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【保存必須】サッカー未経験ママでも理解できる!サッカー用語集
こんにちは!
かずきです⚽️
サッカー未経験ママに、
サッカーのルールや用語について
どれくらい理解されているのか
アンケートを取ったところ、
なんとこのような結果が出ました…!!
![](https://assets.st-note.com/img/1727534081-ATKRQxuilqJz1Mg3Xdpeb5Ga.png?width=1200)
いまいちわからないと答えた方が34%
ちんぷんかんぷんと答えた方が38%
合わせて実に72%の方が、
サッカーのルールや用語について
自信がないと回答されました🤔
かずき、これを見逃せません!!!
ということで、
・サッカーの試合を見ていてルールがわからない
・テレビでサッカーの試合を見ていて、
わからない単語が出てきた
・子どもが難しいサッカー用語を話している
などの場合にすぐ調べられるよう、
サッカーの用語集を作成しました!!
また、なるべくサッカー未経験のママさんでも
理解しやすいような言い回しで説明しています👏
そして、現在もよく使われるルールや用語に
🔴印をつけました!
この印があるものは、
優先して覚えるようにしましょう!
わからない用語を調べる前に、
まずは公式LINEを登録!
サッカー未経験ママに役立つ情報を
発信しています!
↓の画像をタップでどうぞ↓
![](https://assets.st-note.com/img/1727704245-cqVthDQbexnXWZICi46vHKyY.png?width=1200)
下の目次から調べたい言葉の
頭文字をクリックし、
検索してくださいね😊
【ア】
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156136320/picture_pc_437ade1956f64322ea1df61fce0677b8.png?width=1200)
アイコンタクト
味方同士、声を出さずに目線を合わせるだけで意思の疎通を行うこと。
声を掛け合って指示を出すと相手選手にも聞かれてしまい、戦術がバレてしまうよ!アイコンタクトで意思疎通ができると、戦術バレを防ぐことができます👍
アウェイ
対戦相手の地域のこと。
プロのサッカーチームには、本拠地とされる地域(ホーム)があります。
試合は、本拠地で行う場合と、相手チームのスタジアムに乗り込んで試合を行なう場合があって、この相手チームの本拠地のことをアウェイと言います!相手チームのスタジアムで試合を行なう場合は「アウェイゲーム」と呼ばれていて、普段生活しているホームを離れて試合をするため、勝率が低くなると言われていますね🤔
🔴アウトオブプレー
試合の進行が一時的に中断された状態のこと。ボールがタッチラインやゴールラインを完全に超えたときや、審判がプレーを停止したときに「アウトオブプレー」になるよ!ちなみにこのタイミングで、選手交代やケガ人の搬送などが行なわれます。また、アウトオブプレーの間にも試合時間は進んでいるため、この間に進んだ時間は、アディショナルタイムとして前後半終了後に追加されます👍
🔴アウトサイドキック
足の外側を使ってボールを蹴るキックのこと。比較的近くにパスを出したいときやシュートをしたいとき、ボールをクリアする際にも使われるキックです!足首のスナップを使って蹴るキックなので強いキックではなく、キックの中でも最もボールが飛ばないキックとも言われています💦
しかしその反面、素早いパスを出すことができます⭕️
![](https://assets.st-note.com/img/1727392974-RVHEx8k1e4PpLsBmC6vluUYq.png?width=1200)
🔴アウトスウィング
ゴールから遠ざかる方向にカーブするボールを蹴ること。コーナーキックのときに用いられることが多いです!アウトスィングのコーナーキックの場合、パスの受け手となる味方の選手はシュートしやすいです!理由は、ボールとゴールを同時に見ることができるから。また、敵の守備をしている選手は、ボールは見えるものの、相手選手が死角に入るために、ディフェンスの対応が遅れてしまいます。一方、ゴールに近づくボールはインスウィングと言います🙆
🔴アウトフロントキック
足の外側の甲で蹴るキックのこと。ボールの真下に小指を入れるようにして蹴るとまっすぐ飛び、真下より内側を蹴ることでボールがシュート回転して、大きく曲げて飛ばすことができます!比較的遠くにボールを飛ばせるので、強烈なシュートや、ロングシュート、ロングパス、クリアなどに使われることが多いです👍
(難しい蹴り方なので、蹴れるようになるまで時間かかるよ💦)
![](https://assets.st-note.com/img/1727393346-ePJyc03KwSDN2EpM4sgTzAda.png?width=1200)
🔴アシスト
ゴールを決めた選手に対して直前にパスをした選手に与えられる記録のこと。得点が入ればゴールした選手が目立ち、試合によってはヒーローになりますが、ゴールに至るまでの過程では、アシストの役目はとても重要!ほとんどの得点はアシストがあって成り立つのです🙆
🔴アジリティー
運動能力を表現する要素のひとつです。日本語では、敏捷性、機動力と言う表現が使われますが、「すばしっこさ」というと一番ピンとくるかもしれません😊!比較的体の小さい日本のサッカー選手には、このアジリティーがサッカーをする上で重要な要素となります。体格差のあるヨーロッパの選手を相手にする場合、このアジリティーで勝負する必要があります。ちなみに、走る速度を表すスピードという要素とは意味が違うよ🙅♂️
アップ
ウォーミングアップのこと。または準備運動のこと。準備運動を行なうことで、ケガの防止、試合開始時点からすぐに全力でプレーできるように体を整えることができます。アップの方法は選手によって異なり、ストレッチなどの柔軟をメインにする選手、ランニングで体を温めるのをメインとする選手もいます。いずれの場合でも、最終的にはボールを使ったアップを行なうのが基本です。アップに時間をかける選手程、ケガをしにくいと言われてます!
🔴アディショナルタイム
サッカーの試合中に追加される時間のことです。サッカーの試合では、ボールが外に出たり、ファウルでプレーが止まった時にも試合時間は過ぎていきます。その間の時間を計り、おおよその時間を前後半がそれぞれ終了したあとに追加します。昔はロスタイムと呼ばれていましたが、世界的な流れによって、アディショナルタイムと呼ばれるようになりました!このアディショナルタイムに劇的な場面が生まれることも多く、とっても盛り上がるのでサッカーの醍醐味のひとつとされています😊
🔴アドバンテージ
もし攻撃側のプレーヤーがファウルを受けて倒れても、チームの攻撃が続いていて止めない方がメリットになる場合は、そのままプレーが続行されるというルールです!試合中には相手の攻撃を止めるために、意図的にファウルをすることがありますが、こう言った行為を防ぐために、わざとファウルを取らないようにして、攻撃側のプレーを続行させます。それによって、悪質なファウルを防ぐことができます⭕️
🔴アプローチ
ボールをキープしてる相手選手に、ボールを奪おうと近づいてディフェンスすることを言います!アプローチはサッカーのディフェンスでとっても重要!アプローチをかけ続ければ、相手選手のミスを誘うことができます🙆♂️
自分たちのゴールを守るため、ボールを奪うためにはアプローチが必須です⚠️
アーリークロス
敵陣深くまで攻め込んだ位置からでなく、相手の陣地の浅い位置からクロスボールを上げることです。相手のディフェンスラインが高い位置にあったとき、相手ディフェンスが自分のゴール方向に走っている場合にアーリークロスが有効です。これによって、早い段階で味方フォワードにパスをすることができます👍
アンカー
アンカーとは、ミッドフィールダー(MF)の一番後ろかつディフェンダー(DF)の前にいて、主に守備を担当するポジションのことを言います。アンカーは守備を最優先し、インターセプトやプレッシングなどを行なうため、スタミナが重要になります🤔豆知識ですが、日本代表は2010年のワールドカップ南アフリカ大会において、アンカーシステムを採用することでベスト16まで勝ち進みました👏
【イ】
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🔴イエローカード
イエローカードとは悪質なファウルに対する警告を示すカードのことで、同選手が2枚提示された場合は退場となり、次の試合には出られなくなります。イエローカードを1枚提示された選手は、2枚目のイエローカードが出た時点で退場になるため、積極的な攻撃や守備ができなくなります🤔
そのため、相手チームはイエローカードをもらっている選手がいるポジションを攻めることで、試合を有利に進めることができます!
1.5列目
サッカーには主に攻撃を担当する「フォワード」、攻守両面を担当する「ミッドフィールダー」、主に守備を担当する「ディフェンダー」、そして唯一ボールを手で触れる「ゴールキーパー」が存在し、フォワード→ミッドフィールダー→ディフェンダーの順に「1列目」「2列目」「3列目」と例えられることがあります。1.5列目とはミッドフィールダーの中でも攻撃に重きを置いている人のことで、フォワードと同等の攻撃センスが要求されます!1.5列目に該当する選手がいる場合、相手ディフェンスの注意を1列目のフォワードが引き付け、1.5列目のミッドフィールダーがパスを受けシュートを打つ、と言った戦術を取ることができます👍
🔴インサイドキック
インサイドキックとは、足の土踏まずの部分でキックすることを言います。インサイドキックは、正確なコントロールが必要な際に向いているため、パスで多用されます。インサイドキックでパスを出すことで、ラストパスやスルーパスの精度あがるため、得点に絡むプレーでは非常に重要になります。また、ペナルティーキックの際にインサイドキックを用いることで、ゴールの隅を正確に狙うことができます!
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🔴インスウィング
インスウィングとは、ゴールに近づく方向にボールの回転によって曲がるキックを指します。インスウィングはゴール方向にボールが飛ぶので、得点が入る可能性が高いキックと言われています!また、コーナーキックで使われるインスウィングは、インスウィングコーナーとも呼ばれます。一方、ゴールから遠ざかるボールは、アウトスウィングと言います。
🔴インステップキック
インステップキックとは、足の甲でボールをキックすることです。シュートするときは、基本的にインステップキックが使われます。インステップキックはボールを強く蹴ることに向いていて、とても強いシュートを蹴ることができます👍また、ゴールキックの際にもインステップキックが使われます。インステップキックは、ボールを最も遠くへ飛ばすことができます!
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🔴インターセプト
インターセプトとは、相手のパスを奪うプレーです。バスケでいう「スティール」と同じです!また、パスカットとも呼びます👍インターセプトは、守備から攻撃へと転じる重要な起点となるため、カウンター攻撃につながりやすいという特徴があります!インターセプトを成功させるためには、相手の選手の動きを観察し、パスのコースを予測する必要があるため、賢い選手じゃないとできません⚠️
🔴インテンシティー
プレーの強さ、激しさ、集中力を意味します。スピーディーで激しくぶつかり合うような試合のことを「インテンシティーが高い試合」と言います!
🔴インフロントキック
インフロントキックは、フリーキックやシュートで使用されるキックです。つま先とインサイドキックの中間にある位置で蹴ることで、これによって、上手くカーブをかけることができます。フリーキックの名手はインフロントキックを上手く使うことによって、カーブをかけて壁の外からゴールをする、という技ができます。
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【ウ】
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🔴ウイング
ウイングとはサイドに位置するフォワードのことです。日本代表でいう三苫薫選手、伊藤純也選手、堂安律選手、久保建英選手などです!
最近は、サイドハーフのことも、ウイングと呼ぶことがあります!ウイングの役割はサイド攻撃をして、クロスを上げたり中央にドリブルしてシュートを決めること。
ウイングの選手に求められる能力は、スピード、加速力、スタミナ、シュート、そしてパス。つまり攻めに必要なスキル全般です。能力の高い選手をウイングに配置し、ボールを集めて、ドリブルでボールを運び、ラストパスをさせるという戦術が現在の主流です。
🔴ウイングバック
ウイングバックとは、3-5-2や3-4-3など、3バックのときに、中盤のサイドに位置するポジションのことを言います。守備をするときには、サイドバックのような役割をしてサイドの守備をして、攻撃のときにはウイングの役割をしてサイドアタックを仕掛けます。試合中何度もダッシュするのでとてもスタミナがいりますし、ディフェンス能力、ドリブルやセンタリングが上手くないと務まりません🙅♂️
ウェッジコントロール
ウェッジコントロールは、自分の足の裏や、インサイド、アウトサイド、すねなどを使って、地面にボールを押さえ付けるようにしてコントロールする手法です。ウェッジコントロールはサッカー競技において基本的な技術であるため、どのような状況でも使いこなせるよう練習しておく必要があります。ウェッジコントロールが上達すれば早い展開でのパス回しが可能になります。
🔴裏(ウラ)
サッカー用語として使用されている「裏」とは、守備をするディフェンダーとゴールキーパーとの間のスペースのことを言います。攻撃をするときは、このスペースに上手くボールを出すことができれば、得点に結び付けることができます!逆に守る側のディフェンダーは、裏をいかに守ることができるか、スペースを作らないようにするかが大切になってきます。サッカーの試合ではよく聞く言葉で、裏を抜ける、裏に走りこむ、などのように使われます。
【エ】
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エンド
エンドとは、陣地という意味です。自陣の場合は、自分のエンド、相手陣地の場合は、相手のエンドと言います。ハーフウェイラインを境に互いのエンドが決まります。試合開始前には、コイントスをして、どちらのエンドで始めるかということを決定します。コイントスに勝った方に決定権があります。ハーフタイムには強制的にエンドを変えます。エンドを選ぶ際に重要なことは、風下、風上のどちらを選ぶかと言う点と、日差しがある場合はゴールキーパーにとって見えやすい方を選ぶと言う点です。
エースキラー
エースキラーとは、相手チームの得点力が高い選手、パスの供給源となり攻撃の起点となる司令塔を徹底的にマークする役割のことです。相手チームの要となる選手をマークするため、粘り強さのある選手でなければエースキラーは務まりません。エースキラーが徹底的にマークして、相手チームのフォーメーションを崩すことができれば、試合を有利に運べると言ったメリットがあります。
【オ】
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🔴オウンゴール
オウンゴールとは、誤って自陣のゴールにボールを入れてしまうことを指します。オウンゴールは激しいディフェンスの結果、偶然ゴールに入ってしまうと言ったケースがほとんどです💦オウンゴールが起きやすいシチュエーションとしては、自陣のゴール前で激しくボールを奪い合った際、ディフェンダーなどの選手の体にボールがあたってしまい、結果としてオウンゴールとなるケースが多いようです。
オフェンシブ・ハーフ
オフェンシブ・ハーフとは、フォワードの後ろに位置して、フォワードにラストパスを出したり、自らドリブルをしてシュートをする、とても攻撃的なポジションのことです。4-5-1のフォーメーションの場合では、1トップの後ろに位置して、1トップのポストプレーを受けてウイングにパスをしたり、1トップにスルーパスを出すなどの、得点に直接かかわるプレーをするため、高い能力が必要となります。
🔴オフサイド
オフサイドとは、攻撃側の待ち伏せを禁止するためのルールです。攻撃側の選手はパスを受けるとき、自分がいる場所から相手ゴールまでの間に、相手チームの選手がキーパーを含めて2人以上いる必要があります。
オフサイドトラップ
オフサイドトラップとは、相手チームの選手をオフサイドポジションに誘い込むことで、相手チームにオフサイドの反則を取らせるプレーです。相手がパスを出す瞬間にディフェンスラインを少し引き上げ、パスを受ける相手をオフサイドポジションに置き去りにして、オフサイドにするというやり方が一般的です👍オフサイドトラップが失敗した場合は失点の可能性が高まるため、非常にリスクの高い戦術と言えます。
オフサイド・ポジション
オフサイド・ポジションとは、オフサイドが成立する場所に選手が立っている位置のことです。オフサイド・ポジションには、「対象となる選手が相手の陣地内にいる」、「対象となる選手がパスを受けた際、ボールよりも前の位置に立っている」、「相手チームの、キーパーを除くゴールに近い選手よりもゴールに近い場所に立っていること」の3つの条件が必要になります。オフサイドについて判定が難しく、判定結果でもめることがあります。
🔴オフ・ザ・ボール
ボールを持っていないときの動き方のことをオフ・ザ・ボールと言います。ボールを持っている選手に対するサポートのために近づいたり、パスを受けるために走りこんだり、どこにパスが来るのかということを予測してそこへ動くなどですね!攻めているチームでは、ボールを持っている選手が1人、持っていない選手が10人います。この10人の選手がどんな動きをするかがゴールを決めるうえでとても重要になってきます!
オブストラクション
オブストラクションとは、相手のボールを奪う動作をせず、タックルなどで相手の行動を妨害する反則を指します。相手のプレーを妨害する反則です。
オーバーヘッドキック
オーバーヘッドキックは、空中に上がっているボールを、蹴る先に背を向けた状態で体を後方に倒し、頭越しに蹴ることです。よくサッカーアニメのシュートシーンで見ますが、実際はアクロバティックで危険なプレーなので、頻繁に行なうプレーではありません🙅♂️また、欧米ではバイシクルキックと呼ばれています。
🔴オーバーラップ
オーバーラップとは、後方のディフェンダーが前方へ上がって攻撃に参加することです。オーバーラップによって、攻撃の層を厚くすることができます。しかし、相手チームにボールを奪われると、薄くなったディフェンスを突かれてカウンターを受ける可能性があります💦そのため、オーバーラップを行なうときには使いどころを見極める必要があります。オーバーラップを有効に使うことで、多様な攻撃方法を展開することができます!
🔴オープン
オープンとは、各選手間の距離が離れている状態のことを言います。主に試合終盤の運動量が落ちてきた頃に見られる状態です。「オープンな展開」と言ったりもします。オープンではない時に比べ、楽に相手ゴール前までボールを運ぶことができます。
オープンスキル
オープンスキルとは、相手プレーヤーがいる場合や、プレッシャーがある場合など実践に近い形で発揮される技術のことを指します。オープンスキルは、実践において重要視される能力です。一方、クローズドスキルは、自分の思い通りにボールを扱うことができる技術を意味します。クローズドスキルは一人で練習することができますが、オープンスキルを磨くには複数のプレーヤーがいなければ成り立ちません。実戦形式の練習は、オープンスキルを高める上で役に立ちます。
オンサイド
オンサイドは、フィールドプレーヤーが、プレーをしても良いスペースのことです。スローインなどサイドライン近くでプレーをすることも多くあります。
オン・ザ・ボール
"オン・ザ・ボールは、プレーヤーがボールを保持している間の状態を意味します。サッカー競技では、プレーヤーがボールを保持する時間ははるかに短いため、オン・ザ・ボールでどのような行動を行なうかが、試合の成果を大きく左右します。また、オン・ザ・ボールの対極にある、ボールを持たない状態であるオフ・ザ・ボールでのプレーヤーの振る舞いも重要です。 オフ・ザ・ボールの状態で、どのようにボールにアプローチするか、あるいは味方プレーヤーを支援するかの選択が重要です。
【カ】
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🔴カウンター
カウンターとは、相手からボールを奪ったら一気に前線にパスして、ゴールを狙うという戦術です。守りをがっちり固めて素早く攻めることですね。弱いチームが強いチームに勝つためには、このカウンターが欠かせません。
「カウンターアタック」や「カウンター攻撃」とも呼ばれます。
🔴カバー
カバーとは、簡単にいうと仲間同士でフォローし合う、支え合うプレーのこと全般を言います。カバーリングとも言います。具体的には、味方選手の背後を守ったり、抜かれてしまった後に助けにいって代わりに守ることなどです!
壁パス
壁に当てたボールが跳ね返ってくるように、パスを送った相手から、素早くパスを返してもらうパスを壁パスと言います。ワンツーパスとも呼ばれています。うまくいけば敵を翻弄できるのでとても有効な攻めとなります!
🔴かぶる
サッカーでかぶるとは、ポジションが重複するという意味で使われます。試合中だと、気づかないうちに味方選手とポジションが重なってしまことがあります。
あとは、浮いているボールをヘディングしようとしたにも関わらず、目測を誤って自分の頭上を通過してしまうことも「かぶる」と言ったりします。
🔴間接フリーキック
間接フリーキックとはゴールに直接ボールを蹴り込んではいけないフリーキックのことです。対になる言葉として直接フリーキックというものがあり、直接フリーキックはその名の通り直接ゴールに蹴り込んで良いフリーキックです。直接フリーキックの方が有利なことから想定できるように、直接フリーキックは間接フリーキックより悪質なファウルが行なわれた場合に与えられます。
【キ】
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キッカー
キッカーとは主にフリーキックを蹴る選手のことです。コーナーキックやゴールキック、ペナルティキックの場合も、それを蹴る選手がキッカーと呼ばれます。キッカーは重要な役割で、ゴールに近ければ得点のチャンスにつながります。キッカーに求められることは、強いシュートを撃つためのキック力、正確なキックをするためのボールコントロールです。
キッキング
キッキングとは、相手選手を故意に蹴る反則のことです。キッキングの反則を取られると、相手選手にフリーキックの権限を渡してしまうことになります。また、故意でなくともボールの奪い合いになると足がぶつかってしまい、反則を取られる場合があります。
キック
キックとは、ボールを蹴ること全般を指します。キックは目的に応じてシュートやパスと言われるようになります。
例:あの子、右利きなのに左足のキック上手だね(左足のシュートもパスも上手だね)。
🔴キックオフ
キックオフとは、サッカーの試合の開始を意味する言葉です。キックオフはボールをセンターサークルの中心のセンターマークに置き、キックオフする側の選手が触った時点で試合開始です。昔、ファーストタッチは相手エンドに蹴らなければいけませんでしたが、現在はルールが変わって直接自陣に蹴っても良いことになりました。
キックミス
キックミスとは、パスやシュートをミスすることです。キックミスをしてしまうことによって、せっかくのチャンスを潰してしまったり、ピンチを招くことが少なからずあるので、ポジションに関係なくキックミスを少なくすることがチームの勝利につながります。ちなみに、キックミスをしないコツは、練習のちみ重ねとメンタルのコントロールです!
🔴ギャップ
ギャップとは、相手チームのディフェンダーとディフェンダーとの間にできる隙間のことを意味します。このギャップにいる選手にパスを通せると、相手のディフェンダーはすぐボールを奪うことができないため、チャンスにつながります!
キャプテン
サッカーチームのキャプテンとは、日本では主将とも呼ばれ、チームをまとめる重要な役割を担う選手のことを言います。公式的な役割としては、キックオフやPK(ペナルティキック)戦前のコイントス、チームを代表して審判とのコミュニケーションをとることなどがありますが、それ以上にメンバーを支え、チームをうまくまとめることが重要です👍
キーパー
キーパーは、敵チームの攻撃からゴールを守るポジションです。唯一手を使うことが許されています。恐怖心や緊張の中でゴールを守るキーパーは、メンタル面においても高い能力を要求されるポジションです。
キーパーチャージ
キーパーチャージとは、ゴールキーパーに対する不正なチャージのことを指します。ただ、もう現在は適応されていないルールです。昔は相手チームのゴールキーパーに接触した場合は、キーパーを守る意味合いでキーパーチャージとして反則を取られていました。その後ルールが改訂され、キーパーチャージはファウルチャージに含まれることになり、キーパーチャージという反則は削除されました。そのため、今日ではファウルチャージと呼ばれています。
🔴キープ
キープは、ボールを相手に取られないようにするプレーのことです。キープの能力が高い選手は相手側のディフェンスに近づかれても容易にボールを取らせず、振りきったり、味方にパスすることができます。
【ク】
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🔴くさび
くさびとは、前線の選手に縦パスを送ることを指します。相手のディフェンスを崩す(二分する)という意味で使われます。語源は、木材に割れ目を入れる道具である「楔(くさび)」となっています。
クッションコントロール
クッションコントロールは、空中に浮いたボールに対して、体をクッション代わりにして受け止め、足元にボールを落とすことです。クッションコントロールによってボールが持つ勢いを抑えて、自分が扱いやすい状態にすることができます。
🔴グラウンダー
グラウンダーとは、ボールを浮かさず地面に這わせるように蹴ることです。パスを受ける選手は、浮いて飛んできたボールを止めるよりも転がってきたボールを止める方が簡単です。ですので、サッカーは基本的にグラウンダーのパスが多いのです👍
🔴クリア
一時的に、自陣のゴールからボールを遠く離すために大きく蹴り出すことを言います。また、守備体系が整っていない時に一旦ボールを外に出し、流れを止めて守備を整えるプレーのことも言います。
🔴クロス
クロスとは、フィールドを横切るように斜めに横切るパスのことです。フィールドのサイドから、ゴール前やペナルティエリア内を狙って出すロングパスを指します。昔は、センタリングと呼ばれることが多かったです。
クローズド・スキル
クローズド・スキルとは、サッカーの技術面での名称で自分の思い通りにボールを扱える技術のことを意味します。ドリブル、パス、シュートやリフティングなどがそれにあたります。一方、オープン・スキルとは、試合の状況に応じて的確なプレーを選択することができる判断力のことです。前者の練習は一人でも行えるのに対して、後者の練習は複数の選手がいないとできません。サッカーの試合で勝つにはこの両方のスキルを身に付けていないと対応することはできないので練習が必要です。
クロスオーバー
クロスオーバーとは、二人の選手が互いに逆サイドに走りながら交差することです。このクロスオーバーによって、相手のマークを振り切ったり、ドリブルの際に味方同士でのボールの受け渡しなどを行なうことができます。クロスオーバーは、相手チームを撹乱するための攻撃方法です。
🔴クロスバー
クロスバーとは、ゴールポストのうち、左右のポストをつないでいる横向きのバーのことを言います。
【ケ】
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警告
サッカーにおける警告は、試合中に選手が反則した場合、審判からイエローカードで明示されます。ファウルが悪質なものであれば一発退場となりますが、イエローカードの場合は、2枚出た時点で退場となるため、1枚目は警告を意味します。
🔴削る
削るとは、相手選手にぶつかる際に意図的に激しく当たり、ときにはケガをさせることです。削られた選手はケガをしたり、ケガを恐れて消極的になるため、思うようにプレーができなくなる場合があります。
【コ】
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コイントス
コイントスとは、チームが試合の前半に攻めるゴールと、試合開始のキックオフを行なうチームを決定するためのコイン投げのことです🪙。コイントスを行なう際には、対戦するチームのそれぞれの代表者に、コイントスによる結果が表か裏かを予想してもらう方法があります。その他にも、主審がそれぞれのチームに表か裏を振り分ける場合もあります。主審がコインを回転するように親指で弾き、地面についたときにコインの出た面で、表から裏かを判断します。
交代
交代は、プロの公式戦に関しては5人まで認められていますが、ジュニアでは大会ごとにルールが異なります。基本的に、一度交代してベンチに戻った選手は試合に戻ることはできません。どのタイミングで選手交換を行なうかは試合の展開によって変わるので、監督の判断が重要になります!
🔴コーナーキック(CK)
コーナーキック(CK)とは、ゴールラインを守備側が割ったときにコーナーからキックできるというものです。コーナーキックは高い確率で得点にもつながるため、攻撃側にとって非常にメリットの高いプレイになります。コーナーから上げられたパスをヘディングで合わせたり、低く早いパスを出しシュートでゴールを狙います。
コーナーフラッグ
コーナーフラッグとは、各コーナーに置かれているフラッグ(旗)のことを指します。このコーナーフラッグは、高さ1.5m以上の先が尖っていないものと定められています。コーナーフラッグは、ボールがラインを割った際に、コーナーキックとなるのかスローインとなるのかの判断をするための基準となります。ちなみに、このフラッグに当たってボールがピッチ内に戻った場合はインプレー(ボールが出ていない)となり、ゲームは中断されません。
ゴール
ゴールとは、サッカーに使う用具で、一般的にサッカーゴールと呼ばれています。2本のポストと、ポストとポストの間を結ぶクロスバーがあり、ボールをシュートする部分にはネットが張られています。ポストの高さは2.44m、2本のポストの間は7.32mという決まりがあります。
ゴールセレブレーション
ゴールセレブレーションとは、ゴールを決めたあとに行なうパフォーマンスの総称です。選手の中には、何連続もの宙返りをして喜びをアピールしたり、チームメイトとダンスをする選手もいます。試合とは直接関係のないものですが、ゴールを決めた喜びを選手が表現することによって、サポーターは大いに盛り上がり、試合が華やかなものになります。
ゴールキック
ゴールキックとはゴールエリア内からゴールキーパーがキックインすることです。相手チームが触ってゴールラインから出た場合に、ゴールキックが行なわれます。ルール的にはキーパー以外が蹴っても大丈夫です!
ゴールキーパー
ゴールキーパーとは、サッカーのポジションのひとつで、ゴール前に配置され、相手からゴールを入れられるのを防ぐのが主な役割です。また、チームの中で唯一ペナルティエリア内で手を使うことが許されている特殊なポジションです。他のポジションと比較して運動量が少なく全体を見渡すことができるため、ディフェンダーのみならず、チームすべての選手の指示を出す役割も担っています。
ゴールゲッター
ゴールゲッターとは、点取り屋のことを指します。ゴールの決定力が高い選手を指し、多くの場合フォワードの選手が該当します。ゴールを決めることができなければ試合には勝てないため、ゴールゲッターはチームにおいて極めて重宝される存在です。ゴールゲッターと呼ばれる選手はゴールにつながるプレーに対して俊敏に対応し、絶妙なポジショニングでゴールを量産します。また、ゴールゲッターはストライカーとも呼ばれます。
ゴールサイド
ゴールサイドとは、ハーフラインを境界線にして各チームが守るゴール側の場所のことを指します。
ゴールポスト
ゴールポストとは、サッカーのゴールを形成する両側のポールのことを指します。垂直に立った左右のゴールポストの一番上をクロスバーが結び、ゴール枠内前面のゴールマウスを構成しています。サッカーの場合、左右ゴールポストの間隔は7.32m、高さは2.44mと規定されています。ゴールポスト自身及びクロスバーの太さは12cmと規定されている。また、色は白で、断面の形状は円、楕円、正方形、長方形いずれも可能です。
ゴールライン
ゴールラインとは、ゴールのサイドポスト同士をつなぐ、延長線上に引かれるラインのことです。ゴールの枠内で、ゴールラインの内側にボールがすべて入ればゴールになります。ゴールラインからボールが出たときに、相手チームが触っていればゴールキックとなり、自分のチームが触っていればコーナーキックになります。
コーン
コーンは、サッカーの練習に用いられる円錐状の道具です。コーンを等間隔に数個配置して、その間を縫うようにドリブルを行なうことでボールタッチを鍛えることができます。また、2つのコーンを用いてその頭頂部をつなぐように専用のバーを使えば、即席ゴールを作ることができます。即席ゴールはミニゲームに用いられることが多く、手軽に実践的な練習ができるためサッカーの練習ではよく使用されます。
🔴コンタクト
コンタクトとは「接触」と言う意味で、これは選手と選手の身体的接触のことを表します。2人の選手が激しくぶつかり合うとき、「激しいボディコンタクト」と表現されたりします。
🔴コンパクト
サッカーにおけるコンパクトとは、味方同士が分散することなく、ポジショニング(位置取り)を近くにすると言う意味です。フォーメーションをコンパクトにすることによって、ショートパスをつなぎやすくなります。また、味方同士の距離が近いので、すぐにサポートやカバーにいけるというメリットがあります。
【サ】
![](https://assets.st-note.com/img/1727620880-NrR4KYfxLEaPU1uewFpktGy0.png?width=1200)
🔴サイドアタック
サイドアタックとは、サイドを利用した攻撃をする戦術のことです。フィールドの両サイドは基本的に選手が少ないため、スペースも空きやすく、ディフェンダーからのプレッシャーも少ないと言われています。片方のサイドで攻撃をしていると片方が空き、両方のサイドを使っていると中央のスペースが空きやすくなります。このように、スペースを上手く利用してサイドアタックをすることで、ボールをゴール付近へ近づけていきます。
🔴サイドチェンジ
サイドチェンジとは、ボールのあるサイドから、逆のサイドへパスを送ることです。ボールがあるサイドには選手が集まる傾向があり、一方のサイドは空白になります。そのため、逆のサイドにボールを送ることによって攻撃の流れを変える戦術です。
サイドネット
サイドネットとは、サッカーで使用するゴールネットの名称のひとつです。サイドネットの名称通り、ゴールネットの側面にあるネットの部分を指します。テレビなどのサッカー解説などで、サイドネットを揺らすという表現が用いられる場合がありますが、この場合はゴール正面にボールが入ったのではなく、左側、右側からななめにゴールが入ったときに使われる言葉です。
🔴サイドハーフ
サイドハーフとは4-4-2や4-5-1のときにサイドに配置されるミッドフィールダーのことです。ハーフとは、ディフェンスとフォワードの中間という意味です。ハーフというだけあって、攻撃の他にも守備にも参加する必要がありますから、スタミナが重要なポジションです。
🔴サイドバック
サイドバックとは、4バックのフォーメーションの際、左右に位置してサイドの守備と攻撃の両方を担うポジションです。サイドバックは走行距離が長いポジションのため、90分走り続けることができる体力がなければ務まりません。他にもスピードと突破力があり、クロスの精度も高く、なおかつディフェンスの能力が高くなければなりません。相手の陣地まで行ってクロスを上げ、自陣に戻り守備をすると言ったような、常に動き続けることが必要なポジションです。
サポーター
サポーターとは、選手やチームを応援する人達のことを指します。試合中はチームを活気付けるために、大人数でチームのテーマソングや独特の掛け声を使って応援しています。
🔴サポート
味方を助ける動き全般をサポートと言います。例えば、味方のパスを受けやすい位置に移動したり、スペースに走りこんだりと言った動きは、すべてサポートの動きです。
サード・オブ・ザ・ピッチ
サード・オブ・ザ・ピッチとは、グラウンドを3分割する考え方です。通常はアタックゾーンであるアタッキングサード、ミッドフィールダーなどの中盤エリアであるミドルサード、守備的ゾーンであるディフェンディングサードという分け方で戦術を考えます。
ジャンピングヘッド
ジャンピンヘッドは、高めに浮いたボールをジャンプしてヘディングすることです。
【シ】
![](https://assets.st-note.com/img/1727620918-9HyaMVZkT2OBP07KSXgwhblU.png?width=1200)
主審
主審は審判の中で最も大きな権限があり、競技規則の範囲におけるすべての権限を有します。試合中主審のみでは確認できない場合(オフサイドなど)、また主審が見逃した際などに副審が補助的に判定をします。主審は様々な判定の最終決定者です。
守護神
守護神とは、鉄壁のセーブ率を誇るゴールキーパーを讃えた言葉です。サッカーは決定力のあるフォワードが重要ですが、同時に最後の砦であるゴールキーパーも鉄壁であることが必要です。
🔴シミュレーション
シミュレーションとは、ファウルが無いのにもかかわらず選手自ら倒れこむことによって相手選手のファウルに見せかける行為のことを言います。審判がこのシミュレーションを見抜いた場合、この審判をあざむこうとした選手はファウルをとられ、イエローカードなどの警告が出されることが一般的です。
シュート
ゴールに向かってボールを放つことをシュートと呼びます。シュートの方法には、足でボールを蹴るキックや、頭にボールを当ててゴールを決めるヘディングという方法が一般的です。また、シュートを打つ位置や距離によってもミドルシュートやロングシュートというように名称が変化します。
シュートレンジ
シュートレンジとは、シュートを決めることのできる範囲のことを指します。選手毎にシュートレンジは異なり、限りなくゴールの近くからでないとゴールを決められない選手はシュートレンジが狭く、遠くからでもゴールを狙うことのできる選手はシュートレンジが広い選手と言えます。
ショートコーナー
ショートコーナーとはコーナーキックのときに直接ゴールに向かってクロスを上げず、コーナーの近くにいる味方にパスを出すことです。ショートコーナーの特徴としてはリズムや陣形を壊してから中にパスを出すことでゴールチャンスを生みだします。
ショートパス
ショートパスとは、近距離でパスを出すことです。ショートパスは、高確率で味方選手にパスを回すことができます。ロングパスは、一気に相手のゴール前までボールを運ぶことができますが、正確性に欠け、相手にボールを奪われる可能性も高くなります。ショートパスを数回つなげばスピーディーなボール運びができるため、ディフェンダーを翻弄し、得点のチャンスを生み出すことができます。
🔴ショルダーチャージ
ショルダーチャージとはその名の通り、自分の肩を相手の肩にぶつけて、相手のバランスを崩すためのプレーです。正しく肩をぶつければ正式なプレーとして認められていますが、肩以外の場所にぶつけたり、ショルダーチャージをされた相手が倒れるとファウルと見なされることもあります。
シンガード
シンガードとは、サッカーをプレーする際に身に着けるすね当てのこと。レガースと呼ばれることもあります。シンガードを着けずにすねを蹴られると、大怪我につながります。
審判
11人制で行なわれるサッカーの試合は4人の審判を配置します。その内訳は、主審一人、副審二人、第四の審判が一人です。コートの中で判定を行なうのは主審一人だけとなります。副審二人は、フィールド上の両サイドに一人ずつ配置されます。第四の審判は、いずれかの審判がケガなどにより職務が行なえなくなったときの交代要員であり、通常は選手交代やロスタイムの際のボードを掲げることが主な仕事となっています。
【ス】
![](https://assets.st-note.com/img/1727620960-1PYHQRlXz09OKFsdiW7teV6h.png?width=1200)
🔴スイーパー
スイーパーは、ディフェンスの中のポジションのひとつです。相手の攻撃をスイープ(お掃除)することからスイーパーと名付けられました。役割は特定の相手をマークせずに、他のディフェンダーをフォローします。一方、攻撃に積極的に参加するスイーパーのことをリベロと呼びます。
スクイーズ
時間をかけたパス回しから、次第に間合いを詰めて、相手側にプレッシャーをかけていく攻撃法をスクイーズと言います。特にゴールに近い位置でこれをやられると、守備側にとってこれ程迷惑なものはなく、防戦一方に追い込まれます。ここで立て続けに、シュートを打つことができれば、シュート決定率は高くなります。
スクエアパス
スクエアパスはフィールドを横切るパスを意味し、横パスとも呼ばれます。ディフェンスラインでパスを回すときや、サイドチェンジなどで攻撃を組み立て直す際に使われます。ただし、スクエアパスは相手プレーヤーにボールを奪われる確率が高いため慎重に行なう必要があります。
スクリーニング
スクリーニング(screening)とは、スクリーン(screen)が「遮蔽」「障壁」の意味を持つことから、相手選手とボールの間に自分の身体をいれて、相手の守備を防ぎ、ボールを奪われないように相手からボールを見えにくくする技術のことで、ボールをキープする基本的な技術です。シールディング(shielding)とも言います。
スターティングメンバー
スターティングメンバーとは、試合前に決める、最初から試合に出場するメンバーのことです。略してスタメンです。基本的に、スターティングメンバーにはそのチームにとって1番上手い選手を選び出すことになります。
スタンディング・タックル
スタンディング・タックルとは、上体を起こして立ちあがった状態で、ボールを保持する相手選手に対し行なうタックルです。肩を使ったタックルは、ショルダーチャージとして認められている行為ですが、当たる方向や場所によっては、ファウルと見なされる場合もあります。スタンディング・タックルは、ボールを競り合う際に多用されます。
スタンディング・ヘッド
スタンディング・ヘッドは、ヘディングの一種で、最も基本的なものです。スタンディング・ヘッドでは、上体を起こして立った状態で、両足を地面に付けて行ないます。両足は肩幅に広げて立つか、あるいは両足を前後に開いて立ちます。
ストッパー
ストッパーとはディフェンスのポジションのひとつで、相手のフォワードの選手をマンツーマンでマークして、自由にプレーをさせないポジションとなります。主にディフェンスの両サイドに位置されているポジションです。必要とされる選手はドリブルで相手に抜かれない、クロスを上げられたときの空中戦で競り負けないフィジカルを持つといった対人能力が求められます。
🔴ストライカー
ストライカーとはフォワードのことであり、フォワードの中でも特にゴールを決める役割を担っている選手のことを言います。ストライカーに必要なことは、屈強なフィジカルと、ジャンプ力、相手に当たり負けせずにポストプレーができるキープ力、ゴールを奪えるシュートのうまさ、ケガをしない耐久性が挙げられます。
ストライキング
ストライキングとは、相手選手を殴ったり、または殴ろうとする行為です。反則を受けたチームの直接フリーキックから試合が再開します。相手チームの選手が近くにいるときは、故意でなくても手を振り上げたときやドリブルをしている最中などは特に接触する機会があります。そんなときストライキングを取られてしまうことがあります。また、故意にストライキングをやった場合に審判に見つかったら即イエローカードが提示されます。悪質なプレーの場合はレッドカードをもらい、退場させられる可能性もあります。
すね当て
すね当てとは、足を保護するための用具です。サッカーはボールを蹴るスポーツのため、間違えて相手選手やチームメイトの足を蹴ってしまった場合にケガをしないようにするために着用します。シンガードとも呼ばれます。
スピッティング
スピッティングとは、相手プレーヤーにつばを吐きかける反則のことです。スピッティングをすると、相手プレーヤーに直接フリーキックが与えられ、イエローカードが提示されます。また、悪質な場合はレッドカードで一発退場となってしまう場合もあります。
🔴スペース
スペースとは、自由に行動できるエリアのことを言います。スペースを作る、と言った使い方や、敵にスペースを与えない、と言った具合に使われます。自分のチームが攻撃中の際には、スペースを広げてパスを出しシュートに繋つなます。また、逆に自分のチームが守備に回った場合には、相手にスペースを与えないように味方同士が連携して動き、パスやシュートを防ぐことが重要になります。
スライディング・タックル
スライディング・タックルとは、体を地面と平行に滑らせ脚でボールを捕りに行くタックルで、相手選手の独走を止めるときなど、いざというときに頼りになるプレーです。このプレーは基本的に正面からの攻撃であること、ボールに直接タックルをすることが前提になります。これらを守らない場合はファウルになり、悪質な反則としてカードが提示される可能性が高いプレーです。
🔴スリーバック
スリーバックとは3人のディフェンダーを配置する方法です。人数が増えるとフォーバック、ファイブバックと呼ばれるようになります。
🔴スルー
スルーとは、自分の目の前に来たボールをスルーする(ボールに触らない)ことで相手の意表を突くテクニックです。味方選手との連携が必要になるプレーです。
🔴スルーパス
スルーパスはパスの一種で、現在味方がいる場所に蹴るのではなく、まだ受け手がいない前方の場所に蹴って、ボールが転がっている間に受け手に移動して取ってもらうパスです。このパスが通ると決定的なチャンスが生まれます。送り手は相手に悟られないようスペースにボールを蹴り、受け手は相手に見えないよう背中側を通ってスペースに走ることが重要です。
🔴スローイン
スローインとは、ボールが完全にタッチラインを越えたときに、ボールが越えた位置からボールを出していないチームの選手が両手で投げ入れることによってプレーの再開をすることです。スローインはどのポジションの選手でもできるプレーです。もちろんゴールキーパーでもスローインを行なうことが可能です。スローインをする際は、両手でボールを保持し、頭の後方から頭上を通して、フィールドに体の正面から投げ込みます。また、両足が地面から離れてはなりません!
【セ】
![](https://assets.st-note.com/img/1727620978-OsR6hZX2TjWzrHIcNbdle0kM.png?width=1200)
🔴セットプレー
セットプレーとは、ボールがラインを越えたり、ファウルなどで試合の流れが止まったときに、ボールを静止させて試合を再開することです。セットプレーは、相手に邪魔されずにボールをゴール前に蹴れたりゴールを狙うことができるので、攻撃側にとっては非常に有利な状況を生み出します。
🔴セーブ
セーブとは、相手チームのシュートをゴールキーパーが防ぐことを言います。自分のチームのゴールを守るプレーとは、ゴールキーパーにとって大切なことであり最大の見せ場でもあります。
センターサークル
センターサークルとは、サッカーの試合のキックオフ(試合が始まること)のときにボールを置く場所です。ゴールが決まったときは、センターサークルにボールを戻して試合を再開します。そしてキックオフの際、キックオフを行なわないチームの選手は、センターサークルに入ることができません。
🔴センターバック
センターバック(CB)とは、ポジションの名称です。ディフェンスラインの中央にいることからセンターバック(CB)と呼ばれます。センターバック(CB)の役割は、相手のセンターフォワードやストライカーのマークです。また、他の選手のカバーリングやディフェンスラインの統率のため声掛けをするため、ディフェンスの要のポジションと言えるでしょう。
🔴センターフォワード(CF)
センターフォワード(CF)とは、ゴールを狙うことを第一とするフォワードの役割のひとつです。センターフォワードは相手のディフェンスラインに位置してボールを待ち、パスを受けてドリブル、シュートをする攻撃的な役割です。フォーメーションと戦術によりますが、2人がセンターフォワードを務めることもあります。センターフォワードは屈強で、ヘディングが上手く、シュートも上手く、キープもできる、攻撃的に万能な選手に向いています。
🔴センタリング
センタリングとはボールをサイドから中央へ蹴ることで、クロスとも言われます。ゴールポストは中央にありますから、ゴールを決めるためには中央にいる選手へセンタリングをする必要があります。センタリングの正確性によって、ゴールの決定率が変わるため、センタリングは得点に絡む重要なプレーです。
線審
線審の役割は、ボールがラインを割ったかどうかを判断することです。また、オフサイドの判定も線審の役割で、線審は各サイドラインに一人ずつ配置され、最終ラインの判断を行ないます。基本的に線審の下した判断は覆らないため、誤審を防ぐためにも細心の注意を払う必要があります。また、線審は常に走る必要があるため体力が必要です。
【ソ】
![](https://assets.st-note.com/img/1727620991-ObjyXZ6QMYp50BSKUu7Irvcq.png?width=1200)
🔴速攻
速攻とは、相手の守りが整っていない間に素早く攻め込む戦術のことであり、カウンターアタックとも呼ばれます。速攻を行なう場合は、フォワードの選手に高いスピードや決定力が求められます。速攻は、格下のチームが格上のチームに対する場合の戦術として有効です。速攻の対策法としては、相手にボールを奪われたときに素早くディフェンスしに行き、相手の攻撃を遅らせることが重要です。
🔴ゾーンディフェンス
ゾーンディフェンスとは、守備の戦術のひとつです。選手がそれぞれに与えられた領域(ゾーン)を守ることで、ポジションの隊形が崩れず、安定したディフェンスを行なうことができます。サッカーでは、不用意にスペースを空けるとその部分がディフェンスの穴となります。そこで、守備エリアにディフェンスの選手をバランス良く配置することで、効率的にスペースを埋めることができます。
🔴ゾーンプレス
ゾーンプレスは、守備の戦術のひとつです。相手のボール保持者を複数人で積極的に追い込んでプレッシャーを与える戦術のことです。運動量が多いディフェンスであり、選手同士の連携が必要な戦術です。
【タ】
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ダイアゴナルラン
ダイアゴナルランとは、味方選手がボールを保持している間に、ボールを保持していない選手が相手チームのゴールライン方向へ斜めに走ることを意味します。プレーヤーが斜めに走ることによって、ディフェンスの動きを誘い、ゲーム上有利な状況を生み出します。ダイアゴナルランをプレーの中に積極的に取り入れることによって、相手チームのディフェンスを翻弄し、ダイナミックで効率が良い攻撃を行なうことができます。
退場
退場とは、選手が悪質なファウルや暴言、試合の進行を妨げるなどの行為をした場合、審判は試合の秩序を保つために退場を命じることがあります。また、監督やコーチが審判の判定に対し文句を言ったり暴言を吐くと、同様に退場を命じられることがあります。審判の判定時には、レッドカードは1枚、イエローカードを同じ試合で2枚提示されると退場になります。サッカーではチームの構成人数が7人未満になってしまうと没収試合となってしまいます。
ダイバー
ダイバーとは、ゴール際や相手選手からディフェンスを受けた際に頻繁に転ぶ選手を指します。偶然ではなく、意図的に行なっている場合はダイビングと呼ばれ、転ぶ様子がダイビングで水に潜る動作に似ていることからこう呼ばれます。ダイバーと呼ばれる選手は、ポジション柄攻撃的なポジションの選手に多く、ゴールに対する貪欲さ故に行なってしまう、好ましくない行為と言えます。
ダイビング
ダイビングとは、スライディングタックルを受けた際などに足がかかっていないのにもかかわらず、わざと大げさに転んでファウルをもらおうとする行為を指します。ペナルティーエリア内でダイビングをすれば、PK(ペナルティキック)の権利が得られるためメリットがありますが、審判に見抜かれた場合はイエローカードを受けるリスクがあります。
ダイビングヘッド
ダイビングヘッドは、低く飛んできたボールに対して、体を投げ出してヘディングをするプレーのことです。ダイビングヘッドは見た目が派手で試合を盛り上げることができますが、プレーに際してはケガを伴う可能性が高く、特に地面への着地の際には思わぬ打撲やキズを負うこともあります。ダイビングヘッドはパスよりもシュートを狙う場合によく使われます!
タイムアップ
タイムアップとは、試合終了を意味します。審判が試合終了の笛を吹いた瞬間、試合は終了です。タイムアップの笛が鳴り始めてからのゴールは、ノーゴールとなるため得点になりません。
🔴ダイレクトプレー
ダイレクトプレーとは、トラップをせずにパスやシュートをすることです。ダイレクトプレーのメリットは、相手がボールを奪おうとしてくる前にダイレクトプレーすることによって、マークをかく乱させることができます。結果として、フリーの選手(余裕を持ってプレーできる選手)が生まれ、その選手にパスを出せばシュートチャンスを生み出すことができます。
🔴タックル
タックルとは、ボールを保持する選手に対して滑り込んだりぶつかることで、ボールを奪取する技術を指します。タックルには様々な種類があり、足を伸ばして相手に滑り込んでボールを奪うスライディングタックルや、相手の肩に自分の肩を当てるショルダータックルがあります。
タッチライン
タッチラインとは、フィールドを長方形としてとらえた場合の長辺、つまりサイドラインのことです。サッカー以外のスポーツではサイドラインと呼ぶのが一般的ですが、タッチラインと呼ばれるのには理由があります。以前は、タッチラインから出たボールは先にそのボールを触った(タッチした)チームのボールとなるルールでした。今のような出してない側がボールをもらうルールではなかった訳です。これにより、横のラインをタッチラインと呼んでいます。
🔴縦パス
縦パスとは、相手陣地の方向へ縦に出されるパスのことです。縦パスは相手ゴールへ向かうためのパスであり、縦パスを出すことによって得点のチャンスを作り出すことができます。しかし、それなりに相手も警戒するため横パスより難しいプレーと言えるでしょう。ですが、横パスをつないだりドリブルをしてマークを外すことで、フリーの選手を作ることができ、その選手に縦パスを通すことで、一気にシュートチャンスになります。
🔴球離れ
球離れが良い選手とは、ボールを持っている時間が短く、すぐに他の味方にパスを出す選手と言うことです。逆に、球離れが悪い選手とは、いつまでもボールを持ってしまい、最終的には攻撃を遅らせてしまったり、相手に取られてしまう選手のことです。球離れが悪い選手は、自己中心的な選手と思われてしまうことが多く、チームプレーを軽視していると思われてしまいます。ですから、球離れをよくするためには、エゴを捨てて、チームプレーに徹する必要があります。
ダミー
サッカーにおける「ダミー」とは、ボールを持っている選手に向かって走り、パスなどボールの受け渡しを行なうように見せかけて実際にはパスをもらわないという、相手を惑わせるプレーです。
ダービーマッチ
ダービーマッチとは、「ホームタウンが同じであるチーム同士」、「企業チーム同士」、「政治的・民族的な対立のある地域のチーム同士」など、共通の条件があるチーム同士の試合を指します。ダービーマッチの場合には、熱烈なファンを有するチーム同士が対決することが多く、観客が異様な盛り上がりを見せ、試合は白熱したものとなります。
例:ガンバ大阪VSセレッソ大阪
🔴ターン
ターンとは、選手が180度向きを変えて反対方向へプレーすることを指します。例えば、後ろ向きでボールを持っている選手が前を向いたり、右にダッシュしている選手がブレーキをかけて左にダッシュしたりする動きです。
サッカーにおいてとても重要な動きとなります。
【チ】
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🔴遅攻
遅攻とはその名の通り、ゆっくりとパスを回したりしながら確実に攻めていく方法です。ボールをキープしながら、相手に守備に回る時間を与えることですでに作られていた攻撃態勢を崩します。同時にボールの支配率を上げ、ボールを長く保持することで、相手のモチベーションも下げていきます。そこからじわじわと守備を崩しにかかります。ボールをキープすることで試合のリズムをコントロールしすることができるため、試合を有利に進めることができます。
🔴チェック
チェックとは、自分のマークする相手を確認することです。チェックのメリットは、ディフェンダー同士での混乱を避けることができる点です。互いにマークする相手をはっきりさせることで、個々のプレーに集中することができます。
チップキック
チップキックとは、地面にあるボールの下側をつま先で蹴って、ボールを浮かせる蹴り方のことを指します。チップキックは、ボールを高く蹴り上げることによってプレーヤー越しにパスをしたいときや、蹴り足をバックスイングしたくないときに使われます。
🔴チャージ
チャージとは、タックルのことです。サッカーでは基本的に接触は禁じられていますが、肩に肩をぶつけるチャージは認められています。肩以外の箇所をぶつけると反則を取られるので、チャージを行なう際は注意が必要です。また、ぶつけられても、ひるまない体作りが重要になってきます。相手のチャージに耐えうる程体を鍛えるか、チャージをされない程のテクニックを身に付けるかに分かれますが、どちらも選手には必要な要素です。
チャント
チャントとは、サポーターが応援のときに歌う歌のことで、コール、応援コール、サポーターソングと呼ばれることもあります。チームを応援するチャントもあれば個人の選手を応援するチャントもあります。またときには相手選手や相手チームをブーイングするときもあります。チャントは試合場に独特の臨場感を生み出し、応援される選手にとってはモチベーションの向上につながります。
🔴直接フリーキック
直接フリーキックとは、選手が反則を犯した場合に、反則をされたチームに与えられるフリーキックのうちのひとつを指し、直接ゴールを狙っても良いフリーキックとなります。一般的なファウルから再開されるフリーキックは、基本的にこのフリーキックとなります。
【ツ】
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🔴ツートップ
ツートップとはフォワードを2人配置するフォーメーションのことです。1人がフィジカルの強いポストプレーヤー、1人がテクニックのある選手など、ツートップの際にはタイプの異なる2人を配置することが有効です。現在はワントップ、もしくはスリートップが主流になっていて、ツートップのチームは減ってしまいましたが、それでも根強い人気はあります。
【テ】
![](https://assets.st-note.com/img/1727621064-nPeulzLCo0vyIQmsKNkrDSpg.png?width=1200)
🔴ディフェンスライン
ディフェンスラインとは、自陣の最終ラインのことを表します。このラインを突破されてしまうと、残る味方選手はキーパーだけになってしまいます💦ちなみにこのラインは、ディフェンダーで構成されたラインですが、中盤とのスペースをできるだけ一定にするように、ラインを上げ下げする必要があります。これは中盤とのスペースができると、それが隙になり敵にチャンスを与えてしまうことになるからです。そのためディフェンスラインには、統率を行なうディフェンスリーダーが必ずいます。
ディフェンシブ・ハーフ(DH)
ディフェンシブ・ハーフ(DH)とは、ディフェンダーとオフェンシブ・ハーフの中間に位置する、守備的なポジションです。主な役割は、相手の攻撃を防ぐことと、ディフェンスとオフェンスの橋渡し役をすることです。日本ではボランチとも呼ばれています。必要な能力は、守備力とパスの上手さです。特にパスの上手さは重要で、最近はディフェンシブ・ハーフが攻撃を組み立てる場合が多くあります。
🔴ディフレクション
ディフレクションとは、ボールが何かにあたってコースが変わることを指します。例えば、ゴールを守ろうとしたディフェンダーの体にシュートが当たり、本来ならキーパーがセーブできたシュートのコースが変わって、ゴールインしたことを「ディフレクションしてゴールが決まった。」と言います。
🔴ディレイ
ディレイとは、相手の攻撃を遅らせるためのディフェンスの手法です。あるいは、ディフェンス時に相手プレーヤーを遅らせるよう味方に指示する言葉を指します。ゲームの流れの中で攻撃と守備が切り替わったとき、ディレイによって味方の守備体制を整える時間を生み出すことができます!
デコイラン
デコイランとは、おとりを意味する言葉です。攻撃側が、相手ディフェンダーを引き付けるおとりのことを指します。例えば、ニアサイド(近いサイド)の選手がデコイランすることで、ファーサイド(遠いサイド)の味方選手をフリーにさせることです。
🔴ディフェンダー(DF)
ディフェンダーとは、主に守備を行なうポジションの総称です。相手チームの攻撃を行なう選手をマークし、自由にプレーさせないようにプレッシャーをかけ、失点を防ぐ役割をします。また、ポジションに関係無く、守備を行なっている選手のことをディフェンダーと呼ぶ場合もあります。
🔴テーピング
テーピングとは、粘着テープなどを使って関節や筋肉の部分を固定し、負傷した体の部位の悪化を防ぐためのものです。テーピングは、ケガや体の不調への一時的な応急処置として大変有効です。また、怪我の予防に用いられることもあります。
デンジャラスプレー
デンジャラスプレーとは、危険行為のことを指します。具体的には、後ろからのスライディングや、脚を狙ったスライディングなどのことを指します。大変危険な行為であり、最悪の場合選手生命にもかかわる行為なので、行なったプレーヤーに対してレッドカードが出され、一発退場となってしまうケースがほとんどです。
【ト】
![](https://assets.st-note.com/img/1727621078-TvEVWiIXDwh32RGJCozU0BQl.png?width=1200)
🔴トウキック
トウキックとはキックの一種で、爪先でボールを蹴ります。トウキックは、ボールを飛ばす方向が定まりにくく、安定したキックができませんが、蹴る体勢にはいってから蹴るまでが速くなります。これによって、相手は蹴るタイミングが読めなくなるため、反応が難しくなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1727434134-JF1zjuD8Pqg9SyHnxhkGrRdW.png?width=1200)
得点王
得点王とは、リーグ戦やカップ戦において、もっとも多くゴールを決めた選手に贈られるタイトルです。得点王を獲得する選手はゴールに一番近い位置にいるフォワード(FW)であることが多く、フォワードにとって最も名誉のあるタイトルであるとされています。余談ですが、スペイン🇪🇸では得点王に対して黄金のスパイクがプレゼントされます。得点王は全チームで1人のみ獲得できるタイトルのため、非常に価値があります!
トライアングル
トライアングルとは、ボールを持っている味方選手に対し三角形の布陣をキープすることでパスを出しやすくする手法です。よく「トライアングルを作るようポジショニングしろ!」と指導する方は多いのではないでしょうか。
🔴トラップ
トラップとは、ボールを受けるときに足や胸で止めることです。このトラップをミスすると簡単に相手選手にボールを奪われてしまいます。簡単なパスであればトラップミスをすることがないのですが、強いボールやハイボール、相手選手と競り合いながらだとミスしがちになります。
🔴トランジション
トランジションとは攻めと守りが切り替わることを言います。攻守が切り替わる瞬間、攻めていたチームは守りの準備ができていないことが多く、いかにこのタイミングを逃さないかはサッカーにおいてとても重要です。
トリッピング
トリッピングは、相手プレーヤーに対して足や体を使って倒したり体勢を崩す反則です。競り合いの際にボールを狙わず、故意に相手選手を倒そうした場合、トリッピングとして判断されます。ファウルと判断された場合には、相手チームに直接フリーキックの権利が与えられます。
ドリブラー
ドリブラーとはドリブルを多用する選手、またはドリブルが上手い選手のことです。ドリブラーはウイングかサイドハーフまたは、サイドバックであることが多く、サイドにいればフリーでボールを受けることができますから、そこから中央へ切り込んだり、ゴールライン近くまでドリブルをしてクロスを上げる役割を担います。
🔴ドリブル
サッカーのドリブルとは、足でボールを何度も蹴りながら移動する基本的なプレーです。サッカー選手はこの技術を使いこなすことにより、相手選手を抜いたりボールを運んだりしてチャンスを作ります。
ドロップキック
ドロップキックとは、地面についたボールがバウンドして空中に浮いた状態のときに蹴るキックのことです。別の名称ではハーフボレーキックなどとも呼ばれています。真上に向かっていない場合や、激しく回転している場合もあるため、高い技術が必要なキックです。
🔴ドロップボール
ドロップボールは、試合中にケガなどのアクシデントがあった場合、インプレー中にプレーを主審が一時停止をして、試合を再開するときに行なわれます。ドロップボールは、主審が手からボールをフィールドに落として、ボールが地面に触れた場所から試合を再開します。ボールが地面に触れたあと、選手がボールに触れた時点からインプレーとなります。
ドロー
ドローとは引き分けのことで、同点のまま試合が終わることです。勝敗を決めるため、ドローはできるだけ避けられる傾向にあります。リーグ戦の場合は引き分けでも結果として残ることもありますが、トーナメント方式では引き分けは採用されません。このような場合は、PK戦で勝敗を決めてますが、公式記録では引き分け扱いになることもあります。PK戦以外にも、後日再試合など勝敗が決まるまで行なう場合があります。
【ニ】
![](https://assets.st-note.com/img/1727621106-X9U0vIkSMBegum587Od2RVl4.png?width=1200)
🔴ニアサイド
ニアサイドとは、ゴールとゴールを結ぶ線でフィールドを半分に分けたときに、ボールを持っているプレーヤーに近い方のサイドを指します。一方、ニアサイドの反対側のサイドは、ファーサイドと呼びます。ニアサイドは、プレー中の位置を示すために非常に多く使われる表現です。状況が激しく変化するゲームの中で、ボール位置を基準にして各々の位置を正確に把握するためには、ニアサイド、ファーサイドの位置表現は大変役に立ちます。
ニアポスト
ニアポストとは、ボールを持っている選手から見て近い方のゴールポスト周辺のことを指します。コーナーキックやサイドからのフリーキックを打つ際は、ボールを蹴る位置から近い側のゴールポストのこと指します。
【ノ】
![](https://assets.st-note.com/img/1727621117-c8InzRgbtYa4qPhi6GyNVCM5.png?width=1200)
ノートラップ
ノートラップとは、ボールをトラップせずにダイレクトでパスやシュートをする技術のことです。トラップをする動作が省かれるため、スピーディーなパス、シュートが可能になります。
ノールックパス
パスを出す方向を見ないで、パスすること。
普通はしっかり味方の位置を確認してからパスを出します。しかしノールックパスをすると、相手選手からしたらパスがくるとは思わない方向へパスを出されるため、反応が遅れてしまいます。
【ハ】
![](https://assets.st-note.com/img/1727621127-48VzZRsuoWT1OQkAbI69pBqE.png?width=1200)
🔴バイタルエリア
バイタルエリアは、ミッドフィールダー(MF)とディフェンダー(DF)の間にあるエリアを指します。このエリア内でのプレーは得点につながりやすい傾向にあり、ゴールにつながるラストパスが出ることが多く、試合前に戦術を検討する際に重要視されているエリアです。
パサー
精度の高いパスを出せる選手のことをパサーと呼びます。受け手が取りやすいパスを出したり、味方が走り込むスペースにピンポイントでパスを出せたりと、試合を組み立てる上で非常に重要な存在です。
🔴パス
パスとは、ボールを足で蹴るなどして味方に渡すことを指します。パスはドリブルと同様にボールを移動させる基本的な方法で、パスが最もスピーディーにボールを運ぶことができます。相手にカットされないパスを行なうためには、パスを受けられる味方選手を確認する視野の広さや、スピーディーにパスを送る決断力、パスを出したあとの展開を予想する能力などが必要とされます。
パスミス
パスミスとは、パスを正確に行なえなかったことを指します。一般的には、狙った位置へボールが飛ばなかった場合、また意図した位置にボールが飛んだ場合でも、相手選手にカットされた場合などが挙げられます。
バック
バックとは、サッカーではディフェンダーを表す用語で、重点的に守備を行なうポジションです。バックは相手選手に抜かれないことが重要で、守備に味方が戻るまでの時間を稼ぐ必要があります。ひとつのミスが失点につながってしまうことが多いので、慎重なプレーが求められる重要なポジションです。
バックチャージ
バックチャージとは、ボールを持った相手の背後からチャージするというファウル行為のひとつです。プレー中、相手のボールを奪うため体を入れようとしたとき、相手の背中にあたってしまうことはあります。しかし、このファウルを故意に行なった場合には、悪質なファウルであると判断されイエローカードを受けることもあります。バックチャージを取られると相手にフリーキックを与えることになり、試合運びの中で気を付けるべきファウルです。
🔴バックパス
バックパスとは、ボールを持っている選手が、現在の位置よりも後方にいる味方にパスをする行為です。攻め込めないときなどにバックパスをすることが多く、攻撃を立て直すことができます。また、キーパーは味方から受けたバックパスを手でキャッチすることはできません。もしキャッチしてしまった場合、相手にその場から間接フリーキックを与えることになります。
ハットトリック
ハットトリックとは、サッカーの試合で一人の選手が3点以上得点をすることです。一試合で一人の選手が6点決めた場合はダブルハットトリック、9点以上はトリプルハットトリックと言います。日本では1998年に、4試合連続してハットトリックを達成したという記録があります。
🔴ハマる
相手の守備の狙い通りに追い込まれてしまうこと。ボールは持っているのにパスの出しどころがなかったり、今にも奪われてしまいそうな状態。
🔴ハードワーカー
ハードワーカーとは、ボールへ向かって中盤をひたすら走り回る選手のことです。常にボールを追いかけることで、味方チームのモチベーションを高めたり、相手チームにプレッシャーを与え、ミスなどを引出すことができます。試合中は常に走り回り続けることになるため、かなりのスタミナが必要です。日本代表では、遠藤航選手などが挙げられます。
🔴ハーフ
「ハーフ」とは、ミッドフィールダーとも呼ばれ、攻撃側のフォワードと守備側のディフェンスの間に位置する選手のことを言います。ハーフの中でも、攻撃側に位置するオフェンシブハーフと、守備側に位置するディフェンシブハーフに分けられます。別の意味として、前半と後半の間の時間のことを指したり、前半と後半のこと自体を指したり(例えば、前半後半それぞれ10分間だったら10分ハーフという。)様々な意味として用いられる用語です。
🔴ハーフタイム
ハーフタイムは、試合の前半戦と後半戦との間にある休憩時間を意味します。サッカーでは、ハーフタイムは最大15分と定められています。サッカーの試合は、前半45分、ハーフタイム、後半45分、さらにアディショナルタイムを加えたものが、基本的な時間配分となります。
🔴パンチング
パンチングとは、ゴールキーパー(GK)がシュートやクロスをパンチして弾くことです。ゴールキーパーは、シュートをキャッチングできないと判断した場合パンチングをして、相手のゴールを阻止します。確実に相手の攻撃を止めることができるキャッチングと異なり、パンチングを行なった場合は相手選手へボールが渡り、再度シュートを撃たれる可能性があるため、味方選手がいる方向か、誰もいないスペースへ弾く必要があります。
🔴パントキック
パントキックとは、ゴールキーパーが手で持ってボールを蹴る行為のことです。このメリットは、試合を仕切り直すことができる点です。強制的に敵陣までボールを戻せるので、攻め込まれているときは一旦試合を落ち着かせるのに役立ちます。また、カウンターにも有効で、一気に敵陣までボールを送り込めるので、得点のチャンスにもなります!
🔴ハンド
基本的にサッカーで手を使うことが唯一許されたポジションはゴールキーパー(GK)だけであり、それ以外のポジションの選手が手を使ってしまうとハンド(ハンドリング)と言う反則を取られてしまうことになります。しかし故意ではない場合、手に触れてもハンドにならないことがありますが、基本的には肩より手の末端のどこかに触れれば、ハンドとなってしまいます。
【ヒ】
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🔴ピッチ
ピッチとはフィールドのことを指します。フィールドのコンディションが悪いときに、ピッチの状態が悪いなどと言います。芝生のフィールドも土のフィールドのこともピッチと言います。プレーをする上でピッチはゲームを大きく左右します。パス主体のチームであれば試合前にピッチに水を撒き、芝生を短めにすることでボールを走りやすくします。現在の世界最高峰のリーグではフィールドのコンディションを自分のチームに合うようにして試合に臨みます。
ビブス
ビブスとは、赤や黄色、青、緑などの背番号の入った薄いシャツのようなものであり、網状のものでできているのがほとんどです。ビブスは試合形式の練習をする際に、味方チームと相手チームを見やすくするために使用します。
🔴ビルドアップ
ビルドアップとは、攻撃を組み立てることです。具体的には、ディフェンダーやディフェンシブ・ミッドフィールダーなど、後方にいる選手たちが、パスをつないだりドリブルをしたりして、フォワードやオフェンシブ・ミッドフィールダーにボールをつないでいくという、一連の動作です。ビルドアップがしっかりできないと、オフェンスにボールが行き渡らないので得点につながりません。
PK戦
PK戦とは、試合が終わっても決着がつかなかった場合に両チームから選出された5人の選手がキーパーとの一対一で対決をして、チーム合算でどちらの方がシュートを決めた本数が多いかで勝敗を決定する方式です。優勝決定戦や、国際試合などの勝敗を決める必要のある場面で、PK戦が行なわれる場合があります。
ヒールキック
ヒールキックとは、かかとでボールを蹴るキックのことです。かかとでボールを蹴り後方の味方にパスをしたり、マークをしている相手選手の頭越しにボールをパスします。ヒールキックのメリットとしては、かかとを使うことにより、相手の死角となる角度からボールを通すことができるため、マークについた選手の意表をつくことができます。
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【フ】
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🔴ファウル
ファウルとは、反則のことです。ファウルには様々な種類があり、相手競技者を蹴る、または蹴ろうとする(キッキング)、相手競技者をつまずかせる(トリッピング)、相手競技者を押す(プッシング)などがあります。審判がファウルと判定した場合は、ファウルを犯されたチームにフリーキック(FK)やペナルティキック(PK)の権利が与えられます。また、悪質だと判断された場合はイエローカードやレッドカードの対象となります。
🔴ファウルスロー
ファウルスローとは、スローインをする際にミスをして失敗することです。
反スローと呼ばれることもあります。スローインとは試合中にボールがサイドに出て一回ゲームが途切れたときに手でボールを投げることです。そのスローインにも細いルールがあります。ラインから足が出てはいけない、投げ方、投げるまでの時間と様々な制限があります。それらのルールをひとつでも破るとファウルスローになります。ファウルスローになると今度は反対のチームがスローインをすることになります。
ファウルチャージ
ファウルチャージとは、反則のひとつです。相手の選手に対して、危険なプレーをした際に取られます。相手に体をぶつけプレーを妨害することをチャージと言いますが、正当なチャージとして認められるのは肩で競り合うショルダーチャージのみです。しかし、後ろからチャージをしたり、当たり所が悪ければファウルチャージを取られてしまうこともあります。
🔴ファーサイド
サッカーのフィールドをゴールとゴールを結ぶ線で半分に分けた場合、ボールをキープしている選手のいない側のことを、英語の「遠い」と言う単語(far)を用いて、ファーサイドと呼びます。使い方としては、ゴールのファーサイドを狙ったシュートと言うように使われます。対義語は「ニアサイド」です。ボールを持っている選手から見て、他の選手のいる方向や、パスやシュートをうつ方向を指し示す言葉として頻繁に使われています。
ファーポスト
サッカー用語のひとつに「ファーポスト」と言われるものがあります。ポストとは、サッカーゴールの白い枠のうち、柱上に立っている枠のことを指します。どちらかのチームがサイドから攻撃するときに、ボールのある側と反対の遠い方にあるポストのことをファーポストと言います。近い方はニアポストといい、どちらも英語の遠い(far)、近い(near)という単語から名付けられています。使い方としては、ファーポストにパスを上げる、というように使います。
ファンタジスタ
ファンタジスタとは、観客を魅了する素晴らしいプレーをする選手に用いられる言葉です。特に、フォワードやオフェンシブハーフに上手い選手がいた場合にそう呼ばれます。テクニックがあり、ボールコントロールが上手く、トラップが正確で、シュートがとても上手く、ゴールを量産すると言った選手が、ファンタジスタにふさわしい選手です。ファンタジスタとはもともとイタリア語で「多芸多才な人」という意味です。イタリアではフォワードに使われる場合がほとんどです。
ファンブル
ゴールキーパーが一度キャッチしたものを、落としてしまうことをファンブルと言います。相手チームの選手がゴールキーパーの近くまで攻めていて、そこでファンブルをしてしまったら、シュートを打たれて相手の得点につながってしまいます。特に手が滑りやすくなる雨中の試合ではファンブルする可能性は高くなります。
🔴フィジカル
フィジカルとは、体の強さのことです。フィジカルが強い選手は相手にタックルされても体がぶれず、安定してボールをコントロールすることができます!また、近年では体の強さだけでなく、足の速さや加速力、スタミナなども含めてフィジカルと呼ぶ場合があります。
フィニッシュ
フィニッシュとは、シュートを撃つことです。パスやドリブルでゴール近くまで運び、最後にシュートを撃つことをフィニッシュといい、フィニッシュする選手をフィニッシャーと呼ぶこともあります。フィニッシュの精度が高ければ多くのゴールを得ることができます。
🔴フィード
フィードとは、仲間にボールを渡す、いわゆるパスを出すことを指します。フィードの種類としてはセンタリング、クロス、縦パス、スルーパスなどがありますが、距離の長いパスの場合はロングフィードと呼ばれます。
🔴フィールド
サッカーにおけるフィールドとは、サッカーを行なうために設けられる競技の場を指します。国際的なルールとして、長方形のフィールドにおいて、長辺が90~120m、短辺が45~90mの間になっています。そして、FIFAやオリンピックなどの国際大会になると、長辺が100~110m、短辺が64~75mと定められています。
フィールドプレーヤー
フィールドプレーヤーはゴールキーパー以外のフォワードやミッドフィールダー、ディフェンダーのことです。プレー中、フィールドプレーヤーは腕、つまり、肩から指先までを使ってボールに触ることは認められていません。唯一触ってもよいのはスローインの権利を獲得してフィールドの外からボールを投げ込むときのみです。ボールに触ったときはハンドリングなどのファウルを受けてしまい、相手側のチームにフリーキックの権利を与えることになります。
🔴フェアプレー
フェアプレーとは、スポーツマンシップに則った、試合中における素晴らしい振る舞いのことです。例えば、ルールをきちんと守る、自分がケガをしたり他の選手にケガをさせたりしないように安全に気を配る、相手チームのメンバーやレフェリーに対して敬意を払うなどのことがフェアプレーと言われます。
🔴フェイント
フェイントとは、相手を惑わす一連の動作を指します。ボールをキープしている際は、シザースと呼ばれる両足でボールをまたぐフェイントがよく用いられています。他にも、ボールを両足で挟んでジャンプをし、ディフェンダー2人の間を抜くユニークなものや、相手の股の下を抜くと言った、トリッキーなフェイントも存在します。また、ボールを蹴るフリをしながら蹴らずにドリブルで突破したり、シュートを打つフリをしながら後方の相手にパスを渡したりと言ったプレーもあります。
フォアチェック
フォアチェックとは、ディフェンスの方法のひとつです。前線から積極的にボールを奪いに行き、できるだけ相手ゴールのより近い位置でボールを奪って攻撃する守備のことです。
🔴フォロー
フォローとは、味方選手を助ける動きのことです。オフェンス時では、味方がパスを出せる位置に走りこんだり、おとりとなって味方に道を開くと言ったプレーが重要となります。
🔴フォワード(FW)
フォワード(FW)にはセンターフォワードと、セカンドトップ、ウイングという分類があります。センターフォワードは背が高く、強靭で、ヘディングが上手く、シュートも上手いタイプが起用されます。国によってはストライカーとも呼ばれます。セカンドトップは、フォワード(FW)の落としたボールやサイドからのクロスボールにディフェンダーの死角からエリア内に飛び込んできて得点を狙います。ウイングとは、サイドに位置してドリブルをしてクロスをする役割のことです。
🔴フォーメーション
サッカーの試合や解説の中でもよく耳にする「フォーメーション」という言葉は、サッカーを理解するために大切な用語です。フォーメーションとは、フィールド内の選手11人のポジション構成を指します。攻撃や守備を効率良く行なうことができるポジションを、選手一人一人の能力や特徴を考慮しながら決めていきます。フォーメーションによって、試合の勝敗は大きく左右されます。
副審
サッカーでは主審が中心となり、選手のプレーに対して様々な判定をします。しかし、フィールドは非常に広く、一人の審判だけで全体を見ることができません。主審が確認できない位置や、見落としてしまったときのために副審が判定をサポートします。副審は主審の視界から見られなかったファウルや、オフサイドなどの主審一人では判断できないときに活躍します。
プッシング
プッシングとは、手や肘を使って、相手選手を押す反則です。相手選手がボールを持ち背中を向けている場合は、故意でなくとも相手を押してしまうことがあるため、プッシングに注意する必要があります。ペナルティーエリアでプッシングをしてしまうと、ペナルティーキック(PK)の権利を相手に与えてしまうため、特に注意が必要です。
フリック
フリックとは、味方選手からのパスに軽く触り、軌道を微妙にずらしてパスをつなげるの技術のひとつで、フリックオンとも呼ばれます。くさび(ポストプレーの際に用いる、前方にいる選手の足元への縦パス)などで入ってきたボールを蹴るのではなく、少し触って流れるようにコースを変え、別の味方選手にパスをすることやフリックによって相手のディフェンダーをひき付けることでスペースを作ることができ、また、向かってきたボールに対して加速させたり減速させたりと、リズムに変化を付けることができます。ボールに触れるのでスルーとは異なります。
🔴フリー
フリーとは、相手にマークされておらず、自由に動ける選手のことです。フリーの選手は敵に邪魔されることなくパスを受けることができます。ポジショニングがうまい選手は試合の動きを読んで、絶妙な位置でフリーでいることができ、得点につながるプレーをすることができます。フリーになるには相手の裏をかくことが重要になるので、相手の見ていないところを走ったり、急に止まったり動いたりする必要があります。
フリーキック
フリーキックとは相手がファウルをしたときに、その位置から再開するキックのことを指します。ゴールに近い位置から行なう場合は得点のチャンスとなり、高い確率でゴールすることができるため、試合の流れを変えるプレーになります。フリーキックには直接ゴールを狙える直接フリーキックと、反則を受けたチームの2人以上がボールに触れればゴールを狙うことができる間接フリーキックがあります。
🔴プル・アウェイ
プル・アウェイとは、ボールを持っていないときに相手選手のマークを外すためなどに使う動きです。相手ディフェンダーは、ボールを持っている選手はもちろん、ボールを持ってない選手もマークをします。相手選手のマークの中だと、なかなかパスを受けられなかったり、パスを受けたとしてもドリブルするスペースが無く、思うように攻め込めない場合もあるため、パスを受けられるスペースを作ったり、相手選手のマークを外してパスを受けやすくするために、プル・アウェィを行ないます。
プルバック
プルバックとは、センタリング、またはクロスの一種です。敵陣のゴールラインのギリギリまで切り込んだところで、後方に折り返すパスのことを指します。どのポジションの選手でもプルバックは使いますが、特にサイドバック(SB)やウイングバック(WB)、ウイング(WG)などの選手が使います。
🔴プレス
プレスは、ディフェンス方法のひとつで、ボールを持っている選手を自由に動かさないようポジショニングすることです。これによって相手はボールをうまくキープできなくなったり、自由にパスを出せなくなるため、ボールを奪える確率が上がります。逆にプレスが機能していない場合、相手に自由に動き回られることになり、決定的なパスやシュートを決められてしまいます。
🔴プレーオン
プレーオンとは、「ファウルに該当するプレーがあったが、試合を止めずに流した方がファウルを受けたチームにメリットがある」場合に、審判の判断で試合を続行させることを指します。
プレースキック
プレースキックとは、一旦試合を中断して地面に置いたボールを蹴ることで試合を再開する方法です。フリーキック、コーナーキック、ペナルティキック、ゴールキック、キックオフがプレースキックに該当します。
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🔴ヘディング
ヘディングとは、頭でボールを扱うことを言います。主に、高く上がったボールを処理するときにヘディングを行ないます。
🔴ペナルティエリア
ペナルティエリアとは、ゴール前のペナルティエリアラインに囲まれた特定の地域のことを指します。具体的には、ゴールポストの内側からゴールライン上に16.5m進んだ位置で、その両端の線を同じく16.5mの線で結んだラインに囲まれたエリアのことです。ペナルティエリアではゴールキーパー(GK)は手を使うことができます。
ペナルティキック(PK)
ペナルティキック(PK)とは、ペナルティエリア内でファウルになったときに、ゴールキーパーとキッカーが1対1でシュートをしなければいけないというルールです。蹴る側にとっては絶好の得点のチャンスとなります。そのため、ペナルティエリア内ではとても注意深く守備をしなければいけません。
【ホ】
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ホイッスル
ホイッスルとは試合中に使用する笛のことであり、サッカーをはじめとして様々な競技において審判がプレーの中断や終了・ルールに反するプレーがあったことを周知するために使う道具です。サッカーは競技場が広く、フィールド全体に知らせなければならないため、非常に大きな音を発するホイッスルが使用されています。
ポスト
ポストとは、ゴールのバー(枠)のことを指します。ゴールの枠の上部はクロスバーと言います。そのクロスバーを両端で支えている枠がポストです。
🔴ポストプレー
ポストプレーとは、主にフォワードの選手が、自分より自陣側に位置している味方の選手からパスを受け、そのまま相手のディフェンダーを背にして、ボールを保持し続けたり、味方にパスを出したりするプレーです。ゴールのポストにボールが跳ね返ったりすることと似ている面がるため、この名称が名づけられています。主にセンターフォワードの選手に求められるプレーのひとつであり、特に日本では、身長が高く、体格のいいフォワードの選手には必ず要求されるプレーです。
ホスピタルパス
ホスピタルパスの「ホスピタル」とは、病院という意味であり、味方の選手がケガをするきっかけを作るパスです。ホスピタルパスが起こるシチュエーションは、敵選手と味方選手のどちらにも届いてしまうパスや中途半端なバックパス、遅い球のパスといった接触を起こしやすいプレーを招くパスを出した場合です。特に、スピードの遅いパスは相手選手のチャージングを受けやすいため、パスの受け手はケガをしやすくなります。
🔴ボランチ
ボランチとは、ミッドフィールダーの中でも守備的な役割を担う選手であり、ディフェンダーの選手と連携してディフェンスをしたり、自分チームの攻撃の起点となります。一般的に1人から3人の選手が配置されることが多く、2人配置される場合はダブルボランチ、3人配置される場合はトリプルボランチと呼びます。試合全体の流れを読んだプレーが求められるため、常に安定したプレーができる選手が配置されます。
🔴ボレーキック
ボレーキックとは、空中にあるボールをとらえてシュートすることで、トラップをする余裕が無いときに繰り出すと効果があります。ゴール前でボレーシュートをするとダイレクトにゴールを狙うことができますが、他のシュートに比べると正確性には欠けるため、良いパスが来ても芯を捕らえたシュートができないと空振りや威力のないシュートになる可能性があります。
ホーム
ホームは自分のチームのスタジアム、または地元での試合であり、アウェイとは、自分の地元ではない対戦相手の国または地元での試合をすることを指します。アウェイで試合をする際は対戦相手の地元のため、対戦相手のサポーターが多く、対戦相手には慣れた気候、環境が整った環境で試合をすることになり、自分のチームには不利なコンディションになります。反対に、ホームでの試合は、地元サポーターの応援があり、慣れた環境の中試合をするので、有利なコンディションであると言えます。
ホームゲーム
ホームゲームとは、本拠地にあるスタジアムで試合をすることを指しています。ホームゲームの場合、多くのサポーターが応援してくれるため士気が上がる、練習で使用しているコートなので慣れていることがメリットとして挙げられます。しかし、その分ホームゲームでは負ける訳にはいかないと言うプレッシャーがあります。
🔴ボールウォッチング
ボールウォッチングとは、守備をする際に、ボールばかり注視してしまうことを指します。ボールを見ることに集中してしまうと、自分がマークする相手選手を見失ってしまったり、守備陣形を崩してしまうことにつながり、失点のリスクが高まります。
ホールディング
ホールディングとは、ファウルの一種です。手や腕、身体を用いて相手選手の進行や動きを妨害または阻止することを意味します。ホールディングは、直接肌に触れなくても適用されます。例えば、相手チームの選手のユニフォームを引っ張って動きを止めたりなどしても適用されます。
【マ】
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マイボール
マイボールとは、自チームのスローイン、ゴールキック、コーナーキックのことを指します。試合中には、ライン際の競り合いなどでボールがラインを割った際、相手チームが最後に触って出したことをアピールする言葉として使われます。また、実際には「マイボール」ではなく「マイボー」と略されてアピールするのが一般的になっています。
マリーシア
マリーシアとはポルトガル語で、「ずるさ」、「狡猾さ」を意味します。サッカー用語では、審判へのアピールのうまさや、PKを取るためにペナルティーエリア内で上手に倒れたり、ゲームの駆け引きを行なうなど、狡猾に試合を勧めることを言います。基本的には状況を的確に判断し、素早くその場に応じた適切なプレーをすることを指しますが、ただ単に卑怯なプレーをすることを指すときもあります。
🔴マーク
マークとは、相手チームの特定の選手にディフェンスを行なうことです。守備方法のひとつで、ボールやスペースを守るのではなく、特定の選手にぴったりくっつき、その選手のプレーを制限することです。相手チームの要となる選手にプレッシャーを与えることにより、試合を有利に進めることが目的です。特にペナルティーエリア付近では、このマークが重要になってきます。
🔴マンツーマン
マンツーマンとは、特定の選手一人に対してディフェンスの選手一人がマークし続ける戦術のことで、マンツーマンディフェンスとも呼ばれます。マンツーマンディフェンスのメリットは、攻撃力の高い相手に対してマンツーマンでディフェンスすることで、その相手の攻撃を封じることができる点です。ただし、ディフェンスする選手の能力が低いと、簡単にマークを外されてしまい、相手の攻撃を抑えることが難しくなってしまいます。マンツーマンデフェンスをする際は、自分と相手の能力を見極めることが大切です。
マンオブザマッチ(MOM)
マンオブザマッチ(MOM)とは、試合中で最も活躍した選手に与えられる賞のことです。試合でハットトリックを決めたフォワードや、試合を決定付けるラストパスをおくったミッドフィールダー、相手選手の決定的なシュートを何本も止めたゴールキーパーなどに贈られます。マンオブザマッチ(MOM)は、ポジションにかかわらずを受賞することができます。
【ミ】
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ミスキック
ミスキックとは、キックを失敗することを言います。プレッシャーで焦ったり、慌ててしまうと、パスやシュートがミスキックになることが多くあります。ミスキックをすると、パスが続かなくなってしまったり、チーム内のリズムが崩れてしまったり、シュートをしたつもりが思ってもないところに飛んでいってしまったりするため、展開が不利になります。
🔴ミッドフィールダー(MF)
ミッドフィールダー(MF)はフィールドの中盤にいる選手のことで、主に攻守のつなぎ役や相手選手のマークなどを行ないます。ミッドフィールダーの中でも、攻撃を重視したオフェンシブハーフや守備を重視したディフェンシブハーフなどの役割があります。オフェンシブハーフは得点するためのパスの組みたてとする司令塔が主な仕事で、ディフェンシブハーフはボールを取られた際、ゴール近くまで戻ってディフェンダーの手助けをするのが主な仕事です。
🔴ミドルレンジ
「ミドルレンジ」とは、ペナルティーエリア外からのシュートエリアのことを指します。ゴール前に、相手ディフェンダーが立ちはだかっていて、なかなかシュートを撃つことができないときなどにミドルレンジからシュートを撃つことがあります。
【ヨ】
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用具
サッカーで使われる用具は、ボール1個と、ゴールキーパーが使うグローブだけという極めてシンプルなものです。選手が着用するユニフォームやスパイク、シンガード(すね当て)、サッカーノート、バッグなどを入れれば数は増えますが、練習を行なうことはボールのみで可能です。ボールはアマチュアレベルのものであれば、4号、5号サイズで3,000円から8,000円ぐらいで手に入手することが可能です。
🔴横パス
「横パス」とは、読んで字のごとく、横へ出すパスのことを指します。パスサッカーが主流となった現代、横パスはゲームの中で最も多く出されるパスと言えるでしょう。ディフェンダー陣で横1列に並んでパスを交換する際、横パスをよく使用します。これは、一旦ゲームを組み立て直す場合や、前線への長いパスを出すチャンスをうかがっている場合に多く見られます。
予備審判
予備審判とは、試合に参加している審判がケガをしたり、体調が悪くなったりした場合などのために控えとして備えている審判のことです。サッカーは激しいスポーツのため、審判も選手との接触や、急な目まいなどで動けなくなることはあります。しかし、審判がいないと試合にならなくなるため、予備の審判をあらかじめ用意しておきます。基本的にサッカーの審判は主審一人に副審が二人の三人制のため、予備審判も一試合当たり三人存在します。
ヨンヨンニ(4‐4‐2)
ヨンヨンニ(4‐4‐2)とは、フォワードを2人、ミッドフィールダーを4人、そしてディフェンダーを4人配置するフォーメーションのことです。ヨンヨンニはフィールド全体にバランスよく選手を配置することができるため、相手の様々なフォーメーションに対応することができます。最もポピュラーなフォーメーションです。
【ラ】
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ライナー
ライナーとは、蹴られたサッカーボールの弾道を表す言葉です。具体的には、低く速い弾道を描くボールを指し、センタリングやクロスボールをサイドからあげる際に用いられます。「ライナー性のボール」のような使われ方が多いです。また、ライナーに対して、弾道の高いボールはロビングと呼ばれます。
ラインズマン
ラインズマンとは、1996年にルールの改訂により現在では使われなくなった言葉です。ラインズマンとは現在は線審または副審と言われています。ラインズマンのやることは、タッチライン沿いの主審の目に届かない所でプレーの審判をすることがメインの仕事です。また、タッチライン上でのボールの微妙な判定、主審の目が届かない場所でのプレーを審判します。ラインズマンは、微妙な判定を見極めなくてはならないため、非常に重要な役割を担っています。
ラインズマン・フラッグ
ラインズマン・フラッグとは、線審や副審が持つ旗のことです。オフサイドやスローイン、コーナーキックなどで、主審の目の届かない場合にフラッグで審判に合図を送っています。線審として二人が両サイドにいますので、ラインズマン・フラッグも2本あります。
ラインディフェンス
ラインディフェンスとは、守備戦術のひとつです。守備を担当する選手(ディフェンダー)がゴールと平行に横一列を作り、そのラインを保ちながら前後に動き、守備をすることを指します。守備中一人のディフェンダーがボールを持っている相手の選手へ近づき、プレッシャーをかけることがあります。この場合は、残ったディフェンダーが守備の空いている場所を埋めるため、ラインを崩してポジションを修正するか、あるいは、残りのディフェンダーだけでラインを作り、そのまま守備をします。
🔴ラストパス
ラストパスとは、シュートにつながるパスのことです。ラストパスを出すときは、味方がシュートしやすい位置に出すことが重要になります。もし味方のフォワードが右利きでしたら、右足でシュートしやすい位置にラストパスを出すことができれば、ゴールを決めやすくなります。また、相手ディフェンダーから届かないパスを出すことや、オフサイドにも気を付ける必要があります。
ラン・ウィズ・ザ・ボール
ラン・ウィズ・ザ・ボールとは、ボールをキープして縦横無尽に移動するプレーのことです。相手を抜くドリブルに対して、オープンスペースへ侵入するときに使います。スペースが空いたのを見つけ次第、その空いたスペースにボールを蹴りだして、自分自身もそこへ走って行きます。もし相手プレーヤーがディフェンスを仕掛けてきたら、その裏をかいて空いたスペースに大きく蹴りだし、それと同時にボールと一緒に走ることで相手ディフェンダーをかわすことが可能になります。
【リ】
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🔴リターンパス
リターンパスとは、パスを受けた選手がパスを出した選手に直ぐ返すことを指します。ボールを持っている選手は壁役の選手にボールを出し、走って直ぐにパスを受けるので、ワンツーリターン、または壁パスとも言います。このプレーはパス交換の基本で、パスを出したらもう一度パスを受けるために動くことで、選手同士のコンビネーションを磨くことにも役立つプレーになります。
🔴リトリート
リトリートとは、選手が自陣へ引いて、前へ出すぎないことによって守備を固めるという戦術です。試合開始直後でどうしても失点したくないというケースや、試合終盤に一点をリードしていてどうしても守り抜きたいケースなどに有効です。試合終盤になってくると、選手は肉体的にも精神的にも疲労してきますが、守備に徹すると言う、シンプルな戦術であれば集中力を高めることができます。
リバースパス
リバースパスとは、パスの一種です。攻撃側の選手がドリブルで敵陣に攻め込み、相手方の守備の選手を引き付けます。そうすることで、ドリブルした選手の後方にはスペースができます。このスペースに味方の選手が走り込み、ドリブルで相手方の守備を引き付けた選手が後方の選手にパスを送る、という一連のプレーを指します。現在ではサッカーの基本的なプレーとなっています。
リフティング
リフティングとは、サッカーのテクニックのひとつで、足やもも、頭などを使ってサッカーボールを地面に落とさないように扱うことを言います。ボールリフティングのコツは、目の高さ以上にはボールを蹴らないで、一定の高さを保つように心がけることです。ボールの中心をはずさないように蹴ること、リズム良く蹴ることも大切な要素です。リフティングはサッカーの基本的な練習のひとつであり、リフティングをマスターすることでボールコントロールを身に付けることができます。
リベロ
リベロとは、ディフェンダーの中でも比較的自由な行動をする選手の呼称です。基本的にディフェンダーは相手選手をマークしディフェンスするものですが、リベロはマークする相手を限定せず、必要なときに守り、チャンスがあれば攻撃にも参加していくディフェンダーです。この自由な行動範囲により誰も予測できない活躍の期待できるポジションなのです。
両足タックル
サッカーの技のひとつに、両足タックルというプレーがあります。これは、両足を揃えて行なうスライディングタックルのことを言います。通常のスライディングと違い、両足でボールを持っている選手からボールを奪い取るため、危険なプレーとして反則になる場合もあります。そのため、近年の試合ではほとんど見られないプレーです。
【ル】
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🔴ルーズボール
ルーズボールとは、どちらのチームのボールとも言えない状態のことを言います。ルーズボールをマイボールにするための競り合いは、得点に絡むプレーになることが多いため重要です。ルーズボールの奪取には瞬発力が必要ですが、動きの速さだけではなく、精神面で相手と競り合う恐怖心に打ち勝つことも必要です。
🔴ループシュート
ループシュートとは、飛び出してきたゴールキーパーと一対一になったときなどに、その頭上を越すようにボールを浮かしてシュートを打つことです。ゴールキーパーの虚をつくトリッキーなシュートなので、難易度は高めですが、その代わりゴールキーパの死角を突くシュートですのでゴール成功率は高いです。ゴールキーパーは目の前にあるボールに対しては左右どちらにも対応するように構えていますが、頭上を越すループシュートへの対応はワンテンポ遅れてしまうことが多くなります。
【レ】
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🔴レッドカード
レッドカードとは、サッカーの試合中に特に悪質な不正行為を行なったものに出されるもので、レッドカードを受けた選手は退場させられてしまいます。イエローカードを二回受けた場合にも出されます。レッドカードを受けてしまった選手には、次の試合への出場停止など厳しい処分が待っています。
レフリー
レフリーとは、審判を指す言葉であり、試合が定められたルールに則って行なわれているかを判断する役目を負う立場のことです。レフリーは常に中立の立場から、ルールに違反する行為がないかを判断し、場合によっては選手にペナルティ(ファウル)を言い渡すことができます。
【ロ】
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🔴ロスタイム
競技以外のために費やされた時間をロスタイムと呼びます。このロスタイムは90分の試合時間には含まれないため、前後半が終了した後に、試合時間として追加されます。ロスタイムには他にも呼び方が色々あり、負傷選手の処置に使われることが多いためインジュアリータイム(インジュアリーは傷害やケガという意味です)と呼ばれたり、アディショナルタイム(追加時間という意味)とも呼ばれています。日本では日本サッカー協会のサッカー審判委員会が2010年7月に開いた会合で「ロスタイム」を正式に「アディショナルタイム」へと変更しました。
ロビング(ロブ)
ロビング(ロブ)とは高く、ふわっとしたパスを出すことです。このパスは前線の押し上げに使えます。カウンターアタックを仕掛けるときには向きませんが、フォワードに背の高い選手がいた場合、ロビングパスを出すことによって背の高さを生かすことができます。背の高いフォワードにロビングパスを出したあとは、その選手がポストプレーをして味方選手にボールを落とし、そこから次の攻撃を組み立てることができます。
🔴ロングスロー
ロングスローとは、タッチラインを越えたボールを手で投げてゲームを再開させるスローインのひとつです。スローインのうち、30m以上先を狙うものをロングスローと呼びます。相手陣地の深いタッチラインからロングスローを行うことで、一気に相手ゴール前にボールを送ることができるようになります。
🔴ロングパス
ロングパスとは、遠くにいる味方に出す長距離パスのことを指します。得点につながる確率の高いパスなので、正確に決めることが重要です。しかしその反面、パスカットされてしまう可能性も高いパスです。
🔴ロングボール
ロングボールとは、長距離のパスを指します。カウンターアタックなどを仕掛けるときなどに前線へ一気にロングボールを蹴り込むことにより、相手の意表をついて得点につなげます。また、ロングボールを用いることで相手ディフェンダーの中盤の守りを回避してゴール前にボールを運ぶことができます。しかし、ロングボールは相手ディフェンダーにパスカットされやすいため、頻繁に行なえるプレーではありません。
【ワ】
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🔴ワンサイドカット
ワンサイドカットとは、攻撃側1人に対して守備側が2人の場合に、前方のデイフェンダーが攻撃側の選手のパスコースを遮るようにディフェンスすることで、パスを一方向にしか出せないようにするプレーを指します。
🔴ワンタッチ
ワンタッチとは、ボールに2回以上触れることなく、1回のタッチのみでパス、シュートなどの動作を行なうプレーを指します。例えば、味方からパスが来たとき、そのボールをトラップせずにパス、シュートなどをするプレーで、ダイレクトプレーとも呼ばれます。ワンタッチは、ディフェンスに囲まれる隙を作り出さないため、スピードを持ってゲームを進めることができます。ワンタッチを行なう際は、ボールが来る前に周辺の状況を把握しておくことが必要です。
ワンツーリターン
ワンツーリターンとは、ワンでパスを出し、ツーで走り、最後にリターンで再びパスを受けるという、一連の動作を指します。ボールを持っていない選手が壁の役割をし、ボールを持っている選手は壁の選手にパスを出して走り、またすぐにパスを受け取ります。壁に向かってボールを蹴る様子に似ているので、壁パスとも呼ばれます。ワンツーリターンはサッカーのパス交換における基本であり、パスを出したそのあとすぐに動くことがポイントです。
随時ルールや用語について追記していきます。
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