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【内海 州史(うつみ しゅうじ)】セガが取り組むeスポーツ事業は、大ヒットゲームの「ぷよぷよ」!?
セガの大ヒットゲーム「ぷよぷよ」は、eスポーツとして大会が開催されており、毎年白熱した試合が繰り広げられています。
今回は、株式会社セガの代表取締役社長である内海州史の紹介と、「ぷよぷよeスポーツ」について紹介したいと思います。
■内海州史(代表取締役社長)の人物紹介と経歴
<人物紹介>
内海州史は、1961年4月生まれ、福岡県出身で、1986年にソニー株式会社に入社し、「クラッシュ・バンディクー」などを手掛ける。
多くのゲームやプロジェクトに携わり、現在は株式会社セガで代表取締役社長執行役員COOを務める。
<経歴>
1986年:ソニー株式会社に入社
1994年:ソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカのヴァイスプレジデンドに就任
1996年:セガ・オブ・アメリカの取締役シニア・ヴァイス・プレジデントに就任
2000年:ディズニー・インタラクティブ アジの アジア太平洋代表に就任
2014年:株式会社ワーナーミュージック・ジャパンの代表取締役社長に就任
2019年:セガサミーホールディングス株式会社 上席執行役員、株式会社セガグループ(現株式会社セガ) の上席執行役員に就任
2020年:株式会社セガの取締役CSOに就任
2021年:株式会社セガの取締役副社長・Sega of America Inc. CEOに就任
2022年:Sega Europe Ltd., のChairmanに就任
2023年:株式会社セガの代表取締役副社長Co-COOに就任
2024年:Sega Europe Ltd., のCEOに就任
2024年:株式会社セガの代表取締役社長執行役員COOに就任
■セガが取り組むeスポーツ事業
セガでは当初eスポーツをマーケティングの一環として取り組んでいましたが、今後、市場が大きくなることを見込んで本格的に参入を開始しました。
現状、大ヒットゲーム「ぷよぷよ」を使用した能力開発・コミュニケーションの促進・新しい仲間との出会いの機会を提供しています。
<ぷよぷよeスポーツとは?>
「ぷよぷよ」は、上から降ってくる同じ色の「ぷよ」(キャラクター)を4つ揃えて消すパズルゲームです。このゲームは、楽しむだけでなく、動体視力や瞬時の判断力、指の運動能力を向上させるトレーニングとしても有効です。
さらに、社員同士のコミュニケーションを活発にし、譲り合いや順番を守るといったマナーを学ぶことができるといった副次的な効果も期待できます。
<1年を通して沢山の大会が開催!>
賞金大会:ぷよぷよグランプリ
プロ・一般混合競技大会:ぷよぷよカップ、ぷよぷよレディースカップ
一般大会:ぷよぷよランキングプロ選抜大会
全国都道府県対抗eスポーツ選手権
など
<ぷよぷよプログラミングとは?>
セガは2020年より、小・中・高を中心とした教育市場に向けて、「ぷよぷよ」を活用したプログラミング学習を展開しています。
2020年度に小学校、2021年度に中学校、そして2022年度に高校で、プログラミング教育が必修化されました。
この変化に伴い、教育現場では新しい学習内容への対応が必要とされています。
セガは、この状況に対応するため、プログラミングとの親和性が高い「ゲーム」を利用した「ぷよぷよプログラミング」を開発しました。
このプログラムは、教育市場での受け入れを考慮しています。
HTMLやJavaScriptなどのプログラミング言語を用いて、「ぷよぷよ」のソースコードを入力することでプログラミングを学習します。
子どもたちにとって使いやすい機能が備わっているだけでなく、ソースコードの変更や画像・音声ファイルの作成・編集も可能で、より高度な学びにも対応しています。
また、最近ではeスポーツの認知度が向上し、プロ選手を目指す子どもたちも増えているため、活発な授業展開が期待されています。