しくじり社長の旅館奮闘記 Vol.41
倒産寸前を何度も繰り返し、しくじりだらけの人生を少しでも教訓として役立てられたらと思いまして、私が学んだことを配信していきます。皆様のお役に立てたら幸いです!
【人から学ぶ】
社内で経営の研修をやった時の話です。ボードゲームを使ってゲームをしながら経営や経理を学んでいく研修でして、勝ち負けも出るので、非常に盛り上がりますし、みんなそれぞれ良い時もあれば悪い時もあり、それぞれの個性も出てくるので、大変おもしろく学びの多い研修です。
ゲームでは、計算が早くて正確にできる人もいれば、ゲームの進め方がうまく利益を多く上げる人もいたり、みんなさまざまです。そういった中で、成果を出した人と成果が出なかった人とで明らかな違いがみられました。
それは、うまくいっている人や分かっている人から学ぼうとしているかどうかです。
成果を出している人達は、うまくいっている上級者にどうしたらうまくいくのか聞いて、それを実行しています。また、どこが違うのかよく観察して、その違いが重要なのか上級者に確認しています。
逆に成果がなかなか出ない人たちは、自分一人で悩んでいる傾向があります。または、聞きやすい人に聞き、うまくいっている上級者に聞きません。
その為、自分のやり方があまり変わらず、同じ過ちを繰り返したりします。それでまた悩み、一人で考え込みます。
世の中、誰もが幸せになりたいと思っている思いますが、幸せに過ごしている人からどうしたら幸せになれるのか聞くというよりは、一人で考え込むことの方が多いなと思います。
私自身も経営がうまくいっていなかった時代は、一人で社長室に引きこもって、決算書とにらめっこをしていました。経営の師匠から
「決算書を見たって、会社は変わらないんだよ」
と言われて、決算書を見なくなりました。また、「社長室も要らない」と言われて、私は現場に出るようになりました。そうしたら、現場が変わっていきました。
一人で悩んでいた時は、事態がいっこうに改善しませんでしたが、行動を変えてみたら変化がおきました。良いことばかりではなかったですが、行動を起こしたことで学びにはなり、小さな一歩でしたが前進しました。
成果を出しやすい人というのは、
うまくいっている人に聞く人
うまくいっている人と自分の違いに気づく人
うまくいっている人の助言を実行する人
この3つが大事なのではないかと、社内の研修を見て、あらためて私自身の学びにもなりました。
「人から学び、実行することを”素直”という」
春蘭の宿さかえやでは、自社で行なっているさまざまな研修を公開講座として、外部にも公開しております。よろしかったら、一緒に学びましょう。
詳しくは、下のバナーをご覧ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
春蘭の宿さかえや
発行責任者 湯本 晴彦
https://e-sakaeya.jp
住所 長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
電話番号 0269-33-2531
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?