Photo by mna_tna 【詩.3】夏の亡霊 10 幾 優大 2024年7月9日 20:03 明日を忘れて眠りの街で踊る言葉を交わすのは暗い夜の寂しさから逃げる術はそれしか無いと悟ったから不器用なこの手では 触れる物全てを傷つけてしまうだから 誰も悲しまない様 亡霊になってこの身を消すんだそうすれば君の体の内側にも入ってゆける爽やかな泡が弾けるような歌で踊れないはぐれもの 夏の亡霊温い風が絡む 群れるほど寂しく心が浮かぶ僕は夏の亡霊 誰も触れられない世界で遊ぶいつか誰も触れられない世界へ君を攫ってみせる ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #創作大賞2024 #夏 #エッセイ部門 #亡霊 10