セレンディピティ$121　〜転機になる言葉との偶然の出会い〜

人は愛されるだけでなく、
自分の意志で
何かをしようとしていることに対して、自然な敬意を
示してくれる人がいるとき、
そして、
自分は人の役に立っている
という実感を持てたときに、
自立へと向かう力が出てくる。

思春期の子供の
変容の見守りかたは、
変容の過程を
一定の距離で
ずっと真剣に見届け、
子供の孤独な戦いの意味を理解し、
無言で支えることが大切。

思春期の呪いは、
常識的な努力や
アドバイスのように
辛抱して耐えるだけでは解けない。
自分の力で
一歩踏み出すことでできること。
呪いが解ければ、
日常的な努力ができるようになる。

『好きなのにはワケがある』(岩宮恵子)