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梨田楽天を終わらせた四大A級戦犯

こんにちは。
信州上田在住、郷里の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える野球好き、野球専門媒体への複数寄稿歴も持つ楽天ファンの@eagleshibakawaです。

オールスターブレイクを利用して何本か記事を書いてきましたが、本稿はそのトリを務める企画です。

梨田監督を辞任に追い込み、前半戦終了時で借金20、5位とのゲーム差11.0がついた、まさかの最下位荒野。
開幕前には想像できなかったこの未曾有の異常事態を引き起こした「四大戦犯」は誰なのか?を考えてみました。

フロントが悪い、監督が悪い、コーチが悪いは、もう言わずもがな。
そのため、ここでは選手を対象にしました。

対象を選手だけに絞っても、誰もが認める好成績という選手は岸投手、ハーマン投手、今江選手ぐらいで、大半の選手は多かれ少なかれ不調に陥り、開幕からの失速に手を貸してきました。

ほんと、あいつも戦犯だし、こいつも戦犯。
候補が多くて非常に悩みましたが、以下の4人に落ち着きました。
1選手500字で書きました。
文中に出てくる数字や記録は公式記録および当方計測によるものです。

かなりキツい筆致で書いてる部分もあるため、気分を害される方もいるかもしれません。そういう方はここから先は読まないほうが賢明でしょう。
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※7月15日9時現在、4名全て書きました。

◎カルロス・ペゲーロ

昨年の「恐怖の2番打者」が、今では下手くその代名詞「ライパチ」とは… その対比が強烈すぎるため、今回『戦犯』に認定した。新しい応援歌「ぶ!ち!こ!め!」どおり、開幕262打席比較でホームランは昨年より1本多い16発。しかし、OPS.860→.748、打率.269→.229、三振率27.1%→35.9%、四球率9.5%→7.9%など、その他は軒並み悪化した。

目を覆うのは、チームが最も苦境に陥り今季の命運がほぼ決まった3月4月の戦績である。OPS.601、打率.181、頼みの打棒は低迷した。背景にはライバル球団のペゲーロ包囲網ともいえる極端な配球があった。MLB時代から苦手にする速球が65.1%を占め、大好物の曲がる球を隠されたことでリズムを崩していく。この時期はスイングしても45.9%で空振りし、三振率45.5%と廃人状態。怒りのあまりバットを叩きつける光景も目撃された。

精彩を欠くのは右翼守備でも同様だ。打球の追い方が緩慢。クッション処理をもたつくケースもたびたび。単打を長打にするケースも増えた。走者の進塁を阻む抑止力を表すXBT阻止率は、、、

※1記事150円ですが、昨年60人の犬鷲ファンが観戦のお供にした好評マガジン『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2018前半戦』だと1記事53円でお楽しみいただけます。

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