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【毎年合格率100%の極意】「完全オンライン指導」でも、なぜ私の塾生はいつも全員合格するのか【何かある】第0章
1,多忙なときほど色々「降ってくる」
いま猛烈に忙しい。
確定申告の準備で、自分のせいでちょっと色々面倒なことになっているのもあるし、
看護学校受験の方は二次試験・三次試験を受験される方々からの問い合わせ対応で四苦八苦だし、
部屋が取っ散らかってはやく片づけたいし、
そういうときほど、新しいアイデアや、やりたいことや、読みたい本がいっぱい出てくる。
「降ってくる」
という表現がしっくりくる。
私には、私以上に活躍している大学生の長男がいる。彼は大学生で起業家で政治活動家だ。イベントプロデューサーでもある。
ちなみにこの4つの肩書(大学生×起業家×政治活動家×イベントプロデューサー)は、私が大学生時代に背負ってたものであるが、きっと息子はそのことを知らない。言ったことがないから。
でも血のつながりというか、偶然にも全く同じことをしているのが怖い嬉しい頼もしい少しこそばゆい。
長男は、某ベンチャーの有名な(メディアに出まくっている)社長さんの実家に住まわせてもらいながら、面倒をみてもらいつつ、いろんな事業やイベントにも首を突っ込んでいるらしい。
それでも大学生活もちゃんとやっていて、ウチの子スーパーマンやな!と心から尊敬する。まあワシの育てた子やから仕方ないか(調子に乗るな)。
LINEで一枚の写真をもらった。診断書だった。
ADHDだった。
これまで長男の発達障害を疑ったことは一度も無かった。幼稚園の園長先生や小学校の担任の先生から「どう育てたらこんないい子が育つの」と繰り返し同じ質問をされていたので、ちょっと、いや、かなり自慢の息子である。
その自慢の息子が、成人してから「自分のできなさ」に違和感をおぼえ、違和感の正体を突き止めるために、みずから検査してもらった、ということだった。
「診断してもらってスッキリした、医師のアドバイスを受けながら、前向きに捉えて、自分の武器にしていきたい」と。
離婚しているので親権は無いけれど、血のつながりだけは消せない。
私は診断されていない、というか面倒で検査を受けていないだけで、きっと息子に似て(逆だ!)ADHD気質なんだと思う。
多忙であればあるほど、燃えてきて、いろんなアイデアや、やりたいことがポンポン出てくる。
それで今度は何をするかというと、新しい本をつくる。本といっても小冊子のようなものを目指したい。忙しい人でもスキマ時間にサクッと読めて役に立てるようなものを。
それはひとつの疑問から始まる。
2,なぜ「完全オンライン」なのに毎年合格率が100%なのか?
私はいろいろあって、いまは「完全オンライン」の教室を運営している。リアル物件は、もう持たない。従業員も極力雇わない。
どことは言わないけれど、ある日突然家賃が払えなくなったり、給料が払えなくなったりして、受験を目の前にして倒産です、みたいな、そんな大切な仲間を路頭に迷わせるような、そんな経営者にはなりたくないし、自分もそうなりそうな才能があふれんばかりにあるから、もうやらない。
それで、完全オンライン塾を立ち上げて3年目を迎えたわけだけれど、3年連続・合格率100%である。完全オンラインの指導しかやっていないのに、塾生はもれなく全員、第一志望校に合格している。合格率100%なのである。
これにはカラクリがある。
もちろん、そんなうまい話がその辺に転がっているわけではないのだ。
それで、そのカラクリを、あまり言語化してこなかった。
しかし、いま誰かに何かを教える活動をされていたり、あるいは受験生(社会人含む)にとって、
3年連続で、LINEのやりとりだけで、全員が第一志望校に合格したカラクリ
というのは、興味ある記事になるのではないだろうか、と急に「降りてきた」。
3,日々手直しを繰り返しながら、人生をかけて「作品」にしたい。
ところが、こんなの、ちょいちょいっと書けるものでもなかった。
大学生のころ、家庭教師の自営業を始めて、そこから塾経営なども含め受験指導を約30年続けてきた。その経験を簡単にまとめるなど、不可能である。下手をすれば、歴代の生徒たちとの自慢話で終わってしまう危険性もある。
小6のとき国語のテストが60点取れたらいいほうだったのに東大院を卒業した子とか、自衛隊の高等工科学校に10年連続100%合格できた話とか、全国模試1位が1年に4人誕生した話とか・・・自慢ばっかりになるのも怖い。話している私が楽しいだけだ。
でもってその勝因の99%は、本人の資質と努力によるものだ。断言する。
そして、完全オンラインの私の塾も「いまの時点では合格率100%」というだけで、今後はどうなるかわからない。
新たに直前対策コースまで作っちゃったから。
どうなるかわからないのに、何か偉そうにノウハウを公開する、みたいな所業は、その辺のインチキ情報商材屋さんたちと変わらないのではないか?
とも思う。
それでも、自分のやってきたことが、ちゃんと数字として出てきた。そして、そのカラクリを言語化する、ということは、これは自分のためにも必要なことなんじゃないかなと思った。
いろいろうまくいかなくて、苦しんでいるあなたに、お伝えしたいことも実はたくさんある。
note記事やKindleの電子書籍であれば、修正などもその都度できるし、何年もかけて手直しながら、「カラクリ」を言語化できたらと。
比較しちゃダメだけれど、レオナルドダヴィンチは「モナリサ」を15年くらいかけて何度も手直ししていたそうだ。
私の「面接対策本」や「小論文対策本」に加えて、これからつくるこの本も、きっと一生手直しし続ける本になるという予感がある。
4,ひとまずアウトラインだけ作って落ち着く
まずはアウトラインだけをつくる。いきなり本文を書き出さない。おそらく無我夢中で書き始めたら、辞書みたいな分厚さになる。
読者への配慮、という点では、コンパクトにまとめて読みやすくして、要点をきちんとつかめる文章が正しいと考えている。小冊子のようなものを想定している。
いずれにしても、きっと私の一生をかけても「完成」しない作品になりそうだ。ずっと手直しし続けるだろう。だから紙の本ではなく、noteの記事や電子書籍という媒体が似合っているのだと思う。
こうして文章を綴っていると、もう今すぐ全部、みなさんに伝えたくなる。
焦るな。焦るな。
ひとまずアウトラインだけ作って落ち着くとしよう。
序章 運・鈍・根
・スピらないで運をつかむとはどういうことか
・正しい順番は根→鈍→運
・近江商人に学ぶ「3原則」(運鈍根と三方よし)
第1章 正しい努力のしかたが、ある。
・自分に負荷をかけ続けられるじぶんでいるために
・どれだけ倍率が高くてもへっちゃらな人たち
・くじけない自分をどうつくるか
第2章 勝ちかたはいつも『孫子』が教えてくれた
・孫子の兵法に対する世間の誤解
・どの孫子を読むべきか
・SWOT分析と孫子
第3章 【親・教師・講師・コーチへ】寄り添う姿勢とはどんな姿勢なのか
・共感力養成講座(これだけで本ができちゃう)
・傾聴が大事?聞いた風な口きくな(大事なんだけどね)
・距離感と武道における「間合い」について(剣道歴8年・空手歴45年の筆者の主張)
第4章 PDCAサイクル(OODAループについても少し)
・PDCAサイクルとは合理的な試行錯誤の手法である。
・PDCAサイクルの長所短所をちゃんと知る。妄信しない。
・道具には「使いどき」と「使いかた」がある。
第5章 「健康」であることが実は最も重要なのだ
・「健康」であることを誤解してはいけない
・メンタルに効く「3種の神器(技)」
・良質な睡眠の教室
第6章~,結局こういうことなんだ
有料公開(&Kindle出版)
追記
結局行きつくところは「本人の資質と努力」なのだ。では我々「教える人間」は何ができるかって、本人の資質と努力を「最大限に引き出せる」ように、あの手この手で支援することなのだと、20歳から53歳の年を迎えるまで、その一点のみ、ブレることは無かった。
その「あの手この手」を、試行錯誤してきた結果をお伝えしたい。
第1章から第5章までは無料公開、第6章以降は有料公開とさせて頂こう。そして有料記事を読んで頂いた方のみの特典は、やはりマンツーマンでの授業しかない。これ以上に読んで下さった恩返しはないと自負している。
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