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「空白のチョイ時間」を意識的に作ってみた
考える時間を作るって何だろうと最近考えている。思えば私はちょっとした隙間時間でも情報を頭に入れていることが多い。ドライヤーをかけながら新聞を読んだり、トイレにいきながらスマホをいじったり、洗濯を干しながらドラマを見たり。そんなチョイ時間に情報を入れなければ、考える時間は増えるのか検証をした。
1日目(10月16日)
トイレにスマホを持って行かない、洗濯物を干すときドラマを観ないことを決意。なんか「何考えれば良いんだろう」と落ち着かない。トイレに貼ってある「1年生漢字一覧」をじっくり読んでみた。これは結局情報のインプットか?「子」という漢字の読みは「し、す、こ」だと知り、もしかして日清シスコって漢字で書いたら「日清子子子」なのでは?というくだらない仮説を立てた。
2日目(10月17日)
スマホを持たずに過ごすことに少しずつ慣れてきた。スマホを使ってなくても洗濯を干したりしているのだから、別に暇ではないと思えるようになった。通勤の際はポッドキャストを聴いてるが、1つ聴き終わったら停止して、余韻を味わうようになった。今までは次から次へと聴いていた。いかにコンテンツを消費していたかを思い知った。フォローするポッドキャストを整理した。
3日目(10月18日)
リビングの中でもぼーっとする空白の時間を作りたいと思えるようになってきた。ぼーっとしていると頭の中にいろんな考えが浮かんでくるが、ぐるぐる回ってうまく整理できない。いつも図式しないとうまく思考整理ができないのでクセになっているんだろうと思う。
〜休日〜
休みの日は子どもたちとバタバタ過ごしたので、、ほぼスマホは使わず。ずっと読んでみたいと思っていた「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」を購入。面白かった。感想は次回書きます。
6日目(10月21日)
空白の時間って良いな〜と感じ始める。家の中で特に何もしていなくてもスマホを持たなくなっている。リビングでスマホも触らずに床でゴロゴロするのって楽しい〜。空白の時間を作る前は、机に座って本の感想とかを難しく考えることが「考える」ということだったけど、空白の時間を作るとすごくくだらないことを考え始めることに気づく。
7日目(10月22日)
運転中もつけていたラジオとかを消すようになる。何となく情報を入れずに自分との対話をしていたいと思うことが増えた。こうやって時間を過ごすのが、意外と好きなのかもしれない。けど、こうなった場合、どんどん情報が入らなくなってしまうのがネックだ。情報を入れる適正量って何だろう。
検証結果
隙間時間に情報を入れないことを意識して1週間。「情報を入れないと損」って気がしてたけど、頭の中でぐ〜るぐる何かを考えている時間も自分にとっては好きな時間だ。しかし、考える時間が増えたかといえば疑問である。くだらないことを感じる時間は増えた。あと、そろそろ情報を入れないと大人としてヤバいと思った。ニュース程度は入れた方が良い。