職務経歴書にウソを書くことの背景を考える
採用活動をしている方から、「応募書類にウソを書いてきた人がいた」という話を聞きました。
たまたま、書いてあった会社でその方が働いていたことでばれてしまったとのこと。
どうするか?
立場によって、どう関わるかは変わってきます。
採用担当者であれば、その他の要素を含めて、ウソを書いた人を信じるかどうかで、採用の合否を決めることになります。
その応募者を支援しているキャリアコンサルタントがいた場合、
どうしてウソを書いたか、
その背景にある、本質的な問題をサポートしていくことが必要です。
◆その企業で活かせる強みを、その方の経験の振返りを通じて整理し、自信を持って話せるように支援したか?
◆ウソの経歴を書くことでしか通過しないと思われるその企業で、その方の力は発揮できるのか?
◆実際に働いていない企業の実績を書くことで通過を願ったその企業を、次のステップとして考えた方向性はどうなのか?
◆いったいその方は、働く上で何を大切にし、
◆どうしてその企業で働きたいと思ったのか?
応募書類は、あくまで様々な考えや思いを反映した「モノ」であり、
その書類を作成した「その方」に焦点をあて、
なぜそういう書類を作ったのか?
その真意を分かろうと丁寧に関わり、
その方と一緒に考えていくことが、支援として大切になります。
まあよもや、本人ではなく、支援する人が無責任に、
「ウソを書いていい」「ウソを書いてでも通過する書類を作る」と言った
なんてことは…?
そうでないことを願います(^^;)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?