【2019総括】茂木栄五郎 ── 復活劇でキャリアハイ。令和元年のパ最優秀遊撃手
※楽天主要選手の2019年を『文字数1,600字』で総括するシリーズ。
※青山、銀次、堀内、辰己、浅村、宋、島内、渡辺佳、辛島、石橋、安楽、ブラッシュ、ウィーラー、岸に続く15回目をお送りします。
セイバーでは令和元年のパリーグ最高遊撃手に
シンクタンクDELTAが選ぶ2019パリーグ・ベストナイン(※1)。
プロ4年目で初めて離脱せずに、自己最多の141試合に出場した。開幕1軍からCS1stステージ敗退までの全期間1軍に籍を置いた選手は、茂木、浅村、銀次、島内、ブラッシュだけである。
リーグ3位の648打席、同6位タイの160安打もキャリアハイ。OPSは2年目の.867には届かなかったが、前年.677→今年.779と1割アップした。
守備では全守備回の78.6%で遊撃を任され、自己最高の守備率.978をマーク。破綻のない確実なフィールディングでチームに貢献。DELTAのSNSを参照する限りでは(※2)、楽天遊撃手の守備得失点は昨年-19.2→今年-0.6と20点近くの改善になった。
キャリアハイの復活劇
今年は試金石のシーズンだった。
「監督からもショートは白紙だと言われてのスタートだった」と本人も回顧するように(※3)、途切れた成長曲線を取り戻すのか、低迷は2年連続になるのかの岐路に立たされた。昨年12/30には「楽天・茂木 1軍キャンプ黄信号 正遊撃筆頭、左肩痛癒えず」との報道も僕らを不安にさせた。
しかし、、、
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