シャアが北欧とバルト三国の魔法少女達の精神が廃人に近くなりシャアがアクシズ落としをやるが、クワトロ大尉何をやっているんですかと、これじゃあハマーンやシロッコいやバスクやギレンと何が違うんですかと言われる。キュアスカイとキュアプリズムとカミーユに阻止される話を書いて。

プロローグ

赤い彗星、シャア・アズナブルは、度重なる戦争と裏切りによって、その心に大きな傷を負っていた。彼は宇宙に新たな秩序をもたらすため、アクシズ落としという最終的な手段を選ぶ。しかし、その過程で彼が対峙したのは、北欧とバルト三国の魔法少女たち。彼女たちは大いなる力を持っていたが、絶望と孤独に支配され、その精神は崩壊寸前だった。


第1章: 魔法少女たちの凋落

北欧とバルト三国の魔法少女たちは、かつてその地域の平和と希望を守るために戦ってきた。だが、戦争の余波で彼女たちは徐々に追い詰められ、精神的に疲弊していった。シャアはその様子を目の当たりにし、彼女たちを利用して自らの計画を実行しようとする。彼女たちの精神は廃人に近くなり、シャアの指示に従ってアクシズを地球へ落とす準備を進めていく。

シャアは心の中で葛藤しつつも、こう信じていた。「人類にはもう一度、大きな犠牲が必要だ。そうしなければ、この戦争の連鎖は終わらない」と。


第2章: カミーユの反抗

一方、カミーユ・ビダンはシャアの計画を察知し、彼の元へ急行する。カミーユは、かつてシャアの正義を信じ、共に戦った仲間だったが、今や彼の行動に疑念を抱いていた。

アクシズへと向かう途中、カミーユは不思議な光に包まれる。そこに現れたのは、キュアスカイキュアプリズム、二人のプリキュアだった。彼女たちはカミーユにこう言う。

「シャアはあなたの大切な人。でも、彼がやろうとしていることは許されないこと。私たちと一緒に、シャアを止めよう。」

カミーユは二人の魔法少女の力を借り、アクシズへと急ぐ。


第3章: シャアとの対決

アクシズの制御室で、シャアは最終的な準備を進めていた。そこにカミーユ、キュアスカイ、そしてキュアプリズムが現れる。カミーユはシャアに叫ぶ。

「クワトロ大尉、何をやっているんですか!これではハマーンやシロッコ、いやバスクやギレンと何が違うんですか!」

シャアは一瞬、動きを止め、深い目でカミーユを見つめる。

「カミーユ…私は、もう選択の余地がないんだ。人類は、変わるために犠牲を払わなければならないんだ。」

キュアスカイが前に出て言う。「シャア、あなたの傷ついた心は理解できる。でも、それは破壊ではなく、再生によって癒されるべきよ!」

キュアプリズムも続く。「私たちは何度も絶望に打ち勝ってきた。シャア、あなたももう一度、希望を見つけて!」


第4章: 絶望と希望の狭間

シャアは彼女たちの言葉に心が揺れるが、なおも信念を曲げない。「私はもう後には引けない。この手で地球をリセットしなければ、また同じ過ちが繰り返される。」

カミーユは叫びながらシャアに飛びかかり、操作を止めようとする。しかし、シャアは躊躇なくカミーユを振り払う。

その瞬間、キュアスカイとキュアプリズムが魔法を発動し、廃人同様の状態になっていた北欧・バルト三国の魔法少女たちの心を癒し始める。光が彼女たちを包み込み、彼女たちは次第に正常な精神を取り戻していく。


第5章: アクシズの行方

キュアスカイとキュアプリズムの力で、北欧とバルト三国の魔法少女たちは再び自分たちの意志を取り戻し、アクシズの軌道を修正し始める。シャアは驚愕するが、すでに流れは変わっていた。

カミーユはシャアに静かに言う。「大尉、もう終わりです。これ以上、憎しみの連鎖を続ける必要はない。」

シャアは静かに目を閉じ、深い溜息をつく。「カミーユ、私が間違っていたのかもしれないな…。」


エピローグ

アクシズは無事に宇宙の彼方へと送り出され、地球は再び破壊を免れた。カミーユはキュアスカイとキュアプリズムに感謝の言葉を伝え、彼女たちは微笑んで応える。

シャアはその後、静かに姿を消し、再び宇宙の片隅で自らの未来を模索し始める。彼の心には、わずかながらも新たな希望が芽生えていた。

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