失敗学 忘却曲線 畑村洋太郎さんの話
6月9日(日) のラジオ深夜便のゲストは
83歳となる 畑村 洋太郎 さんでした。
忘却曲線のお話で、東日本大震災の話になり。
貞観地震の話になりました。
世代交代(代替わり)で記憶は 1/2 の記憶になり、40世代の世代交代で、記憶が1兆分の記憶になる そうです。
大震災は40世代で、本当はあったことではあるのに、無いものぐらいのになってしまった。ということだそうです。
東日本大震災(福島原発事故)の被害に関して「原因究明」と「考証」がセットではない意味が無いと国に原因究明を頼まれた際お話ししたそうです。
「福島原発事故から 10 年で思うこと」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjb/63/5/63_388/_pdf
【聴き逃し】ラジオ深夜便▽明日へのことば 土曜日放送分を聴く 6月9日(日)午前4:05放送 #radiru https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/5_32.html?p=0324_06_4009883
「想定外」の話にすり替わってしまう。
調査の原則では「三現」ということもお話に出てきました。
三現というのは私の造語で、「現地」「現物」「現人(げんにん)」の三つを表しています。それぞれ「現地まで足を運ぶこと」「現物を直接見たり触れたりすること」「現人(現場にいる人)の話を聴いたり議論をすること」を意味しています。
https://gendai.media/articles/-/95947
ラジオ冒頭でお話しされた、今出版しても好評だったという本。
失敗の話しは、学生が眠らないで興味を持ったことがスタートだそうです。
失敗学のためにということでも良いから免許も返納してとご家族からも言われたそうです。
ピカソのゲルニカをスペインで見て、高齢者になってからでも新しい刺激を得て、脳が活性化したそうです。