2024 富士S
東京芝1600m Aコース別定、2角からスタートし200mの下り坂の後に1.5mの登り坂を進む。3角までは542mであり、まだ内が綺麗なことスタートが下り坂なことでペースは上がりやすく、差し馬に展開が向きやすい傾向があります。
では脚質の整理から
逃げ馬は正直不在に近い状況で、して言うならバスラットレオンが内枠を引いたし行くかな、という印象です。先行馬も毎回先行する馬は少なくて先行-差し馬が非常に多い印象。隊列を予想するのはむずかしいですね、、、
かなりスローになりそうなので、差し馬が台頭しがちなレースですが、強い先行馬はしっかりと抑えたいと思います。最後方の馬は届かないかもしれません。
次に能力面の話です。能力だけでS,A,B,Cに分類します。
G1級だと思うのはセリフォス、ソウルラッシュ、ジュンブロッサムの3頭です。セリフォス、ソウルラッシュはいわずもがなですが、ジュンブロッサムは前走の結果を加味してここです。関屋記念は超スローペースで超絶前残りを最後方から追い込んでの3着は能力の高さを表していました。前々走も圧勝したものの、川田Jがコメントでまだまだ本調子ではないと言っていた点からも能力の高さが伺えます。
別定戦なので多少斤量に差はありますが、今回は気にする必要はないと思います。ゴンバデカーブースとロジリオンが3歳で挑戦で55kg で出られるということで、その点は注目したいです。
能力のあるSから選ぶか、Aから展開の向きそうな馬を選ぶか。
以上を踏まえたうえで本命は
◎16ジュンブロッサム
にしたいと思います。能力Sだけど6番人気?狙うしかないでしょ。大外枠と雨で嫌われすぎている節があると思います。確かに大外枠は嫌ではありますが、そもそも器用さはない馬なので内枠でもどっちにせよ位置取りは変わらないと思いますし、渋った馬場で軒並み成績を落としていますが、3走前の重馬場京都の石清水Sを見るに、通る場所が悪かっただけで全然勝馬と差があったわけではなかったのでそこまで気にするほど苦手ではないと思います。
特質すべきは前走です。関屋記念は完全な前有利な展開だったにもかかわらず、昇級初戦の重賞で追い込み16番手から0.3s差3着とあまりにも強い内容でした。基本的に富士Sは差し展開になるので今回は展開も味方してさらに能力が発揮できると思います。器用な馬ではないのでコーナーの大きく直線の長い東京コース替わりはプラスだと思います。2走前の3勝クラスは0..5s差の完勝であったものの、まだまだ馬が仕上がってない、本調子ではないというコメントがあったように、そんな状態でも圧倒できてしまうようなポテンシャルの持ち主です。
今回は調教も非常によく、ようやく充実してきたように感じます。
鞍上は戸崎Jですが、皆さん思い出してください、2023年の安田記念を。中2週でヴィクトリアマイルから直行したソングラインがセリフォス相手に0.2s差をつけての完勝でしたよね。そう、大外枠の戸崎。東京マイルの戸崎は鬼です。今回は別定戦で、ジュンブロッサムはソウルラッシュ、セリフォスよりも斤量が1kg軽い点も魅力です。
今回僕は「セリフォス、ソウルラッシュに勝てる馬はどれか」と言う視点で、ジュンブロッサムを本命にしました。
前に行く馬がいなく超スローになった時が心配ですが、前走よりも多少良い位置が取れれば最高です。
このまま順調に買って、マイルCSでも本命にしたいです。
以下が最終的な印です。
以下が買い目です。
計13点です!楽しみ。