2軍で成績爆上げ中!黒川と同期の楽天若手期待株=武藤敦貴の1軍昇格あるのか?
3点差をひっくり返し、E10-5Lの快勝を飾った昨日の西武18回戦。
今季21度目の逆転劇の中心で躍動したのは、今年初めてヒーローインタビューに呼ばれた23歳の若鷲、黒川史陽だった。パリーグ三連覇の中心選手として活躍したオリックスの紅林弘太郎と同世代にあたる。
3安打4打点の打棒は、その成長のスピードが速いか?遅いか?はさておき、「ようやく出てきたか!」と思わせるファンの溜飲を下げる活躍劇になった。
黒川のような若手が、もっと台頭してくれたら・・・
その筆頭格が、ファンの鬱憤たまりにたまった2軍で無双しながら塩漬け中の安田悠馬だし(本日、田中貴也捕手が抹消されたので、いよいよか?)、確かな力をたくわえつつある入江大樹だし、そしてクロちゃんと同期の武藤敦貴だと思う。
今回は2022年に1軍で99打席という限られたアットバットながらも、打率/出塁率/長打率で.250/323/.375、OPSにして.698の数字を残した武藤について少しnoteしたいと思う。
大卒同期がプロ入りしてきた高卒5年目の今シーズンは出遅れた。
キャンプも2軍スタート。入江や平良、辰見らが開幕前に1軍に呼ばれるなか、武藤は2軍のまま。イースタン開幕してからも成績はふるわなかった。
昨年負った股関節の疲労骨折の影響を引きずっていたのか、実際、出場機会も少なかった。3・4月の29試合中、武藤は16試合どまり。5月は19試合中11試合。コンディションが整わない日々も多かったようだ。
しかし、6月以降の40試合では39試合に出場。ようやく復調してきた感を持つ。
月間成績も、月を重ねるごとにうなぎ登りをみせている!
OPSは.450→.544→.663→.832ときて、8月はまだ3試合ながらも1.205なのだ!
この上昇気流に乗ったかのような爆上げスタッツを見せられたら、俄然1軍で見てみたいと思うファンは多いと思う。
しかし、僕は《ある懸念材料》について──杞憂に終わるかもしれないが──心配しているのだ。
その懸念とは・・・(続く)
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