【楽天名鑑2021】瀧中瞭太、弓削隼人、菅原秀、釜田佳直、則本佳樹、森雄大、池田隆英、松井裕樹
※本稿では表題8選手を掲載しています。
●瀧中瞭太
ファン感謝祭で新人が結成した「NiziE」で美脚を披露。岩見に「終始アイドルスマイルを絶やさないプロ根性。他のメンバーとキレが違いました」と絶賛された。
1年目は開幕から2軍で先発調整に励み、9登板47回で防御率1.72。満を持して9月に1軍合流すると、多彩な変化球を駆使し8先発45回、防御率3.40、2勝1敗だった。
安定感が光り、1イニング3失点以上はゼロ。2軍でも1度しかなかった。
9/19○E3-1Hでプロ初登板・初先発。日刊スポーツが「ほぼ金星」と報じる6回途中5安打1失点の力投をみせると、プロ初勝利は10/11○E8-2Lのホーム戦。強雨にも負けずカーブを30%も混ぜて完封目前。9回途中5安打2失点の無四死球だった。
10/25○E13-4Fでは田中和のホームランキャッチを始め好守に支えられ2勝目を記録している。
18年ドラフト漏れし野球を辞めようと思ったときに母・明美さんから贈られた純米大吟醸酒『梵・夢は正夢』。12月にウイニングボールを肴に両親と美酒を味わった。
●弓削隼人
球団歴代生え抜き投手で最長身の193cm。
退寮して1人暮らしを始めた2年目は、伊藤コーチから「富士山よりデカイ」と評価され、開幕ローテ入り。しかし10登板50.1回、防御率5.01、3勝2敗と伸び悩み、8月下旬の抹消後は下でも登板がなくシーズンを終えた。
まだ経験に乏しいのに色んなものを背負せすぎた感も。
「初戦でいったら(打者の)あごが上がるんじゃないか」という伊藤コーチの目算もあり、本拠地開幕戦を含む6連戦初戦の火曜日に7登板。初のスライド登板になった7/16●E7-4Lでは打球が直撃して涙の負傷降板も。
8/4○E7-6Hは初の中4日も経験し、8/11●E7-5Lは所沢で観測史上8位の38.3度を記録するなかでの敵地戦だった。 空調完備の効いた完全ドーム球場は2登板と少なく、心身ともにタフな登板も多かった。
コロナ禍に加え、この起用法が体調維持を困難にし、成績低迷を招いた。
好きなお餅の食べ方は「あんこも好きなので、お汁粉が一番」。今季は改めて10勝を目指す。
●菅原秀
年度別成績はコチラ。
前年9月の右肘手術の影響でキャンプ初日から別メニュー調整。4年目で初の1軍登板ゼロだった。2軍でも主に9月以降の登板で、「悔しい気持ちと申し訳ない気持ち」と振り返った。
ファームでは13登板11.1回、防御率6.35。奪三振率も・・・(続く)
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