楽天イーグルスの記録を徹底収集したからこそ見えてきた、鷲選手の「真の走塁力」とは?
「走力」と言われて、熱心な野球好きのあなたは、何を判断材料にするでしょうか?
盗塁数とその成功率、内野安打と内野安打割合、二三塁打の数や併殺打の数。
「走力」の巧拙を思い浮かべるとき、ぼくらはNPBオフィシャルサイトやYahoo!スポーツ-プロ野球などに載る、それら従来成績を参考にすることが多いと思います。
しかし、野球好きのあなたなら、すでに察しがついていると思いますが、そのどれもが不完全ですよね。
たとえば、内野安打割合。
ソフトバンク・柳田悠岐選手はわずか9.9%でした。
でも、足の速さは疑いようのない事実ですよね。
実際、23盗塁で盗塁成功率は92.0%の高さでしたし、そこに異を挟む野球ファン、おそらくいないでしょう。
内野安打は確かに俊足であることも大切です。
しかし、その多寡には、打力が影響するんですよね。
ゴロ打ちが多く非力な打力の俊足打者なら増える傾向ですが、柳田選手のように長打力があってゴロでも強い打球が多い打者は、俊足でもあまり増えていきません。
二三塁打の数も同様です。
もちろん、俊足は大きなファクターです。
しかし、外野に長打性の打球を打ち返すパンチ力がそもそも備わっていないと、増えません。
野球好きのあなたも気になる、アノ成績をご紹介します!
これを解決に導く『隠された指標』があります。
そうそう!あなたも気になっている、なかなかメディア等で紹介されないベースランニングの部分です。
走者2塁で外野単打が飛び出したとき、2塁走者がホームに帰ってくる比率。
走者1塁で外野単打発生時、1塁走者が一気に3塁を陥れた割合。
こういうところが「見える化」されると、従来指標と合わせて多面的にみることで、当該選手の走力の実像に、もっと迫る、より迫ることができますよね。
というわけで、今回は前述した楽天選手のベースランニングにスポットを当てたいと思います。
鷲ファンきってのデータマニア、「週刊野球太郎」や「ベースボールチャンネル」など野球専門メディアにも寄稿する、信州上田在住の野球ブロガー、@eagleshibakawaが調査しました。
その調査結果を下記に表でまとめました。
ぜひご笑覧ください。m(_ _)m
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