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井上技研      



建設業界において男社会の印象を持っている人は多いのでは?
と思いますがその中で現場に女性を増やす、その目標を掲げる井上技研さんについての記事です!

企業訪問の様子


今回は実際に企業を訪問して井上技研さんの魅力
ついてお聞きしてきました!!
なのでその魅力をお伝えできればと思います!


・はじめに

皆さんは建設業のイメージといえばどのようなものを持っていますか?

例えば「作業的」、「古い文化」、先ほども述べた
通り「男社会」など硬直的な組織だと思われがちではないでしょうか。
ですが井上技研さんと対話を重ねるうちに、そうではないことがわかってきたので$${\underline{今回はそのイメージを払拭していきます!!}}$$


・株式会社井上技研とは

株式会社井上技研は、1985年に設立された新築・改修工事を担う会社です。
みなさんは、建設業というとどんな仕事を想像しますか?
建設業は、建物を建てる建築工事業と、道路や水道のようなインフラ整備を行う土木工事業に分けられます。
株式会社井上技研は建築工事業ですね。
その中でも、解体や塗装といった他社の専門業者を取りまとめる施工管理を行っています。

魅力的な井上技研さんのホームページはこちら↘︎↘︎↘︎

株式会社井上技研ホームページ

・福利厚生

給与

建築施工管理 大卒の初任給は下記の通りです。

支給額 : 228,000円(基本月給 : 208,000円 , 諸手当 : 20,000円)
※諸手当(固定残業代)、交通費支給(上限なし)

「(株)井上技研の採用データ」(マイナビ2025)

令和元年度 建設業の初任給は、(超過労働給与額除いて) 216,700円が平均なので、井上技研さんは若干、下回っています。
しかしながら、福利厚生は給与だけで良し悪しを判断できません。
他の福利厚生も見てみましょう!

休暇

建設業って、お休みが少ないイメージがありませんか?

東京の調査ですが、建築業の平均年間休日は113日というデータがあります。
井上技研では、週休2日制(土・日)・祝祭日を導入し、年間休日は120日の休日です。
労働環境の改善にも力を入れていることが分かりますよね。

加えて、1つの現場は半年から2年ほどかかるそうなのですが、終了後に有給とは別で1週間のお休みを頂けるそうです。

資格取得金補助

資格取得には受講費などがかかりますよね…。
この費用、大手企業では立替えの場合も多いようなのですが、株式会社井上技研では、なんと!支給してもらえるんです!

さらに、見事資格を取得した場合には、お祝い金も支給されます!!
総合資格学院(資格スクール)の方によれば、
資格取得費用とお祝い金が両方もらえるのは、道内唯一なんだとか…!

勉強会&キャリアコンサル

社長によると、札幌商工会議所や建築士事務所協会の低価格な勉強会を利用することで資格取得費用の全額補助が可能なのだそうです。
3〜40歳の方の会話の勉強会もしていて、性格矯正をしているので接しやすい職場とも言えます!

勉強会の様子


わからないことを抱えていたら自己肯定感も下がって自分を小さく考えてしまいます。
それを防ぐために、勉強会やキャリアコンサルで解決に導きたいと語っていました。

次はDX推進についてです!!

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株式会社井上技研ホームページ

・DXの推進による業務の効率化

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
企業がビッグデータなどのデジタル技術を活用して業務プロセスを改善し、製品やサービス・ビジネスモデル自体を変革するとともに、業務や組織、プロセス、企業文化・風土も変革し、競争上の優位性を確立すること。2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱された。新規事業の開拓や人手不足対応のため、DX推進の重要性が増している。

「現代用語の基礎知識」(自由国民社 , 2024)

要するに組織にITシステムやIotを導入して利便性を上げようということです!

井上技研さんではチームスの活用、ドローンによる現場視察、タブレットによるデータ共有などを主に取り組んでいます!

チームスの活用

重要な連絡以外の細かな連絡は「チームス」というアプリで楽ちん!
報連相や勤怠などはもちろん各事業ごとの進捗の共有もできるため、今やらなくても良い仕事の見分けがついて効率的に仕事をこなす事が可能に!!

タブレットによるデータ共有


建設業の現場では膨大な量のデータを扱うことに…。
そこで、現場専用のタブレットの導入により、
画像データ管理がスムーズになり事務作業の軽減で現場からの直行直帰ができることも増えたそうです!

そもそもDXを推進する意味

それは2024年問題という課題が存在しているからです。
建設業界や物流・運送業界における働き方改革関連法のことで、簡単に言うと残業を規定時間で収めよう!ということです!

DXを推進することで作業効率が上がり、労働時間の削減につながると言うことです。
なんでもやろう!ではなく今やること、やらなくていいことの見極めをして効率的にスケジューリングしていくことが重要だと話していました。

・建設業の女性雇用

井上技研さんには現在男性社員10名、女性6名、
計16名在籍
していてなんと女性社員率37.5%です。
建設業における女性社員率は16.7%(国土交通省)なので非常に高い割合であることがわかります。

目指している目標とは

社長の犬嶋さんはこう語っていました。

会社について熱く語る様子

$${\underline{「いずれは現場の男女比を0:10にしたい」}}$$
$${\underline{「一つの建物を作り上げるのに全員女性で」}}$$と。
井上技研でも男女比は6:4で男性の方が多く、また今の建設業界では女性の活躍はあまりできていないのが現状です、、、
一生懸命働く女性を活躍させたい!
この一心で20年前から女性の技術者育成に力を入れてきたそうです。

「第8回女性技術者育成功労賞」表彰式の様子

2022年には「第8回女性技術者育成功労賞」を受賞しました。
施工現場監督への女性の積極登用や研修などの
職場環境の整備を率先した取り組みが評価されています。

次はそんな職場環境についてです!!

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・アットホームな職場

井上技研さんの職場は、上司と部下関係なく、何気ないことで笑顔が生まれるアットホームな雰囲気です!
また、2ヶ月に一度、社員の誕生日会が開催されたり、みんなでよさこいを見に行ったりと仲の良さがすごいです笑
節分前日に恵方巻と豆が社員全員に配られたりなど、社員同士の交流を深めるイベントが多くあります!

・職場環境

髪色、ネイルが自由で、気にしなくて良いのだそうです。
他にはフリードリンク自動販売機の設置で気軽に飲み物が飲めたり、普段着でも着られるようなデザインの作業服が支給されたりもします!

建設業はカチッとしたイメージが強いですが、職場では、〜さん呼び飲み会もフランクな関係で参加できるのはありがたいです!

ON、OFFのメリハリをちゃんとした方が仕事に面白みが出ていいのだとか!


・終わりに

この記事のはじめに、皆さんにこんな問いかけをしました。
「皆さんは建設業のイメージといえばどのようなものを持っていますか?」ここで改めて同じ問いを投げかけたいと思います。
どうですか?
おそらく記事を読む前と読んだ後では、建設業に対するイメージが異なるのではないでしょうか?
今、ポジティブな印象が浮かんでいたら嬉しいです!


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