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「田無多聞」が人生初めての占いに行ったときの話
当たるも八卦 当たらぬも八卦
あなたは当然、当たる占い師に見てもらいたいですよね。
こんにちは。私のペンネームは「田無多聞」といいます。
東京の田無(たなし)という街にすんでいます。
50歳代の男性です。
自称、「開運アドバイザー」として情報発信をしていきます。
今回は、占いからの学びをご提供したいと思います。
(新宿西口地下道の占い師)
2年位前の話ですが、占い独学修行中の私、田無多聞が人生で初めて占いにいった時の体験談です。
季節は夏の盛りの時期、
場所は東京都庁から新宿西口にのびる地下道を歩いている時でした。
その日は副都心の高層ビルにある資格学校が主催する中小企業診断士一次試験の模擬試験があり、その試験帰りに、ぼーとしながら、前方を眺めると、「占い」の看板がみえてきます。
そこは、ボックス状の2畳位のスペースで、60代と思われる、日本のお母さま風の安心感がある女性の占い師の方がいらっしゃいました。
占いの種類は特に表示してなかったのですが、タロットや占星術とかの西洋系ではなく、私が以前から学んでいた東洋系の占いのような雰囲気があったので、興味を持って立ち止まりました。
料金表も掲示されていて、たしか30分3000円だったとおもいます。
こちらも安心価格かなと思い、即決。
ボックスインしました。
50代のおじさんが、わざわざ占いの館とかに行くのは抵抗がありますが、
通勤で通るようなところに占い師がいると、気軽に立ち寄れていいですよね。
(人生で初めて占ってもらいました)
着席してお金をお支払いすると、
占い師さんが、おもむろにタイマー時計をとりだして30分をセッティングしてスタートボタンをおします。
ここらへんは、マッサージ屋さんと同じシステムなんですね。
そして最初に、私の生年月日を紙に書いて下さい、と来ました。
ムム、四柱推命系の占いかな。
と記入した紙をお渡しすると。
紙をしばらく見ながら思案されています。
そして私の顔をまじまじと見て、不審な顔をされています。
人相見もする方なのかな?
なんか悪い相でも?
ひょっとして、やたら不安にさせる系の占い師?
といやな予感がしたので、それらしき事を私から問い合わせると、
占い師さん
私の生まれ年の1970年は間違いでは?
と、、、、、、、、
うーん、そっちだったのかと。
まだ鑑定に入っていなかったのね。
ようは50代には見えませんけれど、間違っていませんか?
という確認だったのです。
コロナ禍でマスクをしていた事もあり、この時期、やたらと指摘されました。
普通だったら歳より若く見られるとうれしいものですが、この頃は、あまりに頻繁だったのでうんざりしていました。コンビニでビール買うのに免許証をみせて下さいはあんまりですよね。
まあ、鑑定の出だしから凶運ダメ押し系占いでなかっただけ、良しとして、間違いではないことをお伝えして、先に進みます。
占いの鑑定いわく
「あなたは、今年はあまり良い運勢ではないので、新しい事は始めない方がよい。何か大きな買い物をするとか、転職するとかは控えてください。」
というような指摘がありました。
私から、
「そうですか。車を買うのも来年にしようと思っていました。今は資格試験の勉強をしていておとなしくしています。」
と水を向けると、それはいい心がけですね。
そのほうがいいでしょうとのこと。
私は「うーん、やっぱりそうですね。」と心の中で思っていました。
当然なのかもしれませんが、私の四柱推命の見立てと同じなのです。
それから、なにか占ってほしい事はありますか?と言われるので、
ここで思い切って私は白状しました。
「私は占いの勉強をしているのだけれど、将来やっていけますか?」
と、
するとここからは占い師の方、
私が何の占いをやっているのか?
どこで勉強しているのか?
先生はだれなのか?
これからはどこで勉強しようとしているのか?
等々、質問攻めにあい、逐一ご親切にアドバイスをくださりました。
時間はゆうに30分をこえていました。
そして、私の質問への答えは、
「大丈夫。真面目に勉強すれば占いでやっていけますよ」と言って頂けたのはいいのですが、
これって占い? 占い師さんのアドバイス?
と思いました。
最後に、それではあなたがメインでやってる
易(えき)占いで、
あなたの運勢を占ってみますと、
鑑定道具の易占い用の八面サイコロを振ります。
でました。
何ですか? と伺うと、私に結果を伝える前に、
占い師の方から質問が。
「あなたが自分で占った今年の運勢は?」
私、
「山、山の「艮為山」(ごんいさん)です」と
占い師の方がサイコロを取り出して見せてくれました。
占い師、
「同じですよ」
サイコロは、やはり山、山の「艮為山」(ごんいさん)だったのです!
確率は84分の1。
私は「うーん、やっぱりそうですね。」と心の中で思っていました。
占いって、なんだかんだで、必然の偶然の運勢なのだな、と、、、
あたる八卦の、田無多聞でした。