なら「今年はAクラスで御の字ボソボソ」と諸事情入り混じるんですよ。ところが、今年は僕もあなたも『優勝』あるのみ!と感じている。 その熱量は2013年を上回る!と、みなさんもひしひし感じるはずです。
日に日に募る僕らの高揚感。このドキドキを作り出したVの仕掛け人は、石井一久GMでした。
昨年オフは「妥協なき改革」を断行。余計な情を挟まず、優勝戦線に必要な戦力を、掲げたビジョンに共鳴する人材を、ひたすら必死に集め続けた。その数は、牧田和久、鈴木大地、酒居知史、涌井秀章、J.T.シャギワ、ステファン・ロメロ、小深田大翔まで選手だけで17人。
その過程では、袂を分かった平石洋介監督がソフトバンクに去り、嶋基宏選手、西巻賢二選手の退団など“痛み”も生じ、賛否両論を巻き起こしました。
しかし、徹底したチーム編成も『ホークスの覇権を終わらせ、パリーグの勢力図を書き換えるため。毎年優勝争いができるチームにするため』、これ一心だと思います。不可能を可能にするためには、それくらいの胆の据わった改革断行が必要不可欠だった。
愛犬を例え話にした石井GMインタビューが、大胆なチーム編成の狙いを、よく説明しています。
「(犬の)ティーカッププードルだって突然変異では生まれないんです。生まれたとしたら、それは偶然。やっぱり、小さい親と小さい親を掛け合わせることで、小さい子ができる。それが積み重なって、DNAを受け継いで、ティーカップの赤ちゃんが生まれてくる。それと一緒」(プロ野球ぴあ『RAKUTEN EAGLES 2019 メモリアルBOOK』より)
打撃主要6部門中5部門を独占した山賊打線の圧倒的な得点力に、若鷹軍団のプレーオフ10連勝での日本一を見せつけられたら、もう甘っちょろいことは言ってられないですよね。
昨今の西武、ソフトバンクの強さは、「僕は勝負師」と語る石井GMの闘争心を激しく燃え上がらせ、三木谷オーナーの負けず嫌いを加速化させたであろうことは想像に難くありません。
ここ数年は27~28億円で推移したチーム総年俸が、今年は球団史上最高額35億円まで増えたのも、今こそ日本一と判断した石井GMの常勝軍団作りを、三木谷オーナーが資金力で後押ししたからでしょう。
一方、ライバル球団も混パを生き抜くため必死です。
昨年は5年ぶりに首位と最下位までのゲーム差が16.0に収まりました。今年は15.0を切る可能性も。以下、他球団の前評を1チーム200字で書いてみました。
西武・・・秋山退団も頭1つ突き抜けた屈指の得点力
2年連続Vを飾った西武も優勝候補だが、昨季ほどの絶対感は乏しい。得失点差は2018年139(得点792、失点653)から2019年61(756、695)まで減らした。菊池雄星、浅村栄斗といった投打の軸が退団した影響は大きく、得点も失点も悪化。今年は秋山翔吾が抜けるため、得点はさらに約50点減少するとみられ、得失点差はほぼゼロになる。それでもなお、得点力は頭1つ突き抜けた存在だ。投手陣が一皮剥ければ、3年連続Vも見えてくる。
ソフトバンク・・・揺らぎない勝者のメンタリティ
親会社は時価総額7兆円の巨大コングロマリット。その傘下の若鷹軍団も年俸総額は約64億円だ。ちなみに楽天は時価総額1.2兆円、イーグルスの総年俸35億円だから、 彼我の資金力・組織力の差には驚かされる。直近6年間で5度の日本一に輝くなど《勝者のメンタリティ》は揺らぎない。昨年は柳田悠岐、上林誠知、東浜巨ら主戦級を数多く故障で欠きながらも3位・楽天に7.5差をつけた。故障者が戻る今年も、間違いなく優勝候補の筆頭だ。
ロッテ・・・混パを象徴する台風の目に
今年の混パ、《台風の目》を演じるのはロッテだ。前球団社長・山室晋也のもと2年連続黒字化を達成。健全な経営は好循環を生み、チーム戦略部の新設、ストーブリーグの主役につながった。ドラフトでも佐々木朗希を引き当て、今最も風が吹く。昨年は本塁打の倍増で得失点差を125点も大幅改善させた。今年は井口資仁監督3年契約の最終年、創業者に捧げる弔いの年。河合克美オーナー代行も「今季は本気で優勝を狙います」と宣言した。
日本ハム・・・周囲を驚かせたドラフトでの方針転換
「優勝しか考えていません。3位に滑り込むような戦い方はしない」と意気込むのは、日本ハム・栗山英樹監督。その宣言どおり、12球団最長の9年目、《正念場》を迎えた。若手の促成栽培で組織の新陳代謝を図る独自のスキームも近年は破綻。ドラフトでは方針転換し、即戦力候補の大学・社会人を7人指名した。ショートスターター戦術や大胆な守備シフト作戦などの精度を上げ、《常識にとらわれない采配》で3度目のVを獲りにいく。
オリックス・・・宮内オーナー、最後の大勝負へ
12球団で最も優勝から遠ざかるオリックスも、今年は本腰を入れて逆襲を目指す。山本由伸&山岡泰輔は球界屈指の二枚看板に成長し、舞洲に完成した2軍施設からは榊原翼を筆頭に伸び盛りの若手が台頭。怪我体質の吉田正尚も2年連続の皆勤賞、今や侍ジャパンの主砲に君臨する。宮内義彦オーナーも御年84歳。メジャー通算282発の大物アダム・ジョーンズを2年総額10億円超で獲得する《勝負手》を打ち、「最後の大勝負」に挑んでくる。
ますますパリーグが面白いオリンピックイヤー、混戦を制するのは、もちろん三木楽天です!
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