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【戦評】今井の戦意を打ち砕く、主将“上り調子”の2号3ラン~7/15○楽天11-0西武

前年ロッテの投打の2人が躍動

あいにくの雨に見舞われたホーム初の有観客試合だったが、中見は熱く11-0の快勝。10点差以上をつけての完封勝ちは昨年8/6敵地西武戦○E10-0L以来になり、二桁得点は今季4度目を記録するThe完勝というゲームになった。

お立ち台に登壇した立役者は、前年までロッテに在籍した投打の2人だ。

先発・涌井は両リーグ唯一の開幕4連勝。
前回124球を投げた影響や4回から降り出した降雨の影響を感じさせない7回1安打無失点ピッチになった。

鈴木は2安打3打点の活躍に。
4回に先制決勝の2点打を放つと、7回にも適時二塁打を記録。複数安打はパリーグ最多タイで今季10度目。打率.352はパリーグ2位、得点圏打率.524は同1位と、大地のバットは今週もどうやらホットのようだ。

主将と4番の一発が、2320人の観客をもてなした。

外国人打者の本塁打供給が10試合連続で途切れるなか、茂木は4回2点先制直後に効果絶大の2号3ラン。7回には浅村が右越えの10号ソロを添えて、6得点のラッキーセブンを先導した。

帰仙して連敗を3で止めたイーグルスの成績は1位、22試合14勝8敗の貯金6へ。ホーム10勝3敗、先制した試合9勝2敗に。

ゲーム差は2位で並ぶソフトバンク、ロッテと2.0、4位・西武と3.0、5位タイの日本ハム、オリックスと5.5に推移している。

◎両軍のスタメン

西武=1番・鈴木(中)、2番・源田(遊)、3番・外崎(二)、4番・山川(一)、5番・森(捕)、6番・栗山(指)、7番・中村(三)、8番・スパンジェンバーグ(左)、9番・木村(右)、先発・今井(右投)

楽天=1番・小深田(二)、2番・鈴木(三)、3番・茂木(遊)、4番・浅村(指)、5番・島内(左)、6番・ロメロ(右)、7番・銀次(一)、8番・太田(捕)、9番・辰己(中)、先発・涌井(右投)

◎試合展開

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10点中9点が2アウトから

鈴木の先制2点打を始め、10得点中9点が2アウトからの得点に。
2戦目以降に敵軍へ重圧を与える意味でも、素晴らしいオフェンスをみせた。これで134得点中、2アウトで入れた得点は全体の45.5%に当たる61得点になった。

とくに4回にあげた5点は、またまた「2死走者なし」からのもの。
2死走者なしから4点以上あげたビッグイニングは、6/27○E18-4Fの5回6得点、6/30○E15-4Mの6回5得点、7/9○E9-1Hの6回4得点に続く、はやくも今季4度目を数えている。

ちなみに昨年は・・・(続く)

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