【本質を大切にする】
本日は『本質を大切にする』
についてお伝えしていきます。
抽象的な内容なのでテクニックや
解決法を知りたい方からすれば
面白くないテーマだと思います。
マネタイズに繋がらないや
そんなことどうでもええわ等の
感情的になるかもしれません。
あえて発信していきます。
なぜこのような概念を提起したかと
言いますと私が治療家&起業家として
どういう信念で向き合っているかを
お伝えしたかったからです。
元々治療家になる気がなかった事は
何度か取り上げました。
手先は不器用であるため不向きと思い
過酷な環境下で続けていくことにも
苦痛を感じていました。
それでも剣道で培った忍耐力で
乗り切って今に至っています。
昔剣道の師範に言われたことが
「鈍くさい人間のほうが長続きする
その場の小さいことに
一喜一憂しなくていい」
「器用な人間はプライドが強いだけ
試合に勝った負けたばかり気にして
挫折したらポキンと折れるから」
確かに一理あると感じました。
自分より下手で試合に負け続けている
剣士はいることは事実です。
剣道は趣味として好きだったので
周囲を気にせず自分のペースで
気楽に継続していました。
しかし、仕事はそうはいかないです。
プロとして価値を提供し対価として
報酬を頂いているのですから。
学生だろうが資格保持者だろうが
結果を出すのが重要です。
生半可な気持ちですることは
患者さんに失礼です。
流れで鍼灸整骨院業界に入ったとは言え
実際に取り組んでいるのは自分です。
好きだからその道を選択しているのです。
嫌だったらすぐに辞めたら良いのです。
もしくはとっくに辞めているでしょう。
好きだから実践している事実を認識し
受け入れる必要があるのです。
何となく行動して葛藤している自分に
喝を入れて頂いた名言があります。
それは中国の唐代の名医
孫思の著書『千金方』巻一「診候」
に記載されている
『上医は国を医し
中医は人を医し
下医は病を医す』
元々は西暦454年から473年に
かけて書かれた中国の陳延之の
著書『小品方』にある
『上医医国、中医医民、下医医病』
から来た言葉といわれている。
「上医は国をいやし
中医は人をいやし
下医は病をいやす。」
上医は医師として思想を持ち
世の中を全体的に俯瞰し
根本的な対応に努めること。
その場で症状を治療するのではなく
病気になる前に先手を打ち
世間が未病になる社会の基盤を
創ることに重きを置くこと。
中医は患者の病気を治すのではなく
患者自身を治すことである。
病気の原因を追究しそれを含めて
患者の生活習慣を見直していくこと。
下医は病気を治療するだけの医師である。
患者そのものには興味がなく
症状だけを診ることに専念する。
治療のアプローチや
薬のメカニズムには
精通しています。
医師として病気を治療することは
当たり前ですが必要条件です。
昨今の医療業界で起きていることは
治療することだけに奔走して
未病や患者と向き合うことを
ないがしろにしている状態です。
国民もその恩恵を受けるばかりに
自分で治す意識すら放棄しています。
病院で手術して薬を処方してもらったら
はい、それでお終いのような風潮が
蔓延しています。
ビジネス的には需要と供給が
上手く釣り合っているのでしょう。
現場でも手技、矯正、鍼灸等に特化し
治療するだけの対処法になっています。
不器用な私でもさすがにこれは
おかしいと感じ始めていました。
何のために自分は治療家として
存在しているのか？
東洋医学も所詮はその場しのぎで
治療するだけの西洋医学と同じ
ではないか。
未病を掲げる東洋医学、統合医療が
対処療法の肩を担っている現状に
初めて怒りを覚えました。
悪く言うと自分は病院と製薬会社に
加担して下医になっているのです。
流れで業界に入ったとは言え
これはあまりにも酷いです。
今の政治と同じで口先だけで
正論を唱えることは簡単です。
発言するだけ発言して後は放置。
当事者として責任回避する。
まさに誠実性がない状態です。
物理技術を提供して
治療するだけの小手先の
治療家にはなりたくないと。
体だけの治療アプローチではなく
感情と精神に入り込んでいく対応。
心、体、魂が全て合致して
生き生きとした状態にする。
内側から湧き出る真の情熱と使命が
ピタッと重なった瞬間でした。
自分は心身共に安定した
未病の世界を創り上げると。
医師ではないですが
治療家&起業家として
上医の心構えで成し遂げようと。
今まで不器用を理由に治療の本質から
目を背けていたのが恥ずかしいです。
物理技術ばかりが治療ではないのです。
感情・精神も含め全方向からの視点で
アプローチしていくことが必要です。
根本的な治療をするとなると
正直短期的なマネタイズ化を
実現することは難しいです。
今日の社会情勢として
早急に悩みを解決したいがゆえに
手っ取り早いインスタント的な手法が
多く導入されています。
マーケティングとして
致し方ないかなぁと
感じるところはあります。
それもどこかで限界がくるでしょう。
病気になってから処置するのと同じで
短期的利益は滅びます。
ゆえに本質を追求する信念は
捻じ曲げずに貫きます。
今後二極化することは
間違いないでしょう。
自分がどんな価値観を持って
主体的に歩んでいくか
ますます問われてきます。
本質を考えることで
見えていなかったことが
見え理解できるのは明白です。
私は本質志向で駆け抜けます。
今日も読んでくださって
ありがとうございます。
P.S.
本日おかげさまで誕生日を
迎えることができました。
年齢は重ねていますが
肉体年齢は２０代前半です(笑)。
健康でいられるのも周囲の方々の
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それではあなたと直接
お話ができることを
心から楽しみにしております。
いつもいつもありがとうございます。
それでは、また。
P.P.S
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