【泥縄は自滅の道を進む】
こんにちは。
Takashiさんです。
今日は
『泥縄は自滅の道を進む』
について考察していきます。
泥縄とは一体何の事だろうかと
思われたかもしれません。
真意を明らかにする前に
泥縄に関係する事例を
取り上げていきます。
例えば、山登りに行くとします。
過去に何度か登山していれば
知識と経験を参考にして
あえて手ぶらで挑むとします。
※あり得ない事ですが
分かりやすくする為に
列挙しました。
いくら山登りの達人といえ
無装備で伺う事は
正気の沙汰ではありません。
プロでも事故や遭難に
巻き込まれる事はあり得ます。
絶対に安心&安全である
という保証は出来ないです。
スキューバダイビングで言えば
酸素ボンベを装着しないまま
海底に潜っていくような事です。
泳げるから大丈夫という
安易な考えは水中での災難に
巻き込まれる可能性があります。
過去に私はラフティングをした際
ガイドの人に注意された事があります。
「私は水泳経験者なので
万が一ボードから川に落ちても
自力で泳げるから問題ないですよ」
と自信満々に言いました。
すると流れが急な所に着いた時に
ガイドさんが
「川に飛び込んでみてください」
と告げました。
私は「ヨシ」と思って
飛び込んだ瞬間
愕然としました。
泳げるどころか
息すら出来ない状況で
本当にマズイと感じました。
肺に水が入ってくる感覚は
今でも鮮明に覚えています。
ガイドさんが手を差し伸べて
救出してくれたので無事でした。
ガイドさんは
「川を見くびってはいけませんよ」
「自信過剰は命を落とす危険性があります」
「経験者程慎重になって対処する事が必須です」
etc
アドバイスしてくださりました。
もし1人で激流に
飛び込んでいたら
どうなっていたかと思うと
恐怖でしかないです。
これらがまさに
「泥縄」に陥っている状態です。
泥縄とは
《「泥棒を捕らえて縄をなう」の意から》
事がおこってからあわてて
対策を立てたり準備をしたりすること。
goo辞書
要するに
事前に準備をしないまま
問題が起こってから咄嗟に
対処しようとする事です。
どんな事でもぶっつけ本番で
上手くいく事は殆どありません。
稀に機転を利かして
臨機応変に対応する人も
おられるかもしれません。
役者さんでセリフを覚えずに
背景を汲み取って瞬時に
アドリブを適用する方が
その事例でしょう。
ある程度予想外の事を踏まえて
試行錯誤して鍛錬しています。
時代の流れとしては適応力が
求められている事は確かです。
ただ最低限の計画力と準備力は
用意しておく事です。
物事を進めていく上では
1.最低最悪(ネガティブ)のシナリオ
2.最高最善(ポジティブ)のシナリオ
3.中間(ニュートラル)のシナリオ
3つのシナリオを想定します。
さらに下記の4項目を意識すると
様々な状況に落ち着いて
取り組む事が出来ます。
1.シナリオをイメージしておく事で
実際に遭遇した時に対処出来る
2.起こり得る可能性を全て準備して
どんな状況になっても臨機応変に
適応出来るようにする
3.どう転んでも損しない状態にする
プランA~Zまで全て想定しておく
4.途中で予測不可能な事が起こるのは
創発が生まれるので受け入れる
創発とは
部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、
全体として現れることである。
局所的な複数の相互作用が複雑に組織化することで、
個別の要素の振る舞いからは
予測できないようなシステムが構成される。
wikipedia
創発を端的にさっくり言うと
「サプライズ」です。
泥縄にハマらないように
計画と実行の状態から
適応とテストを活用して
毎日継続していきましょう。
最後までお読み頂き
ありがとうございます。
追伸
あなたにとって
泥縄に陥ったエピソードがあれば
教えてください。