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遠州産地の学校2期 スタート!
6月1日(土)にスタートした遠州産地の学校2期。
このマガジンでは、講義の様子をお届けしていきます!
まず、はじめに「遠州産地の学校」について。
「遠州」は、浜松市を中心とした静岡県西部を中心とする地域で、綿花の生産から始まり、綿織物の生産を中心に発展してきました。最近では、綿織物で培ったノウハウを生かし、麻の取り扱いも増えています。
「遠州産地の学校」では、産地全体を教室とし、職人が先生となり、「遠州産地」に特化した授業を行っていきます。
この日は第1回目ということで、受講生の自己紹介の後に遠州産地の概要と基礎知識についてのレクチャーがありました。
◆受講生自己紹介◆
産地で働く方、
これから産地で働きたい方、
産地とビジネスしたい方、
繊維産業の将来を考える方など、
学生から社会人まで熱量多めのメンバーが遠州だけでなく、東京や滋賀からも集まりました。
◆遠州産地の概要◆
古橋織布で働く浜田さんと遠州織物工業組合松尾さんによる遠州産地の概要についてトークセッション。
遠州で繊維産業が盛んになった背景やこれまでの歴史、会社ごとに得意な分野が異なり、多様な生地を生み出すことができるという遠州ならではの特長や産地の抱える課題など、なかなか聞けないお話も含めて伺いました。
◆基礎講義◆
最後は、浜田さんによる基礎講義第1弾。
布の種類、織物の定義、織機の仕組みなどの簡単な紹介から糸の原料となる綿花の話まで。豆知識やすこしマニアックな話も交えて、分かりやすく面白く説明してくださいました。
綿花を含めた糸の原料を実際に手にとってその素材の違いを確かめました。
第2講は浜田さんの基礎講義第2弾に加え、武藤染工(株)の永田さんからプリント加工について学びます。
遠州産地の学校 事務局