自分の中心に自分を置く
これは自分を人生の経営者と考えて、望む最高の人生と明るい人間関係へ自分自身を導くためのヒントを、私の経験をアレンジして会話形式でお伝えするオリジナルストーリーです。
[主な登場人物]
主人公:佐々木只美 コミュニティ運営会社で研修中
メンター:中根雪江 佐々木の指導係
経営者脳づくりのための研修初日
佐々木(心の声):前職でお世話になりっぱなしの雪江先輩のいる会社で、また一緒に働けるなんて、、、ラッキー?かもしれないけど、まだ本採用じゃないし3か月の研修期間後どうなるか?とにかく気合い入れて行こう!ガンバレ私!!
佐々木:雪江先輩!おはようございます!本日より、よろしくお願いします!
雪江:佐々木さん、おはようございます。って、なんかテンション高くない?
佐々木:当たり前じゃないですか!初日ですから気合い入りまくりです!雪江先輩、私、がんばりますのでビシバシご指導ください!
雪江:佐々木さんってさ、まだ若いのに古いね(苦笑)。気合いとかビシバシとか…。
佐々木:ひどいですよ雪江先輩!認めてもらうためにも3か月がんばらないとって思って気合い入れてきたのに!私って期待されていないんですか?
雪江:佐々木さんは、私が期待してないよって言ったらどうなるの?
佐々木:えっ?そ、そうなんですか?それは、、、落ち込みますよ!初日でまだ何もしてないのに。
雪江:何もしていないから、なにに期待すればいいのか分からないと思うけど?
佐々木:そうかもしれませんけど・・・。
雪江:前の会社では期待が重かったんでしょ?
佐々木:それは!私だって期待に応えようと一所懸命やってたのに、支店長から責められてばかりだったからで。・・・この会社は過去は問わないって言ってたじゃないですか?なんで今、その話なんですか?
雪江:もちろん、過去にどう考えて行動したかは問わないけど、その経験から何かを学ばなければ、人に問われる問われない関係なく同じことの繰り返しだよ。
佐々木:私はまた仕事が続かないってことですか?
雪江:それを決めるのは私じゃないよ。この前、ワクワクしてると人がどう思っていようが気にならないって話したの覚えてる?
佐々木:はい!だから今日はテンション高くワクワクで来たんですけど、雪江先輩の言葉で撃沈です。
雪江:そこだよ!佐々木さんが心からワクワクなら、私がどう思っていようと気にならないハズなの。でも気になる。それは自分に対する期待より、私の佐々木さんへの期待の方が佐々木さんにとって大きいから。
佐々木:それじゃあダメなんですか?
雪江:たとえばね、車を運転していると隣に運転のおかしい車が横付けしてきました。運転ヘタクソすぎて、このままじゃぶつかるかも?って思ったとすると、佐々木さんならどうする?
佐々木:う~ん、どうしようもないですよね。なるべく隣にならないように速度を落とすか上げるかして離れます。
雪江:そうだよね。人の運転は自分ではどうすることもできないのよ。どれだけにらんでも呪文を唱えてもコントロールできない。自分の運転する車をどうにかすることしかできないでしょ。人の気持ちも同じなんだよ。
佐々木:そうか、私の気持ちをどうにかするしかないんですね?
雪江:そう!それが経営者脳の一番基本中の基本。自分を中心に置くってこと。
佐々木:自分を中心に置くか~。ってあれ?もう研修スタートしてるってことですか?
雪江:当たり前でしょ!雑談してる暇なんてないよ!やること盛り沢山なんだから!
【コラム】
自分の中心に自分を置く経営者脳
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
佐々木さんが雪江先輩の所で働きたい!と言った、きっかけストーリーあります。↓↓↓