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犬が居た生活

こんにちは。
「になぼ」と申します。
今回は昔飼っていた犬の思い出など・・・


死に際

死んだと言っても、7年前の話。
ちょうど、12月。
びっこを引き出して、病院行こうねと言ってる前日の夜中、母の腕の中で亡くなったそうだ。
私は社会人になって家を出ていたので、翌日に知らされた。

病院にかかる前に亡くなってしまったので、死因などを追及することを私たちはしなかった。
今でも、ぼやっと考える。
びっこ引いてたということは、脳梗塞とか??
もっと緊急に病院に連れて行くべきだったか??
亡くなる直前、痙攣しながらも、水を飲もうと必死に立ち上がろうとしていたらしい。母は泣きながら抱いて落ち着かせ、犬も大好きな母の腕の中でゆっくりと亡くなっていったそうだ。

家族が増えた時

近所のホームセンターで母が「フレンチブルが破格で売られている・・・」と言っていたので、母と二人で急いで見に行った。
しかし、犬種名をよく見ると「ボストンテリア」とな。
母に間違いを指摘したが、それでも可愛いねと二人で虜になってしまった。
(母は昔から鼻ぺちゃ犬のファンである。)
値段を見て確か当時8万円ほどで売られていた。
今ではボストンテリアという犬種もよくCMなどに使われて、知っている人は増えているかもしれない。
しかし2006年当時、私たちにとっては全く知らない犬種だった。
しかも、値札に「クリスマスセール!」と大きく書かれていたと思う。
『8万円』・・・子供の買い物にしては高すぎるが、命の買い物などしても良いのか・・・なんだか、運命的なものを感じたのかもしれない。急いで父に母の携帯から電話して、「犬を飼いたい」と伝えていた。
お決まりの「ちゃんと自分でお世話するなら」という言葉でOKをもらい、私は何年か分の貯めていたお年玉を使って、ボストンテリアの命を買った。
(もちろん、他に必要なゲージや餌などは、母が出していた。笑)
今になって、母が熱心に私を誘ってホームセンターに連れて行った事を不思議に思うことがある。母が娘を使って、父に許可を得たかっただけなのでは?と考えてしまう。笑

育てる

育てるにあたって、「ボストンテリア」を調べてみた。
性格的には人懐っこく、初対面の人や他の犬にも比較的フレンドリーらしい。よかった!
そして見た目。
別名「タキシード犬」と呼ばれるように、白い胸と足の模様が多い。
調べると、この犬種は顔の両目まわりから耳にかけて、左右対称に黒いのが多いそうだ(茶色い子もいる)。
ただ、うちの子は顔の右側だけが黒かった!
「それで、セールで破格になっていたのか・・・」と後から気づいた。
おかげで、私は念願の犬との生活が出来て良かったのだが。
しかも、飼った側からすれば、彼(オスでした)は唯一無二の特徴を持っているのだ。これ以上、嬉しいことはない!
ちなみに耳垢を掃除していると、黒い耳は黒い耳垢。白い耳は白っぽい耳垢だった。なぜ?笑

大人しい子であまり吠えないし、散歩していても他の犬にはあまり興味がなさそうだった。
ただ、人は好きみたいで、通りすがりのおじいさんになついていたり(その方もとても可愛がってくださった。)家でも人が座っている椅子の背もたれと背中の間の狭い所に入ってきた。特に父の背中が好きそうだった。(匂いが好きだったのか。笑)
私の膝にもよく乗ってきた。「安定感があるからちゃう?」とよく母にいじられた!笑 それでも、乗ってきた時は嬉しいから許す。

しかし、やはり一番一緒に居るのは母である。
母は強い。犬は一番なついていた。
私たちが分からない所で母と犬には絆があった気がする。

追々、犬は個性が出てきて、なぜかブロッコリーをおやつに欲しがる習慣がついて母がまとめてゆでてくれていたり、犬用ベットが苦手なのかすぐ綿をだしてしまうのでほつれないブランケットを母が作っていた。

現在

結局私は社会人になって、家を出て行ったので両親に犬を預けっぱなしで、申し訳なく思っていたが、二人は「この子は見てて飽きない。急に2人になっても犬が居たから寂しくない」との事を言ってくれていた。
うちの両親は私からすると夫婦円満に見えるので、犬が居ても居なくても大丈夫だったと思うが。笑

もう一度犬を飼いたいか?と言われると、不思議と躊躇してしまう。
犬は好きだ。SNSでもずっと追っている。お気に入りチャンネルもいくつかある。散歩している犬もいつも目で追ってしまう。更に触らせてもらえた日には、とっても嬉しい。しばらく毛の感触を思い出す。
でも、動物には別れが必ずある。
あとは、自分の自由時間は減る。確実に。それは育児も一緒。
家族が増えるなら、当然のこと。そこを幸せな時間に思えるのか。
その点についてはまだまだ考え中。

対象

現在、noteを初めて投稿3日目。
画像を設定したりしているが、まだクリエイターページのヘッダーとアイコンしか設定できていない。
一番大事そうなnoteの見出し画像の用意がまだ出来ていない・・・
なにぶん、絵に関しては遅筆なもので、、、
もし、ちらっとでも私のアイコンを見てもらえたら、今回の投稿内容の犬だと分かってもらえるだろうか?
そう、亡くなって7年たっても、まだ描きたいのは彼なのだ。
それだけ、唯一無二の特徴の可愛いあいつをみなさんに見せたいのだ。笑

あかん、手短に終わるつもりが長くなってしまった。
また晩御飯を作成する時間を削ってしまった。
さぁ時短料理開始するか・・・!



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