2024 10/12,13,15 3勝クラス以上レース回顧
ども、2Mです。今回は2024年10月12,13,14日のレース回顧をしていきたいと思います。3日開催だったので最高でしたね。個人的には馬券も調子が良くて、回収率300%オーバーでした～！！！ありがたいです。
3日通して天気が良く、予想に馬場を考慮する必要がなかったのでありがたかったです（笑）
とはいえ3場開催で、それぞれの競馬場で特性が違うので、めちゃくちゃ考えなくちゃいけないのは大変ですけどね、、、
東京のクッション値は9.7→9.7→9.6 と標準値
京都のクッション値は10.7→10.7 とやや硬め
新潟のクッション値は9.2→9.3→9.2 と標準値
でした。では行きます。
10/12（土）
京都10r 大原S（3勝）
京都11r 大阪スポーツ杯(OP)
10/13（日）
東京10r テレビ静岡賞（3勝）
京都10r アカイトリC（3勝）
東京11r オクトーバーS（L）
京都11r 秋華賞（GⅠ）
10/14（月）
東京10r 白秋（3勝）
東京11r 府中牝馬S（GⅡ）
新潟11r 信越S（L）
10/12（土）
京都10r 大原S（3勝）芝1800m 外回り Aコース 良 定量
2コーナー奥のポケットスタートで、600m平坦な道を進んだのちに坂を登って3角に入り、4コーナーにかけて下り坂をかけるワンターンコース。最初平坦で長い直線を進むためメンバーによっては速いペースの先行争いになるが、枠の不利は受けにくい印象。
内前がきれいで、かつペースが速かったので前が止まらなかった。メンバーレベルは非常に高く、着順の低い馬でも酌量の余地があると思います。
ケイアイセナ
マイペースで逃げられたのでその点は評価できないが、1000m57.9で逃げ切った点は強く、着順以上に評価できる。このタフさを生かして逃げれるなら昇級しても。
セブンマジシャン
有利な内枠を引いてロスなく進んだが、速いペースの3番手追走で前が止まらない中走り切った点は評価できる。能力に売らず消された2着だと思いますし、タフな流れに対応できることが分かったのは収穫です。
ココナッツブラウン
前が止まらない中で最後方から追い込みの3着且つ、明らかに太め残りの＋38kgで出走してきたため着順以上に評価できる。今回から差し競馬にチャレンジしたらしく、リズム重視でやればこれくらいでいるとのことで今後も後ろからになるとは思うが展開次第では上にクラスでも。
マラキナイア
7か月ぶりの実戦でプラス18kgかつ速い展開だったので着順ほど評価を下げる必要はないと思います。このクラスでは能力上位です。
デコラシオン
縦長の展開で早くに目標がいなくなり、直線半ばで気を抜いていたように感じます。正直外回りは向いていなかったと思うし、もっと団子になるような展開なら能力は上位だと思います。抜け出してから気を抜く性格を見極めなくちゃいけません。
アイスグリーン
速い展開を3番手追走で、かつ外を回らされていたため展開的には厳しかったと思います。着順ほど評価を下げる必要はありません。
プッシュオン
前が止まらなかった感じはあります。直線はじわじわ伸びていて、ココナッツブラウンには手ごたえで劣っていましたが、プラス8kg、5か月ぶりだったので酌量の余地があり、昇級初戦だったことも考えるとメンバー次第では勝ち上がれると思います。
京都11r 大阪スポーツ杯(OP) ダート1800m 良 別定
ダートスタートで、スタートからは平坦な道を286m進んで1コーナーへ。内枠の逃げ先行馬が有利です。
しかし、ロードアヴニールとミスティックロアが逃げ争いをする形になり、前が速くなったので結果的に中段の差し馬に展開が向いたと思います。
デリカダ
4角で綺麗に前が開きましたし、展開は向いていましたが、完全に復調したことを示すような鮮やかな末脚でした。着順以上の評価はできませんが、今後が楽しみになる内容でした。
ミスティックロア
差しのこの馬に展開は向きましたが、勝馬との差は位置取りだけで、タイム差なしなので勝ちに等しい内容でした。依然としてこのクラスでは能力上位です。
ロードアヴニール
内からロスなく逃げることができましたが、今回初めての逃げだったことと、速い流れの逃げになったのに3着に残せたことは着順以上に評価できます。もまれ弱さや砂を嫌がってしまうので注意は必要ですが、夏負けがあったとのことでまだ良化の余地があり、次走もすんなり行けるなら楽しみです。
ミラクルティアラ
最近は出足がつかなくて前に行けなかったのですが、今回は前に行けました。4着ですが最後の100mで止まってしまったとのことで、距離短縮で来たらまた本命候補です。ここでもやれる能力があります。
10/13（日）
テレビ静岡賞（3勝）東京ダート1400m 良 定量
ダートスタートで、スタート直後は緩やかな下り坂でその後緩やかな登坂、その後また緩やかな下り坂を下りながら最初のコーナーに入る。初めのコーナーまでは約500mあるが、下り坂の影響でややペースは速くなりがちである。最終直線では2mの登坂があるため、スタミナも求められる。
その枠の逃げ先行馬はノーチャンスと言えます。
コンクイスタ
一番強い競馬をしていました。最不利な大外枠からの先行で、全く展開が向いていないにもかかわらず2着に0.1s差の3着なので着順以上に評価できます。去勢明け初戦、ブリンカー着用が見事にマッチした印象です。昇級初戦だったことも踏まえ、次走はさらに上昇が見込めますし、次走以降本命候補です。
ユキマル
内枠からロスなく逃げられたとはいえ、2番にせりかけられる厳しいく速い逃げだったので、0.1s差の4着は着順以上に評価できます。昇級初戦でしたし、展開が向けばこのクラスも突破できそうです。
ロードフォンス
速い展開がこの馬に向きましたが、バトゥーキに0.3s差の勝利ですので評価できる内容だったと思います。難しい面があるとのことで軸は怖いですが、上でも通用する武器を持ってることは間違いないのでこれからも硬い紐に入れたいです。
バトゥーキ
東京の1400ｍはぴったりで速い展開も向きましたので着順以上には評価できませんが、やはりダート1400なら毎回堅実な足を使ってくれますので、あまりにも前が止まらない展開でない限りはこのクラスでは安定できます。次走も本命でいいと思います。戦ってきた相手を考えてもこのクラスでも力が抜けているのは間違いありません。
ナスティウェザー
不利な大外枠かつ出遅れてしまったので完全に度外視でいいと思います。戦ってきたメンバーからしてもこのクラスで留まるような器ではないと思います。
ラックスアットゼア
直線でずっと前が空かず、やっと空いた後もさらに詰まるというロスがあり、着順ほど評価を下げる必要はありません。
スムーズならこのクラスは抜けられる力があります。
京都10r アカイトリノムスメC（3勝）京都 ダート1800m 良 ハンデ
ダートスタートで、スタートから平坦な約300m進んで1角へ。向正面の途中から2mの坂を登り、坂を下りながら4角へ入る角4つのコースです。ダートスタート且つ最初のコーナーまでの距離が短いので、内枠の逃げ馬が有利。メンバー次第では先行争いで速いペースになり、差しに展開が向く。
今回はそこまで先行争いは激しくなく、内前の馬に展開が向きました。
ダンテバローズ
先行馬が手薄で、外枠でしたがすんなり先行できたので展開は向いたと思います。評価は据え置きです。同じような競馬ができるなら上のクラスでも。京都コースが向いていたような印象。
メイショウコガシラ
久しぶりに出足がついて先行できました。先行馬が手薄だったとはいえ、外枠の分2頭分外を回しての先行且つ4角でうまく加速できないロスがありながら直線だけで0.2s差の2着なので能力の高さを感じます。スタートこそ安定しないので軸はギャンブルですが、かつて0.2s差つけて勝ったディープリボーンが後に3勝クラスを圧勝しているように、マイペースで先行できればこのクラスでは間違いなく力は抜けています。人気が落ちるなら本命に、人気するなら硬い紐にしたいです。
サイモンザナドゥ
前が止まらない展開で、かつ落鉄があった中で4着に0.3s差の3着なので着順以上に評価できます。復調気配が確信になりました。このクラスでは能力上位です。
セクシーブーケ
力負けの内容でしたが、昇級初戦だったことと勝ち上がりが全て平坦であったことから酌量の余地があります。3歳牝馬でまだ坂を上るパワーと4角でのペースアップに対応できなかったのかもしれません。
オンザライン
前が止まらない展開で8番手だったので着順ほど評価を下げる必要はないと思います。サイモンには完全に力負けの内容でしたが、展開さえ向けばこのクラスでもやれます。4人気の馬ではありません出した。
マリアナトレンチ
前が止まらない展開で、出遅れて最後方からになったので着順以上に評価を下げる必要はありません。大外一気で来れるような馬ではないので、しっかり先行できるようならこのクラスでもやれると思います。
レアンダー
前有利の展開で先行したので、展開は向きましたが完全に力負けの内容でした。自分のペースで逃げられないと厳しいのかもしれません。砂をかぶって嫌気がさすタイプなのかも。
東京11r オクトーバーS（L）芝2000m A 良 別定
ポケットスタートで2角へ、そのまま坂を下り、向こう正面で坂を上って下る。直線ではまた坂を上ってゴール。最初のコーナーまでの距離が短く、外枠は不利。下り坂でペースが上がりやすいのでペースが上がりやすく、逃げ馬も厳しい展開になりがち。
まだ馬場がきれいで、内前が有利だったと思います。後ろすぎた馬にもノーチャンスだったと思います。
ボーンディスウェイ
展開は向いていたので着順以上の評価はできません。メンバーも不安要素が多い馬が多く恵まれたと思います。
ギャラクシーナイト
前走から馬が変わった感じがあります。展開自体は向いていましたが、昇級初戦でいきなりのリステッドで2着には入れたのは大きいと思います。今後も流れるペースで前有利なら。
グランディア
前が止まらなかったとはいえ多少物足りな内容で、1番人気は過剰だったように感じます。東京コース向きではないかもしれませんし、中山や函館など小回りで見直したいです。
サトノエルドール
展開もメンバーレベルも向きました。北村騎手が今回は返し馬から促していったそうで、うまく気持ちが乗ったようです。人気しないで前有利の北村騎手なら紐に入れても。
ラヴェル
このメンバーレベルで負けすぎです。前が止まらなかったとはいえ、着順以上の評価はできません。
アドマイヤハダル
1年ぶりの実戦、前の止まらない展開で14番手、上がり最速なら上々だと思います。2走目はメンバーレベルと展開次第では勝てるのではないでしょうか、衰えは見られません。休み明けの分スタートが失敗したのだと思います。
ドゥラドーレス
1年4か月ぶりの実戦で2番人気を背負わされたのは可哀そうでした。まだまだ馬は若いですし、今回は前が止まらない展開だったので次走以降期待したいです。
京都11r 秋華賞（GⅠ）芝2000m 内回り A 牝馬限定
スタートから1角までは300mほど。3コーナーまでは平坦な道が進み、3角から4角にかけて約2.5mの坂を上って直線に向けで一気に下ります。角4つなので器用さが求められるコースですし逃げ先行馬が有利なように見えますが、下り坂の勢いなのか、大外一気の差し馬が勝ち切る場面も多く見られます。
今回はセキトバイーストが57.1のHペース逃げをしたので、差し馬に展開が向きました。
チェルヴィニア
展開は向きましたが、はっきりと力が抜けていたと思います。心身共に成長して、完全体でした。出てきたら問答無用で軸でいいかもしれません。またG1を勝てるとルメールもコメントしています。
ボンドガール
速い展開は向きましたが、チェルヴィニアに対して位置取りの差がありながらここまで迫れるのは明らかに能力の高さを表しています。今後G1をとれる器です。
ステレンボッシュ
調整がうまくいっていなかったし、大外枠だったにもかかわらず3着なのはやはり能力の現れだと思います。上位3頭とともに能力が抜けていたと思います。
ラヴァンダ
結果論ですが、たぶん馬場が渋ったら全くだめなタイプで、良馬場ならこれくらいやれるポテンシャルを持っていたということだと思います。非常に惜しい競馬で、上位3頭は抜けていたもののこの馬も世代上位の力を持っていることを示しました。
クリスマスパレード
2番手の逃げだったとはいえセキトバのHペース逃げに付き合ったので苦しい競馬でした。それで5着に残すのですからやはり能力が高かったのだと思います。そもそも京都では逃げ馬が厳しいので、他の競馬場でマイペースなら逆転もあるかもしれません。
ミアネーロ
直線を向いたときは一瞬夢を見られるような足を見せました。一瞬の足しかないのかもしれませんので、また中山で見直したいです。速いペースも向いていなかったようです。
タガノエルピーダ
速いペースで3番手、前2頭が飛ばしていたため結果的に逃げるような形になりましたが、それでも早いペースで展開的には厳しかったと思います。やはり世代上位の力を持っています。
クイーンズウォーク
スタートで立ち上がり、回ってきただけでした。調整もよくなかったようですし、次見直したいです。
10/14（月）
東京10r 白秋（3勝）芝1400m A 良 ハンデ
下り坂スタートでペースは速くなりがち、その後向こう正面で坂がありましたが、3コーナーにかけて下り坂なのでペースは緩みません。差し決着になることが多いと思います。外枠の先行馬はノーチャンスだと思います。今回はベガリスとショウナンラスボスが逃げ争いをしてペースが流れました。
ソンシ
展開は向いていましたが、間違いなく力が抜けていました。ここは通過点で、上でも通用する能力を持っています。重賞級です。精神的に成長してきたそう。
ベガリス
外枠からの逃げでしんどい展開でしたが、最後までよく頑張っていました。他の逃げ馬は垂れていて2着とは0.1s差の5着なので着順以上に評価できます。自分の形で逃げられるならここは抜けられます。
マンドローネ
展開自体は向いていてソンシにも乾杯の内容でしたが、他の馬と比べると能力は抜けていたように感じます。ここは順番待ちです。
ヤマニンデンファレ
展開は向いていましたが、直線の半ばから外に出して、残り強い相手に上がり最速で3着と年齢を見せない走りでした。2着との差は追い出すタイミングのみだったと思います。斤量は恵まれましたが、同じ競馬ができるなら今度も楽しみです。今後も直線の長いところで。ゆきとがうまく乗りました。
オメガウィンク
直線で前が壁になって一度後ろに下げるロスがあってスムーズに加速できませんでした。ソンシには完敗の内容でしたが、2着は阿多内容でこのクラスは順番待ちだと思います。
エピプランセス
すごく汗をかいていましたし、少し精神的に厳しい面があったのかもしれません。ですが、やはり復調気配は見える内容で、垂れてきそうな逃げ馬を避けようと右に引っ張った瞬間に足が亡くなってしまいましたが、3着馬とは0.1s差の内容で着順ほど評価を落とす必要はありません。今後も内を引いてロスなく立ち回れるようなら、このクラスを抜けられる力はあります。
東京11r 府中牝馬S（GⅡ）芝1800m 良 別定 牝馬限定
東京芝1800mはポケットスタートで隊列はすぐに決まり、スローの内前有利になることが多いです。今回も先行馬は多かったものの、1000m58.7、600mは35.1でスローでした。ただ、先行争いをした馬は軒並み崩れました。
ブレイディウェーグ
1年ぶりでプラス14kgでしたが圧勝でした。明らかに力が抜けていました。成長もしていたと思います。
次のレースは確勝だと思います。
シンティレーション
前走は先行からの押切だったのに今回は差し競馬で2着。昇級初戦の超格上挑戦だったのに2着なのは素直に実力を認めざるをえません。上がりは32.8で、ブレイディとの差は位置取りだけと思わせる内容でした。明らかに強かったので、夏を超えて本格化したとみるのが妥当だと思います。
マスクトディーヴァ
お疲れ様でした。残りの馬生をゆっくり過ごしてください。
フィアスプライド
前に行った馬の中では一番残りました。もう少しペースが流れればという内容でした。ですが、完璧に乗ってこれなので、力負け感は否めないです。
ルージュリナージュ
展開は向きましたが力負けです。自己条件で見直したいです。
フィールシンパシー
前にいった馬ではよく頑張りました。休み明けでしたし、叩いて2戦目、できればローカルで見たいです。
新潟11r 信越S（L）芝1400m 内回り A 良 ハンデ
超ハイペースで前が不利でした。ポケットスタートで初めのコーナーまで長く、隊列は決まりずらいのでそういったペースになることは多いです。差し馬に展開が向きました。
レイベリング
強かったです。このハイペースを５番手で追走して圧勝は能力の高さを表しています。＋１４ｋｇは成長分だったのかもしれません。
シュバルツカイザー
斤量57かつ初めての14でしたが見事に対応してました。展開は非常に向いていました。
アサカラキング
Hペースの二番手追走ですんなり逃げられなかったので度外視できますが、もう少し頑張ってほしかった印象でした。コメントからも、何か違和感が感じられるので本命は危ないかもしれません。
オーキッドロマンス
Hペースの3番手追走を外枠からしたので、展開は全く向いていませんでした。着順ほど評価を下げる必要はありません。
カルチャーデイ
アサカラキングにせりかけられる形でHペースで厳しい逃げを打ったので完全度外視でいいと思います。
マルディランダ
昇級賞初戦かつ超Hペースを前目で追走して3着とは0.3s差の5着なので着順以上に評価を下げる必要はないと思います。ここでもやれる能力はありそうです。