1年目の挑戦
めくいろのオリキャラ:支援学級編
名前:水無月 奈緒(みなづき なお)
年齢:18歳
学校:叢雲学園 支援学級(高校3年生)
夢:公立保育園型公立子ども園で働くこと
水無月奈緒は、叢雲学園の支援学級に通う18歳の高校3年生。彼女は、小さい頃から周囲とのコミュニケーションに困難を感じることが多かったが、支援学級でのサポートと温かい先生たちのおかげで、少しずつ自信を持つようになった。奈緒は、周囲のサポートを受けながら、学びを深めることに前向きに取り組んでいた。
奈緒の将来の夢は、幼い頃からの憧れである保育士になることだった。特に、支援が必要な子どもたちと一緒に過ごすことに興味を持っており、そのためにはどんな方法で学んでいけばいいのかを真剣に考えていた。
支援学級で過ごす中、奈緒は毎日が新しい挑戦であり、成長の一歩だった。学校では、個別に支援を受けながら、少しずつ自分のペースで勉強を進めていた。彼女は学校生活で困ったこともあったが、支援員の先生や仲間たちの手助けを受けながら、着実に克服していった。
1年目の挑戦
高校1年生の頃、奈緒は自分がどのように周囲と関わっていけばよいのか、しばらく迷っていた。コミュニケーションが得意ではなく、周りの人々と意思疎通を取ることが難しいと感じることが多かった。しかし、支援学級の先生たちは、奈緒に対して理解と愛情を持って接し、少しずつ自分を表現する方法を教えてくれた。
支援学級では、学習の進捗に合わせて、個別指導が行われることが多く、奈緒も自分のペースで学びを進めることができた。特に興味を持ったのは、「子どもとの関わり方」や「保育実習」だった。先生からのアドバイスを受け、ボランティア活動や地域のイベントに参加し、実際に子どもたちと接する機会を増やしていった。
2年目:希望を持ち続けて
奈緒は2年目に入り、自分の将来に向けて本格的に動き始めた。進学先として、保育士資格を取得できる短大に進むことを決意した。そのためには、学力だけでなく、実際に現場で経験を積むことも大切だと感じていた。
学校では、支援学級の仲間たちと共に課題に取り組み、困ったときにはお互いに助け合っていた。また、担当の先生からは、面接や志望動機を書く際にどのように自分を伝えるべきかをしっかりとサポートしてもらった。奈緒は少しずつ、自分の思いを言葉にする力をつけていった。
進路を決めたあと、奈緒は「自分のペースでできる仕事に就きたい」と強く思うようになった。支援学級の先生からも、「無理をせず、自分らしく頑張れば大丈夫」と励ましの言葉をもらい、その言葉が彼女を支え続けた。
3年目:卒業を迎える
高校3年生になると、奈緒は「自分の未来」に対する不安と期待が入り混じるようになった。卒業を前にして、短大受験の準備が本格的に始まり、奈緒は緊張しながらも努力を続けた。支援学級では、受験勉強や生活面でのサポートが手厚く、毎日の勉強に集中できるように支援が行われた。
そして、いよいよ受験の日。奈緒は心を落ち着けて試験に臨み、無事合格通知を手にすることができた。彼女はその瞬間、自分の努力が実を結んだことを感じ、大きな達成感を得た。
卒業を迎えた後、奈緒は、短大に進学するために、支援学級の先生や仲間たちと別れを告げることとなった。支援学級で過ごした時間は、奈緒にとって一生の宝物となった。
支援学級編では、奈緒がどんな困難を乗り越えて夢をかなえるために努力し続けたのかを描きました。次は、彼女が小田原短大に進学し、保育園型公立子ども園で働くまでのストーリーに繋がります。