【2021記録】ヒカルの健闘、炭仁朗の貢献、タカヤの意外な活躍《犬鷲捕手陣の守備成績を確認する》
捕手守備成績で確認したい6項目
2人退団して安田悠馬が加わり、総勢8人体制になった楽天の捕手陣。
このタイミングで昨年の捕手守備成績を確認してみたいと思います。参考までに2020年ぶんも掲載しました。
ぼくが常に気にする捕手の守備成績は、以下の項目です。
・守備回
・捕手防御率
・暴投
・捕逸
・盗塁阻止率
・盗塁企図の頻度
一般に暴投は投手成績ですが、Baseball Labの下記記事と同じ思想に立ち、捕手にも一定の責任があると考えます。
たとえば、1000試合以上出場した捕手でNPB最少捕逸記録を持つ里崎智也さん。彼が正捕手を張った時期はロッテ投手陣の暴投もかなり少なかった。
この事実を考えると「暴投は投手+捕手の責任」だと言えますよね。(のきなみリーグ最少数だった!)
盗塁阻止成績は、よく使われる盗塁阻止率のほか、「9回平均被企図」も用意しました。
これは9イニング当たりに許した盗塁企図数です。「優れた捕手は、そもそも走者に盗塁を仕掛けること自体すら断念させる強肩力(抑止力)を持つのでは?」という考えにもとづくものです。
似たような主張は里崎さんも。
それでは、2年ぶんの数字をご確認ください!!
2020年、2021年の順です。
ここから先は
2,984字
/
3画像
¥ 100
読者の皆さんにいただいたサポートで、さらなる良い記事作りができるよう、心がけていきます。