スマホの保護フィルムを貼る難易度が下がっている話
スマホの保護フィルムを貼るのが苦手だという話は未だによく聞く。
ガラスフィルムは保護フィルムよりも簡単に貼れるため、ガラスフィルムを選ぶ人もいるだろう。
また、貼り付けツール付きの商品を買ったりしている人もいるだろう。
今回は、そんなことをしなくても、今の保護フィルムは簡単に貼れるよという話をしたいと思う。
自分は圧倒的にガラスフィルムより保護フィルム派だ。理由は、ガラスフィルムだとどうしても厚みが出てしまうから。
そして、落とした時にガラスフィルムだけ割れることで、さも私は画面を守りましたよ感を出しているのが好きになれない。
初めてスマホを買ってから13年、これまで何十回と保護フィルムを貼ってきたが、最近の保護フィルムは圧倒的に貼りやすくなっている。
貼りやすくなった理由は、スマホ側とフィルム側で一つずつあると思う。
スマホ側の理由は、エッジディスプレイが減ったことにある。iPhoneは置いておいて、数年前は画面を広く見せるために、どのスマホもエッジディスプレイを採用していた時期があった。エッジディスプレイはディスプレイが曲面になっているので、普通のフィルムだと浮いてしまう。
しっかり貼れる曲面対応フィルムというものがあるのだが、これが貼るのにとても難易度が高い。
上級者向けと商品に書いてあるものもあるくらいだ。
現在は、技術も進歩して、エッジディスプレイにすることなくギリギリまで表示できるディスプレイが増えてきたので、エッジディスプレイの採用が減っていて、フィルムを貼るのが難しくなくなった。
フィルム側の理由は、気泡が消えるようになったことにある。今の保護フィルムはどれも時間が経つと気泡が消える。そのため、貼るのに神経を使う必要が減った。中華製の安いフィルムでも気泡が消える。それくらい今のフィルムでは当たり前の機能になっている。
最後に、保護フィルムを貼る際の注意点をお伝えしよう。
「気泡は気にするな、ホコリを気にしろ」
前述のとおり、気泡が入っていても自然に消える。しかし、ホコリは消えないので、液晶を綺麗に拭いたら、ホコリが入らないように時間をかけずにサッと貼るのがポイントだ。
フィルムを貼るのが下手な人は、フィルムを綺麗に貼ることを求めがちで、フィルムを綺麗に貼るということの中に、気泡は入れないことという条件が刷り込まれている。実際は、一晩経てば気泡は消えるのだから、気泡が入っても気にせずに貼ってしまえば良いのだ。気泡がどうしても気になる場合は、貼った後に押し出すことができるので、とにかく位置が合っていてホコリが入っていなければ大丈夫だ。
ここまで読んでも貼るのが不安な人は、複数枚フィルムが入っているものや、貼り付けを失敗したら無償交換に応じてくれる会社の製品を買おう。ではまた。