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暖かい日は暖かいけど寒い日は寒い、訳ではない

2月7日は良く晴れて、ぽかぽかと暖かい日だった。

薄い上着を着て気分よく家を出かけ、車で調査地へ向かう。

県西部の雪もだいぶ融けたようだ。

が、子撫川の宮島峡に着くと、15㎝ほどの積雪が道の両脇に残っていた。やはり日当たりが悪い谷筋の村落は雪融けが遅い。

千鳥の漫才に「開いてる店は開いてるけど閉まってる店は閉まってる」と言い続けるだけのネタがあるが、冬の山村には「暖かい日は暖かいけど寒い日は寒い」は当てはまらない。

車を降りたら暖かい。

でも少し歩いて日陰に入るともう寒い。

田畑のそばを横切るときも、積もった雪の上を渡る風がとても寒い。

沢筋に近づくと、川を吹き降ろしてくる風がすごく寒い。

でも日なたに戻ると暖かい。

その繰り返しである。

沢の脇では、雪融けで顔を出した笹薮の中を、カシラダカやアオジがひっきりなしに出入りしている。

彼らもやっぱり日なたがいいらしい。

さらに上流の子撫川ダムはさらに積雪が多く、さらに寒かった。

暖かい日は暖かかったり寒かったりするし、寒い日は寒かったり暖かかったりするのである。


【調査地】子撫川ラインセンサス
【観察者名】たかはし
【天候】晴れ
【観察開始日時】2023年2月7日 8時20分
【観察終了日時】2023年2月7日 8時50分
【観察概要】積雪15cm
【観察種】
[種名] [数] [メモ]
1.キジバト 1
2.カワセミ 1
3.アオゲラ 1
4.カケス 1
5.ハシボソガラス 2
6.ハシブトガラス 2
7.ヤマガラ 2
8.シジュウカラ 1
9.ヒヨドリ 4
10.カワガラス 1
11.ジョウビタキ 2
12.キセキレイ 1
13.カワラヒワ 1
14.ホオジロ 1
15.カシラダカ 2
16.アオジ 4

【調査地】子撫川ダム
【観察者名】たかはし
【天候】晴れ
【観察開始日時】2023年2月7日 9時0分
【観察終了日時】2023年2月7日 10時30分
【観察概要】積雪30cm

【観察種】
[種名] [数] [メモ]
1.マガモ 6
2.カルガモ 1
3.コガモ 22
4.キンクロハジロ 2
5.カワアイサ 4
6.カンムリカイツブリ 2
7.カワウ 6
8.カケス 1
9.ハシボソガラス 1
10.ハシブトガラス 1
11.ヤマガラ 2
12.シジュウカラ 2
13.ウグイス 2
14.ルリビタキ 1
15.イカル 3

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