石井新GMがリストアップする「鷲の殺傷簿2018」。楽天の戦力外を予想してみた(2)
野球好きのみなさん、こんにちは。
故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える、信州上田在住の市井の野球好き&楽天ファン、@eagleshibakawaと申します。
楽天に関する記録を収集しながらイーグルスを定点観測。
『週刊野球太郎』、『ベースボールチャンネル』、『ベースボールキング』など野球専門媒体への寄稿歴もある野球ブロガーです。
さて、例年実施している戦力外予想記事。
当該選手の成績やデータをもとにしながら、そこに若干の主観と毒舌を効かせた恒例企画、その第2弾をお送りします。
今回も1選手400字の文字数設定で書いてみました。
ちなみに、第1弾は下記記事です。
下記の【注意事項】をよくお読みください。
※当該選手の熱烈ファンの方が読むと、かなり気分を害するかもしれない、キツめの表現も所々にございます。
※このことをあらかじめご了承頂いた上、各自、自己責任でお読み下さい。もし気分を害されたくない方は、ここでお引き取りください。
※読んだ後に「気分害した!返金しろ!」と言われても、一切応じることはできません。全てはあなたの自己責任です。
●聖澤諒
2時間ドラマの佳境、追い詰められた犯人が断崖絶壁を背に真相を告白するシーンがある。
外野手最年長で迎えた今年、背番号23の立ち位置はまさに東尋坊だ。
久米島キャンプ中に右脇腹を痛めて歯車が狂い始めた。
自身の開幕は仙台で開催された5月8日ロッテ戦。
その試合ではチームを自力V復活に導く2点二塁打など2安打の活躍をみせた。
しかし良かったのはそれだけ。
27試合69打席で刻んだOPSは、キャリア最低の.463。
リーグ全体が打高へと向かうなか「死刑宣告」ともいえる数字だ。
残念だが、ポジる要素がまるで見当たらない。
打率も1割台なら、長打も前述二塁打の1本だけ。
真のバント成功率33.3%と小技も精彩を欠き、三振は打席の26.1%を占める始末。
9月2日には今季3度目の登録抹消になった。
これが何を意味するのか。
元後援会会員の僕としては心中複雑だが、できれば引退試合は開いてあげて欲しい。
元と書いたのは後援会は数年前とっくに自然消滅したからだ。
※データは9月9日現在。
●コラレス
金輪際、顔も見たくない。
NPB初登板となった昨年8月15日西武戦では3回3安打7四死球5失点、ボール投球が5球連続で続くシーンが3度も発生するなど「悪夢の門」を開いた。
以降、ご存じのとおりチームは2005年以来の10連敗を含む1勝16敗1分。
今から思えば、この「世紀の失速」が均衡取れたフロントと現場のパワーバランスを崩し、今年6月16日の梨田監督辞任につながる遠因を作った。
援護の余地は全くない。
ただし、あえて言えば、昨年8月15日はチームが未曾有の先発不足に陥るエアポケットだった。
というのは、安楽、岸、則本、辛島は前回先発から中4日以内で登板不可能。
美馬、塩見、藤平は当時1軍登録抹消10日間の中だった。
釜田は防御率4.47、戸村6.23、古川4.67と不安を残す数字。
菊池、森は同日救援登板でいずれも炎上したので論外。
本当に人がいなかった。
そのため、ファームで直近2試合先発して11回3失点の吉幾三似に、白羽の矢が立ったというワケだ。
※データは9月9日現在。
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