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親おもう心にまさる親ごころ
こんにちは。 ゆかりえです。
フォロワーさんのnoteの記事を読むうちにふと、この言葉が浮かんできました。
『親思う心に勝る親心』(おやおもうこころにまさるおやごころ)
これは吉田松陰の句の一部ですが、意味は「子供が親を思う心より親が子供を思う気持ちの方がはるかに深いということ」です。
そして、この句には続きがあります。
『親思う心に勝る親心今日のおとずれ何と聞くらん』です。
この句は、吉田松陰が29歳で処刑される時に詠んだ句で、「子が親を思う心よりも親が子の事を思う心の方がはるかに重いのに、今日この私が処刑されるという知らせを聞いたら親はどんな気持ちになるだろうか?」 という意味だそうです。
子どもと親の両方を生きてきたので、この句を聞いてまさしくそうだなと思います。子どもの事は、たとえ何歳になったとしても心配ですよね。でも親が生きていた時はそこまで親を心配する事はなかったなぁと。
今は、30歳前後になった子どもが3人いますが、今思うと県外の大学に入学し、離れて暮らすようになった時にやっと子離れできたように思います。
それでも最初のうちは、何も手もつかず心配ばかりしていましたがあるとき思ったんです。
何も起こっていないのに心配ばかりしていては、前には進めないなと。
ここは覚悟を決めて、その子を信じる!そしてもし何かがあればそれはその子の運命なんだと。
そう思うと随分と楽になりました。
すでに、おばさんやおじさんになった子ども達を心配している自分にハッとする時がありますね。
たとえ子離れしていても、子どもを心配する事は親の宿命なのでしょうか。
子どもたちに言ったら、私たちの事より自分の心配してねと言われそうです。笑
『親思う心に勝る親心』とてもいい句です。
本日も読んでくださり、ありがとうございました。♡
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