2024 9/21,22 3勝クラス以上レース回顧
どーもつえむです。今日は2024年9月21日、22日のレース回顧をしていきます。中山のクッション値は土日共に約10.0でやや硬め、中京は約10.5でこちらも硬めで、どちらも速いタイムが出ました。
特に中山はCコース替わりもあってか、レコードがバンバン出るような馬場でした。中京は土曜の夜に雨が降り、日曜は稍重たい馬場になりました。馬場への適性の差が出たと思います。
では、やっていきましょう。
9/21（土）
中京8r 野路菊Ｓ（OP）
中山9r カンナＳ（OP）
中京11r 伊賀Ｓ（3勝）
中山11r ながつきS（OP）
9/22（日）
中京10r 志摩S （3勝）
中山11r 内房S（3勝）
中京11r 神戸新聞杯（GⅡ）
中山11r オールカマー（GⅡ）
9/21（土）
中京8r 野路菊S（OP） 芝2000m B 良 2歳 別定
5頭立ての小頭数でした。小頭数だけあって1000m1.04.1の超スローペースで前に展開が向きました。実力通りの結果になったともいえます。全体タイムは2.02.8。特に上位2頭が抜けていました。
エリキング
ゲートで立ち遅れるも徐々に位置をとっていって4角では先頭へ。そのまま押し切りと言う内容でした。喧嘩する面があり精神面が課題ですが、力だけで押し切った点は着順以上に評価できます。
ジョバンニ
勝馬が強かったですが、この馬も能力は抜けていました。スローのよーいどんでしたし、多頭数で紛れがあれば、逆転もありそうです。
中山9r カンナS（OP）芝1200m 外回り C 良 2歳 別定
2歳戦にして600m32.6、1000m55.3、全体タイムは1.07.2の2歳レコードタイムでめちゃくちゃでした。相当にレベルが高いレースだったと思います。
エコロジーク
この化け物ラップと化け物タイムを生み出した張本人。はっきりと力が抜けていたと思います。スタートで遅れたものの、二の足で無理やり逃げる形。並の馬ならこの時点で足がなくなっています。しかも、楽に逃げたわけではなくロケットスタートしたレイピアを制しての逃げです。
そのまま進み、4角で垂れるどころかさらに後続を突き放しての0.5s差の圧勝で圧巻でした。G1級だと思います。
レイピア
ロケットスタートしたもののエコロジークに詰められ、同じラップに付き合わされたので着順ほど評価を下げる必要はないです。逆にこれに付き合って3着に残しているのは能力の高さを表していますし、マイペースで行けるのならば能力は依然上位だと思います。
中京11r 伊賀S（3勝）ダート1400m 良 3歳以上ハンデ
1000m58.3とペースが速く、差し馬に展開が向きました。ハンデ戦だったこともあり、難しいレースだったと思います。
エミサキホコル
展開と54kgと言う斤量が向いたので着順以上の評価はできません。長岡騎手が上手でした。
ローズスター
展開が向きました。斤量が57で勝ち馬と３kgあったのでここさえなければ勝っている内容なので着順以上には評価できます。決めて勝負になればこのクラスでもやっていける実力があります。
バトゥーキ
決め手を持つこの馬に展開は向いたものの、外に出すのにもたつき追い出すのが遅くなった点と56と言う斤量を考えれば、スムーズなら価値まで見える内容でしたので着順以上に評価できます。プラス体重の分重かったらしく、叩いて2戦目は勝ち負けになるのではないでしょうか。
ペプチドタイガー
4番手で先行し、目標をテイエムリステッドにしていたため展開は向きませんでした。しかし、それでもタイム差なしの4着に残している点は着順以上に評価できます。また斤量も最大の57だったのでその点も評価できます。能力はこのクラスでは上位です。
テイエムリステッド
能力は間違いなくこのクラスに収まる器ではなく、今回は速いペースで逃げたこの馬に展開が向きませんでしたが、本来は展開が向かなくとも勝ち切る力があります。騎手曰く見えない疲れがあったのだろうとのことです。確勝クラスなので休養してきたら迷わず本命を打ちたいです。3歳にもかかわらず56kgを背負わされていた点も可哀そうです。
カズゴルティス
昇級初戦でメンバーレベルが上がった上に、勝馬よりも重い55kg、2番手にいたこの馬に展開が向かなかったことを考えると評価を下げる必要はないと思います。このクラスでも能力は通用します。
マーブルマカロン
3番手で競馬下この馬に展開が向きませんでした。このクラスなら。
中山11r ながつきS（OP）ダート1200m 良 3歳以上 別定
ほどほどに速いペースになり、全体的に差し馬に展開が向いたと思います。600m11.4、全体タイムは1.10.6でした。
サインライズアムール
斤量59を背負わされながらの0.4s差の圧勝だったので着順以上に評価できます。これくらいのペースがやり易かったとのことで、メンバーレベルが上がった方がさらに力を発揮できるかもしれません。重賞をとれる器です。
アドバンスファラオ
昇級初戦でメンバーレベルの高い中の3着ですので着順以上に評価できます。12は少し忙しいらしく、14ならもっと良化できると思います。この馬ももっと勝てる逸材だと思います。
ジュンウィンダム
速い展開は向いたものの、昇級初戦で強い相手に2着ですので着順以上に評価できます。差す競馬が板についてきて、幅が広がった点も大きいです。
パウオレ
メンバーレベルが高いなかで4着なので評価を下げる必要はないですが、これといって不利もないので評価は据え置きです。メンバー次第ではOPなら勝ち負けできる能力を持っています。
ハコダテブショウ
番手以下での競馬でしたが恰好はついていました。最後は足が上がっている感じがあったので1000mなら一発あるかもしれません。
チェイスザドリーム
逃げたこの馬に展開が向きませんでした。前残りになるようなら。
スズカコテキタイ
斤量59が響いたと思います。実力的にここまで負ける馬ではありません。
9/22（日）
中京10r 志摩S （3勝）芝1200m B 稍重 3歳以上 定量
ペースはスローで前に展開が向きました。また、馬場が渋っていたので馬場への適性も求められたと思います。後ろの馬にはのチャンスだったとはいえ、実力の差が大きかったレースだと思います。
ミルトクレイモー
ロードフォアエースに対して0.6s差の完勝なので着順以上に評価できます。しかし、馬場も展開も向いたので注意は必要だと思います。上のクラスでも同じような展開になれば十二分に戦える実力があります。荒れた馬場を苦にしないのはストロングポイントとして覚えておきたいです。
ロードフォアエース
二番手にいたこの馬にも展開は向きましたが、前が止まりませんでした。渋った馬場は少し苦手なようで、良馬場なら次走は勝つ可能性が非常に高いと思います。
ツインクルトーズ
昇級初戦且つ輸送があったなかで、前が止まらずの2着とタイム差なしの3着なので着順以上に評価できます。このクラスは順番待ちかもしれません。
ラキエータ
函館で好走しているようにこれくらいの馬場が得意なのかもしれませんが、終始荒れたところを通って2着と0.2sに収めるのは優秀だと思います。今後も馬場が向けば侮れない存在です。
アルーリングビュー
前が止まらない馬場で、かつ荒れた内を追っていたゆえの大敗ですが、上がりは最速ですし良馬場で展開が向けばこのクラスは突破できると思います。
中山11r 内房S ダート1800m 良 3歳以上 ハンデ
先行争いは激しめで、また向こう正面でトップスティールがまくっていったのでやや速いペースになりました。中段から後方の差し馬に展開が向きましたが、先行馬の後ろで足をためていたヒューゴが勝ちました。
オンザライン
一番強い競馬をしていました。差し馬のオンザラインに展開自体は向いたものの、内で閉じ込められて進路に迷い、追い出しが遅くなるロスがありながら最後は足を余しての4着。展開次第にはなりますが、このクラスは抜けられるポテンシャルを持っています。
ヒューゴ
岩田父の完璧な運びで、展開が向いていました。斤量も牡馬にして55kgで向いていました。
オメガタキシード
差し馬のこの馬に展開が向きましたが、毎回堅実に足を使ってくれるし展開が向かなくても掲示板に入る実力があるのでこのクラスは順番待ち、上でも展開が向けばやれると思います。勝馬との差はありません。
クインズミモザ
展開が向きましたが、能力的には展開次第でこのクラスは抜けられます。斤量は53kgで着順以上に評価はできません。
ホウオウカブキ
昇級初戦且つ休養明け、最大斤量57kg、また4角の時点で勝ち馬とは4馬身ほどつけられていた上に6番手で競馬をしていたこの馬には最大限展開は向きませんでした。しかしタイム差なしの4着なので着順以上に評価できます。次走以降本命候補です。
オレデイイノカ
展開と斤量は恩恵を受けましたが、タイム差なしの5着なので着順以上に評価できます。展開さえ向けばこのクラスでもやって行けそうです。
デルマオニキス
斤量も展開も向きましたが差し損ねての6着ですが、2着とのタイム差は0.1sで、上がりは最速ですので本当に展開が向きそうならばどこかで大穴を開けてくれるかもしれません。
サノノエスポ
昇級初戦且つ、先行したこの馬に展開が向か中たので評価を下げる必要はないと思います。斤量恩恵はありましたが、次走以降狙っていきたいです。
エリカサファイヤ
逃げたこの馬に展開は向きませんでしたし、馬体重22kg増、距離が短かったことを考えれば評価を下げる必要はありません。次走以降距離延長かつマイナス体重なら本命候補です。
中京11r 神戸新聞杯 芝2200m B 稍重 3歳オープン
メイショウタバルが外枠から一頭飛ばして逃げる形、1000m1.00.0で稍主だったことも踏まえて速い逃げでした。二番手が4馬身ほど離れてインテグレイトが後続を率いる形になり、こちらはスローだったと思います。結果的に、馬場に適性があり、かつ前にいた馬に展開が向きました。
メイショウタバル
速いペースでにげ、後続を離していたとはいえジューンテイク以下には圧勝の内容で、着順以上に強い内容だったと思います。ただ、今回のような馬場が得意だったことと、今回は同型がいなく楽に行けたという点では注意が必要だと思います。能力は確かですが、安定するタイプではないと思います。
ジューンテイク
プラス12kgで体にやや余裕がある中、4馬身ほどあった差を頭差まで差し込んできた点は素直に評価できます。前有利な展開は向いていましたが、叩いて次走はさらに良化があると思うので期待したいです。
ショウナンラプンタ
着差は0.3sほどはなされてしまいましたが、キチンと折り合いがついており、気性面に成長が見られた点は大きいと思います。道中は距離ロスはなかったもののずっと馬場の悪いところを走っており、良馬場のほうが良いと思うので、その点でも上澄みはあると思います。前が止まるような馬場なら逆転もあると思います。
オールセインツ
体重が新馬のころから減り続けていることが不安でしたが、前残り馬場で上がり最速の4着で強い内容でした。馬場が向いていなく、良馬場で走れればもっと着差を詰められていたと思いますし、今後に期待したいです。
メリオーレム
重賞初挑戦かつ、前が止まらない馬場で差し込んでの5着なので着順以上に評価できます。
ビザンチンドリーム
前の馬を抜かさない、直線勝負しかできない馬ですので前が止まらない今回は度外視でいいと思います。能力自体は間違いないので、差しに展開が向きそうなら積極的に狙いたいです。
ミスタージーティー
休み明け且つ中京の外々を回したので度外視できます。
ウエストナウ
休み明けで体重爆増かつスタートを出遅れる致命的なロスがあり、あげく馬場も向かなかったとのことで度外視できます。能力は確かです。
中山11r オールカマー(GⅡ) 芝2200m 外回り Cコース 良 3歳以上 別定
Cコース替わり初日でかつスローだったので内を回った先行馬が馬券内を占めました。外を回った差し馬にはノーチャンスだったと思います。
レーベンスティール
内前を回ったのが添加は向いていたとはいえ、完璧に逃げたアウスヴァールを差し切って0.1s差の勝利は力が抜けていたと思います。少し引っかかったということで、ペースが全体的に早くなるGⅠではさらに期待できると思います。
アウスヴァール
田辺Jが完璧に乗り、レーベンスティールがいなければ干渉と言う内容でした。展開はかなり向いていたので着順以上の評価はできませんが、力は間違いなくつけていると思います。
リカンカブール
二番手にいたこの馬に展開が向いたので着順以上の評価はできませんが、中山はやはり得意なようで、展開が向きそうな中山ならこれからも積極的に買いたいです。
サヴォーナ
スタートは上手くいったが、決めて勝負で負けてしまいました。位置取りはかなり良かったですが、距離はもっと長いほうが良いですし、ペースが流れるなら上澄みが見込めます。
アルビージャ
レーベンを除けば最も強い競馬をしてました。後方からになり外々を回すも、一頭差し込んで5着と展開が全く向いていない中能力だけでここまで来ました。距離はもっと長いほうが良いと思いますし、次走以降本命候補です。能力が抜けていました。
ステラヴェローチェ
前半にかかる面を見せ、さらに2頭分外を回されてしまいました。いまのこうそくばばは向いていなかったともいますし、もっとタフな馬場で展開が向くなら逆転もあったと思います。
ラーグルフ
上がりの速い馬場と展開が向きませんでした。
ヤマニンサンパ
どうしても後方からになってしまう馬なので今回の展開は仕方がないと思います。また、ペースは流れたほうがリズムよく走れる馬なのでその点でも向きませんでした。
ニシノレヴナント
休み明けかつ最後方からになったので完全に度外視でいいと思います。距離はもっとあったほうが良いですし、叩いて二戦目で展開が向きそうなら積極的に買いたいです。
キラーアビリティ
海外に行くはずがいけなくなって、急遽のここだったし、後ろからになったので度外視できます。ペースももっと流れたほうが良いらしいです。
ミクソロジー
1年半ぶりの実戦且つ距離が短かったので完全に度外視できます。ダイヤモンドステークスのころには走れる体制になっていると思います。
サリエラ
こんなに負ける馬ではないので何かがあったかもとのこと。コメント待ちです。