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《中1文法》冠詞「a」「an」「the」
みなさん、こんにちは。英語のちょっとした疑問を解決しています、あお先生です!
冠詞「a・an」と「the」、この2つの違いは分かりますか?
中学生の頃に、悩んだことがある方も多くいるかもしれません。
なんとなく、「a penかなぁ」「the penかなぁ」と判断してきた方もいることでしょう。
難しく考えてしまう、「a・an」と「the」問題。
実はこの使い分けには、簡単に覚える方法があるのです!
そこで本日は、「a・an」と「the」の使い分けについて、お伝えしていきたいと思います。
冠詞とは?
冠詞とは、「名詞」の前に置く「a・an」と「the」のことをいいます。
基本的には、「単数形」の名詞の前に置くため、「1つ(1人)」の意味を表しています。
冠詞「a」と「an」
冠詞「a」と「an」の使い分けは、うしろにつづく単語で決まります。
「a」 のうしろには、子音ではじまる単語がつづく。
「an」のうしろには、母音ではじまる単語がつづく。
※母音とは、ローマ字で「あいうえお」読みする、「a,i,u,e,o」です。
※子音とは、「母音(a,i,u,e,o)以外」を指します。
例えば、このようになります。
「apple」は「a」ではじまるので、「an apple」となります。
「orange」は「o」ではじまるので、「an orange」となります。
「pen」は「p」ではじまるので、「a pen」となります。
「book」は「b」ではじまるので、「a book」となります。
冠詞「the」
冠詞「a・an」と「the」の使い分けは、相手との「共通認識」があるかどうかで決まります。
例文を使ってみていきましょう。
This is a pen. The pen is bule.
(訳)これはペンです。そのペンは青色です。
1文目で出てきた「a pen」は、「どのペン」なのかまだ認識できていないので、冠詞「a」をつかっています。
2文目で出てきた「the pen」は、既に1文目で出てきた「a pen」を指すため、「どのペン」か認識ができている状態です。
よって、冠詞「the」をつかっています。
英文での判断基準としては、
「一度出てきた単語」の前には「the」をつければOKです。
会話での使い分けは、このようになります。
A: Did you play the game yesterday?
B: Yes, I did.
(訳) A:昨日(その)ゲームやった?
B:うん、したよ。
このように、「the」をつけて話している際には、
AさんとBさんが共通認識できている状態なので、
お互いに「どんなゲーム」なのか分かっているときです。
逆に「a game」をつかう際には、
お互いに「どんなゲーム」なのか認識していない状態なので、
「昨日(種類は問わずなんでもいいので)ゲームをしたか?」という質問になります。
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