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本当の願望に気づく5つの項目

これは自分を人生の経営者と考えて、望む最高の人生を自分らしく明るい人間関係と共に生きるためのヒントを、私の経験をアレンジして会話形式でお伝えするオリジナルストーリーです。

[主な登場人物]

主人公:佐々木只美(コミュニティ運営会社で研修中)
メンター:中根雪江(佐々木の指導係)

私は佐々木只美。前職でお世話になった雪江先輩の今の会社で正式採用してもらうための研修中なのですが、先輩がコロナ陽性で2週間以上もメール指導。今日は久しぶりの研修ルームです。

未来に対する願望(研修ルームにて)

雪江:あ~佐々木さん!本当にごめんなさいね。今さらコロナなんて想定外のお休みをいただいちゃって!

佐々木:いえ、それより大丈夫ですか?まだちょっとノド辛そうですね。

雪江:やっぱり年なのかな~。思った以上に回復力が低下しているのを感じたわ。でも、思考の方は高熱だったからかな?いろいろ気づきがあったのよ♪

佐々木:気づきって、まさか仕事のことですか!?

雪江:仕事っていうか、経営者脳に必要な思考が降りてきた感じ!

佐々木:どういう脳みそしてるんですか?先輩はAIですか?

雪江:それより、メールの課題は出来てる?

佐々木:(びくっ)あ、課題ですね。えーっと、、、そのぉ~。

雪江:えーっ!やってないの?それが大きな気づきのひとつだったのに。

佐々木:えっ?課題って本当の願望ってやつですよね?あれが気づきなんですか?

雪江:私としては大発見だったんだよ。でも、佐々木さんができていないってことは、自分の本当の願望って考えたことなかったから、答えが出ないんじゃない?

佐々木:それはあります。どう考えたらいいのか?たとえば、私は前の会社で営業が苦しくて逃げたわけですが、じゃあ「辞めたかった」が本当の願望だったのか?と聞かれると、そうではないような。でも「まだ頑張りたかった」のか?と聞かれても、そうでもないような。と、なってしまうんです。

雪江:なるほどね。それは考えなくてもいいんじゃない?

佐々木:はぁ?いやいや、先輩が出した課題の話ですよ!?

雪江:課題は「未来に対する」本当の願望だからね。「どうしたかった!」ではなく、「どうしたいか?」という視点で考えれば出る答えも変わってくるよ。

佐々木:そうか!先輩に過去のことばかり指摘されるって言いましたけど、私自身が意外にこだわってるんですね。

雪江:まあ、体験してる分、意識しないと過去の方がイメージしやすいのは当たり前だからね。未来を意識してメールした項目別に考えればできるから、今からやってみよう♪

佐々木:はい!

(おまけ)
雪江:さっき、ちょっとバカにしたでしょ?
佐々木:いえいえ、してませんよ(汗)、やだな~( ;∀;)、、、。

コラム
【本当の願望を見直す5つの項目】

私たちは意識しなければ、今までの経験値で物事を判断することがほとんどです。
・今までこうやってきたから、こうするのが当たり前。
・あの時、この方法で失敗したから、これはダメ。
・こうするのが常識だから、ああするのが普通だから。
・周りはみんなこうしているから自分も。
などなど。

そうして、いつの間にか自分が本当はなにを望んでいるのか?という思考は消えて、これが当たり前、これが通例、という誰が決めたか分からない常識と言われるものの中で生活しています。

その事実に気づかなければ、ほとんどの人が疑問を感じずに一生を終えます。ですが、経営者脳で思考することで本当の自分の願望が見えてくると、

たとえば、、、
・どうして生きづらいと感じるのか?
・本当にこれでいいのか?
・人生に不自由さや不足感を感じる。
・周りの誰かと比べて焦燥感がある。
など、という疑問や思いから解放されます。

あなたは本当に自分の願望を目指して生きていますか?下に項目別にした研修中の佐々木さんの課題がありますので、よかったら考えてみてください。

本当の願望(価値観)の見直しのための5つの項目
1.場所・環境・・・働く場所、住むところなどは本当にここでいいのか?
2.人間関係・・・構築したい人間関係に沿っているか?
3.お金・・・改めて浪費・消費・投資の割合を考えてみる。
4.時間・・・今の時間配分でいいのか?
5.習慣・・・習慣にしていることの見直しをする。(新しくする?止める?そのまま継続する?)

本当に今の状況でいいのか?改めて項目別に考えると、見えてくるものがあるかもしれません。これでいいと決めるのも、変えるのも自分次第です。

コラム【本当の願望を見直す5つの項目】

※今さらコロナで高熱にうなされていた時に、お告げのように降りてきたのが「本当にここが私の居場所なのか?」という問いでした。大きな気づきになりましたのでシェアします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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