【戦評】 平石監督「腐心の投手起用」が実る令和元年8月戦線~8/18△楽天0-0日本ハム
.NPB史上初、月間4度目の5時間ゲーム
8/3ロッテ戦(△E0-0M)の5時間9分、8/8西武戦(○E11-7L)の5時間2分、8/15ソフトバンク戦(○E4-3H)の5時間1分に続き、4-4のドローに終わった本戦も5時間15分のロングゲームになった。
月間4度の5時間超えはNPB史上初。
そのうち3試合は、日中の蒸し暑さが居座る屋外ナイトゲームである。
3時間44分の8/12オリックス戦(○E3-2B)も延長戦のため、8/3以降の約2週間14試合のうち、延長戦が5試合も占める異常事態になっており、イーグルスの令和元年8月は『タフな熱戦』になっている。
これで今季の引き分けは4度目になった。
評価できるのは、両軍のスコアボードが微動だにしなかった8/3ロッテ戦を除くと、いずれの3試合もビハインドを追いついてのドローであること。
4/7オリックス戦(△E5-5B)は5点差を、6回降雨コールドの6/9ロッテ戦(△E2-2M)は1点差を追いついた。
本戦は3点差を4回和田の適時打、7回浅村26号2ランで試合を振り出しに戻しての引き分けになった。
試合後、平石監督は「序盤から苦しい展開でよく追いついてくれた」と選手をねぎらうと、20分たらずで新千歳空港へ慌ただしくバス移動。
この後、火曜日から3週連続の6連戦日程へ。
21日間で19試合を戦う令和元年のクライマックスへいよいよ突入する。
チーム成績は3位、111試合54勝53敗4分。
各種戦績は、後半戦14勝13敗2分、8月7勝7敗2分、日本ハム9勝10敗1分、
ゲーム差は1位・ソフトバンクと7.0、2位・西武と2.0、4位・日本ハムと1.0、5位・ロッテと2.0、6位・オリックスと3.0になった。
両軍のスタメン
楽天=1番・茂木(遊)、2番・島内(左)、3番・浅村(二)、4番・ブラッシュ(指)、5番・銀次(一)、6番・和田(右)、7番・渡辺佳(三)、8番・田中(中)、9番・堀内(捕)、先発・石橋(右投)
日本ハム=1番・西川(中)、2番・大田(右)、3番・近藤(左)、4番・清宮(一)、5番・渡邉(二)、6番・王柏融(指)、7番・横尾(三)、8番・清水(捕)、9番・中島卓(あそ)、先発・金子(右投)
◎石橋良太 球種別の投球結果
4.1回、打者22人、球数86、被安打9、被本塁打0、奪三振2、与四球2、与死球0、失点4、自責点4。
石橋、正念場の8月
今季成績は23登板(14先発)5勝6敗、QS率50.0%、防御率4.18、WHIP1.23へ。
先発防御率も4.06になっている。
石橋の月間防御率は、3・4月5.91、5月3.32、6月2.70、7月3.12、8月7.71。
8/4ロッテ戦(●E2-11M)で6回8失点の炎上に遭ったこともあり、今月は数値が一気に悪化した。
奪三振率は7月まで5.51のところ、8月は3.86。
与四球率も7月まで1.95だった数値が、8月は3.31。
8月に入ると、そもそもそんなに多くない奪三振がさらに取れず、1点台と秀逸の四球率は3点台に後退する事態になっている。
原因は、、、
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