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いい写真が撮れたと思ったのに
昨年の4月から、富山市が主催する「AMAZING TOYAMA(アメイジングトヤマ)写真部」というサークルに入会して、写真の勉強をしています。撮影会や講評会、作品展などもあるかなり本格的なフォトサークルです。しかも無料です。
講師は写真家で富山市政策参与のテラウチマサト先生です。
何度も講習会や撮影会、講評などを経て、今年度最後となる次の課題は「富山市水橋地区で「とやまのやわやわ」を感じさせる写真を撮り、1月5日までに提出すること」です。
いちおう、令和6年の12月中に候補写真は撮っていたのですが、お正月休みの間にもチャレンジしてみようと考えていました。
そして休みに入り、天気の良い日を待っていたところ、元日が快晴だったので、鳥見初めを兼ねて写真初めに出かけてきました。
まずは常願寺川の河口です。
![](https://assets.st-note.com/img/1736159029-qeE63YBogGjQIzK9d4XWCTc7.jpg?width=1200)
シロチドリ18、ミユビシギ3、ハマシギ2、ハクセキレイ5、日本野鳥の会富山の事務局長1などを確認することができましたが、写真はいまいちでした。
続いて東に移動し、白岩川河口でもカルガモ22、オオバン4、カワウ2、ハクセキレイ1、トビ1などの鳥を見て、海岸沿いの道をさらに東に動いて上市川河口まで移動します。
常願寺川と上市川に挟まれた範囲が水橋エリアです。
堤防沿いをてくてく移動しながらふと海の向こうに目をやると、なんと蜃気楼が出ています!
![](https://assets.st-note.com/img/1736158871-axLeg42jrfTWnRU7h9Fv5DOM.jpg?width=1200)
快晴の元日に蜃気楼。
最高の年明けです。
![](https://assets.st-note.com/img/1736158883-xJY41lmfF2iUu6RgcPe5TErC.jpg?width=1200)
蜃気楼の写真を連写し終えてから、「そういえばお題は『富山のやわやわ』だった」と思い出し、情緒や奥行きが感じられる蜃気楼の写真を撮らねば、と考えました。
手っ取り早くは、「蜃気楼を眺めている人の写真」を撮ることです。登場人物と視線の誘導、感情を誘う仕草。
探しますが、なかなか人がいません。
上市川河口周辺をぐるぐるウロウロしていると、一人プロカメラマンっぽい方を見つけました!
後ろ姿を撮らせてもらったのがこの写真です。
![](https://assets.st-note.com/img/1736157313-aSg1OrnR9wqic2y8EmL3IFTM.jpg?width=1200)
いやー、なんか情緒があるいい写真が撮れたんじゃない?最高の年始めだろこれ!?と一人悦に入り、車に乗り来んで家に向かい始めた時に、とんでもないことに気が付きました。
なぜか車が「富山市」という市町村境の道路標示を通過したのです。
なんと私は興奮のあまり写真を上市川の東(右岸)側で写真を撮っていたので、この写真は富山市水橋地区ではなく、滑川市で撮った写真だったことに気が付いたのです。
前述のとおり、「AMAZING TOYAMA(アメイジングトヤマ)写真部」は富山市主催です。
ですので、この写真は課題写真の応募資格に該当しません。
撮影者は泣く泣く、元日に撮ったとっておきの快晴蜃気楼写真を、SNSにUPするだけで発表の場といたしましたとさ。
めでたくない、めでたくない。