数学がスキになる$10 【思考の流れ】を作ってみよう いかにして問題を解くか?
問題を解く際に、
何を考えて解いていますか?
解けた問題では、
“何となく思いついたから”とか
”知ってるパターンだったから“
が多いと思います。
解けなかった問題では、
“何をすればいいかわからない”とか
”何も思いつかない“
だと思います。難易度が上がり
入試レベルになればなおさらです。
未知の問題を見たとき、
初動で何をすれば良いのでしょう。
まず、少なくとも3つのことを意識しましょう。
1つ目は、
キーワード·定石が
使えないか考える。
2つ目は、
与えられた数式を分類し、
その式に応じた
適切な式変形を行う。
3つ目は、
未知数を文字で設定し、立式する。
です。
数学が得意な人は、
このようなことを無意識に行いますが、
苦手な人は
意識的に行わないとうまくいきません。
問題は
思いつきやカンで解くのではなく、
何かを基にして
必然的に解くことを
習慣づけないといけません。
これを【思考の流れ】を作ると
私は呼んでいます。
【思考の流れ】を作るには、
以前$2でお話した
【完成答案】を作ることを
お勧めします。
問題を解くためには
他人の思考を
マネする必要はありますが、
そこにとどまることなく、
定着させる、自分の腑に落ちる
レベルまで考えると
自分の知識をつないで気づける
自分の【思考の流れ】を
作らなければなりません。
そのためには、
初動を起こすための基礎知識を
たくさん持つ必要があります。
細かいことも丁寧に学びましょう。
楽してうまくいく方法は
なかなか無いものです。
手間ひまかけて
地道に積み重ねていきましょう。