【東北楽天400字総括】 田中将大、浅村栄斗、岸孝之
今日から12月にかけて、楽天の主要選手の2022年総括を『400字』の原稿用紙1枚にまとめるという作業をしていきたいと思います。
12月に入ると、過去2年連続で某所から楽天主要選手の通信簿企画のオファーをいただきます。今年は依頼あるのか?ないのか? この時期にW杯開催中で中の人多忙につき、企画自体やらないかもしれませんが。
万一オファーあったときにすぐ対応できるよう、あらかじめ叩き台を作っておこう。こういう趣旨なんです。
とりあえず、標題の3選手をどうぞ。
●田中将大
神の子、不思議な子も今年で34歳。加齢との戦いもフェーズが変わり、全面対決へ突入した。
5月中旬からの6連敗、6/17●E4-9Hの4被弾、貯金18が消滅した8/13●E4-6Lには1イニング5失点など苦戦も目立ち、12敗は自己ワーストだ。
これまで常に原因を内側に求めてきたレジェンドが、6/7●E1-3C「いい当たり、ありました?」、9/24●E1-9B「すごくアンフェアだと思った」など、今までにない発言を繰り返した姿も、僕を驚かせた。
いっぽう、加齢に悩まされながらも投手陣の軸として必死に奮戦した。チーム唯一の2年連続規定投球回の活躍で、問題山積の先発ローテ陣を支え続けた。
今季の真骨頂は4/26○E3-2Mの7回3安打1失点。後続に白星を消されたものの、場を支配した全盛期とは違い、プロ16年ぶんの経験を詰め込む丁寧な匠の技で最大風速19mの敵地を制した。
5/3○E2-1FにはNPB史上181人目の1500投球回を達成させ、5/10○E7-0MにはNPB復帰後初の完封勝利でチームを球団新11連勝にみちびく大役も。
日米通算200勝まで残り10勝だ。
●浅村栄斗
移籍4年目を3/27○E6-5Mの佐々木朗希撃ちでスタートさせると、8/19●E5-6Mには令和の怪物から一閃し、NPB史上67人目の通算250号を達成した。
9月にはNPB史上9人目の1000試合連続出場。西武時代から続く連続試合出場を7年まで伸ばした鉄人だ。前年18本の一発もパリーグ2位27本とV字回復した。
いっぽう、2020年に・・・(続く)
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