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今、Phoenix Sunsがアツい

今からちょうど一年前、Phoenix Sunsは誰もが認める優勝候補だった。
現役No.1 SGであるDevin Booker擁するチームに、
歴代最高スコアラーと名高いKevin Durantが加わり、
更に得点王準グランプリの経験があるBradley Bealも参戦した。
その圧倒的なオフェンス力から、彼らはBIG3と呼ばれリーグの台風の目だった。

というのも、サンズは
圧倒的な勝率(16勝4敗)で成績を残し優勝したナゲッツに対し、
2敗させた唯一のチームであった。
期待が高まるのも無理はない。

しかしながらシーズンが終わってみれば、
ウェスト6位、1stラウンド屈辱のスイープ
期待とは程遠い結果となってしまった。

アントに煽られてしまうデュラント

敗因をいくつか挙げると、
①PG不在で、エースにちゃんとボールが入らない
②無理で一辺倒なアイソレーション
③フィジカルな3&Dの不在

あたりが挙げられる。

ところが今年は、
①PG不在→Tyus Jones, Monte Morrisの補強
②Mike Budenholzer新HCのもと、チームオフェンスの構築
③新人Ryan Dunnの台頭

により、3勝1敗の好スタートを切っている。

スーパースターたちが、不慣れなプレーメークをしようとして、
ハーフコートライン付近でターンオーバーする去年のサンズはもういない。
わざわざマクダニエルズ(ウルブズの好ディフェンダー)に突っ込んでいく去年のサンズはもういない。
せっかくシュートが上手いBIG3なのに、3PA(試投数)が25位のサンズはもういない。

昨年、思うような結果が出せなかったスーパースター集団。
3番人気であった優勝オッズは、10番前後まで落ちてしまった。
しかし、まだ陽は沈んでいない。
勝負の年を、見届けたいと思う。

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