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どうせなら自分らしく突き抜ける

自分のライバルは自分、目指す相手は?

これは自分を人生の経営者と考えて、望む最高の自分らしい生き方と明るい人間関係を構築するためのヒントを、私の経験をアレンジして会話形式でお伝えするオリジナルストーリーです。

[主な登場人物]
主人公:佐々木只美(コミュニティ運営会社で研修中)
メンター:中根雪江(佐々木の指導係)

私は佐々木只美。前職でお世話になった雪江先輩の今の会社で正式採用してもらうため、経営者脳を手に入れる研修中。理想の人が目指す人ってどんななのか?聞いてみました。

佐々木:雪江先輩って無敵な雰囲気ですけど、目指している人とかライバルっているんですか?

雪江:超えてやろう!と思っている人はいるけど。それが目指している人とかライバルっていうならそうかな?佐々木さんはいるの?

佐々木:はい!もちろん、目指しているのは雪江先輩です。

雪江:なにそれ?何の得にもならないし佐々木さんのためにもならないよ。ちなみに私のなにを目指してるの?

佐々木:つ、冷たすぎやしないですか?(泣)なにをって先輩のような人柄というか器を目指してるんですけど…。

雪江:あいまい過ぎるし、目指すのは勝手だけど身近な人はおススメしないよ。世界は広いんだから!

佐々木:えーっ!なぜですか?世界にはもっとすごい人がいるからですか?

雪江:そういう意味も含めて狭い世界観だと発想が広がらないの。人は自分が思うよりずっと大きな可能性を秘めてるんだよ。でも狭い世界ではどんな可能性があるか分からないから、まずは世界を視野に入れて欲しいの。

佐々木:でも、身近に目指す人はいてもいいんじゃないですか?

雪江:じゃあ、経営者の立場としてポイントをまとめてみよっか!

  • 企業であれば他社との違いである「独自のウリ」が必要
    ⇒個人でも「自分らしい個性」を持つことで自信がつく

  • 他社のマネをして売れてもすぐ別の他社にマネされる
    ⇒目指す人をマネると自分らしさが活かせない

  • 自社が掲げる目標を達成できる手段は自社のみにある
    ⇒自分の良さを最大限に引き出せるのは自分だけ

雪江:どう?つまり広い世界を知るまでは、自分の目指す人は理想の自分であり、自分のライバルは常に自分が一番いいってこと。

(おまけ)
佐々木:自分がライバルか~。えっ?じゃあ先輩の言う超えてやろう!って人とは誰ですか?
雪江:マーケティングの世界的権威。ふふ、超えるためのアイデアを練ってる最中よ♪
佐々木:えーっ!まさか、世界的マーケティングコンサルタントの〇ェイですか(笑)???

【コラム】
どうせなら自分らしく突き抜ける

たとえば、世界ランキングがいつも2位のアスリートがいるとします。常に1位の相手にはどうしても勝てない!と、躍起になってトレーニングを積んだ結果、ようやく1位を奪い取ることができました。

そうしたらその人は、次はなにを目指すのでしょうか?自己新記録を目指せるのならいいのですが、そもそも自分軸が整っているアスリートであれば、誰が1位であろうと黙々と自己新記録を伸ばし続ける強さがあります。

誰かを目指すと、そこが天井つまり限界になります。自分軸が整っていて可能性を信じて成長し続ける人は青天井です。限界という枠を設定することなく突き進んでいきます。

目指す人を設定した方が自分はベストを尽くせるというのであれば、天井が存在しない相手にするのがおススメです。世界には想像もしないスゴイ人たちが存在します。

お手本的な存在がいた方がいいのであれば、目指す分野などに関係なく魅力的な考え方や生き方をしている人を見つけて、自分の成長につなげていくというのもひとつの手です。

ここで、ストーリー内の雪江の言う超えてやろう!とはどういうことか?というのも簡単にご説明します。世界的コンサルタントの〇ェイさんにインスパイアされたアイデアで彼の発想を超えてやる!というでっかい野望を、雪江はこっそり温めているということです。

つまり、やっていることをマネするのではなく、アイデアのきっかけにしているのです。なので、目指したい人やライバルが限界を設定しない突き抜けたすごい人であり、あなたに自分軸があれば目指すのもマネをするのも、なんの問題もありません。

たとえば、ものまねタレントでも売れるのは完コピする人ではなく、マネする人の特徴を大げさにするとか自分の得意を取り入れてマネをするなど、工夫してアレンジする人です。

目指す対象があるのは決して悪いことではありません。そこから、どうせなら自分らしく突き抜けてやる!と、自分の可能性を信じて自分なりにアレンジしていくことが大切です。

そこから、あなたの道は大きく開けていくことになるのですから♪

【コラム】どうせなら自分らしく突き抜ける

最後までお読みいただきありがとうございました。

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