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【映画から学べること】

今日は『映画から学べること』
についてお伝えしていきます。

個人的に映画が好きで
以前はちょくちょく
観に行ってました。

ここ1~2年は感染症の状況もあり
映画館に足を運べていません。

そろそろ観に行こうかなぁと
予定しているところです。

米国が導入した3S政策を
批判批評するのではなく
どう活かすかを考えましょう。

映画からは様々な事を
学ぶことができます。

映画の構造として
重要な要素が2つあります。

それは

1:マズローの生理的欲求が
  組み込まれている


2:ストーリー構成になっている



1:マズローの生理的欲求が
  組み込まれている


  映画のシーンでは必ずと言っていいほど
  3大欲求を満たす場面が出てきます。

  食事をしているシーン
  就寝しているシーン
  ロマンティックシーン

  これらは五感を刺激して
  興味を惹きつけるように
  作られています。

  人間の本能に働きかけるので
  覚えようとしなくても
  自然と印象に残っています。

  淀川長治さんが解説する
  日曜洋画劇場は学生時代に
  おける楽しみの1つでした。

  水野晴郎さんの
  金曜ロードショーも
  記憶に残っています。

  相手に印象深く残ることは
  仕事や恋愛においても同じ事が
  当てはまるのではないでしょうか。


2:ストーリー構成になっている

  これは鉄則かもしれません
  中でもお馴染みの
 「ヒーローズ・ジャーニー
  (神話の法則・英雄の旅)」

  至るところで使われています。

 「ヒーローズ・ジャーニー」とは
  アメリカの神話学者である
 「ジョーゼフ・キャンベル」氏が
  提唱した概念です。


 あらゆる神話に登場する
 数々のヒーローが物語の中で
 辿っていく一連の過程に
 共通点がある事を見出しました。

 風の時代に差し掛かる事もあり
 最近では
 「ヒロインズ・ジャーニー」
 注目されています。
 ※また別の機会で取り上げます。


ヒーローズ・ジャーニーは
8もしくは12ステップで
解説されています。

細かい解説は省略しますが
大きな概要で言えば3つの
ステップに分けられます。


1:境界を超える(日常から非日常)

2:最大の試練に向き合う(非日常)

3:帰還する(非日常から日常)


映画では
「スター・ウォーズ」
「ロード・オブ・ザ・リング」
「マトリックス」
「ロッキー」

「千と千尋の神隠し」
「ドラゴンボール」
「ワンピース」

ドラマでは
「24」
「プリズンブレイク」

etc

例を挙げ出したらキリがないくらい
映画や漫画に組み込まれています。

製作者の視点で自分なら
どのように脚本するかを
考えて観賞すると面白いです。


1:境界を超える(日常から非日常)

  主人公である自分の
  「スタート」地点です。

  課題、目標、使命、天命等を見つけ
  今までの自分の現状を変えていく
  物語が始まっていきます。

  ドラゴンボールで言えば
  孫悟空が修行の旅に
  出て行くところでしょう。

  あるいは起業家として
  新天地に向かって
  突き進んでいく状態です。

  現状と異なる状況になっていくので
  迷い、不安、抵抗、拒否等が生じます。
  

2:最大の試練に向き合う(非日常)

  新しい旅を続けていくうちに
  様々な出会いに遭遇していきます。

  1つの「ターニングポイント」です。

  自分の師匠となるメンターや
  サポートしてくれる仲間

  敵と思われる悪魔あるいは
  内面にある自分自身と
  向き合っていく事になります。

  いずれにしても自分と向き合う事で
  大きな試練を乗り越えて変容します。

  FF4で主人公暗黒騎士セシルが
  試練の山において聖騎士パラディンに
  変容する内容も一致しています。

  前回お伝えした
  『真の障壁は内側にある』
  重なっています。


3:帰還する(非日常から日常)

  新しい旅へ出かけ、色々な人々と出会い
  真の敵に打ち克ち、故郷へ帰ってくる。
  
  つまり「クライマックス」になります。 

  1人の主人公が荒波にもまれながら
  仲間となる人達と合流し

  試練を乗り越えて
  新たな自分へと生まれ変わる

  人生の「サクセスストーリー」です。


全て順調に事が進んで
行く訳ではありません。

それぞれの解釈の仕方によって
ストーリーの見方も変わってきます。

ヒーローズ・ジャーニーは
物語の構成上分かりやすく
共感を呼び感動も生まれます。

土の時代ではある程度上手く
機能していたかもしれません。

風の時代で同じように続くかは
正直何とも言えません。

新しい視点で
変容していくのであれば
ヒロインズ・ジャーニーも
1つの切り口になると思います。

新時代を色々な解釈をして
デザインしていけるように
柔軟性に富んでいきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


P.S.
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