バリ島初の一人旅4 ウブドの山奥滞在日前編
バリ島4日目。
3回目の朝。
Bagus Jati Health & Wellbeing Retreat滞在日。
6:00
目覚まし鳴るけど7時までうだうだ。
寝れた気もしないけど、眠れなったわけでもない。
カーテンを開けると目の前はジャングル。
改めて凄いなと外に出てみるも、生き物が動いているのが見えてこわくなって退散。
寝ている間も汗かいていたのでシャワーを浴びる。
鏡を見て自分て顔、こんなだったっけ?と思ってしまう。
目つきがキツくなっているような。
朝ヨガは7:30から毎日あると言われていたけれど、今日はもう諦めることに。
大丈夫、まだチャンスはある。
7:40-8:20
そんなに食べられないくせにちゃんとお腹は空く。
朝ごはん食べにレストランへ。
電話で洗濯頼んだついでに朝ごはん食べに行きたいと言ったらバギーで迎えに来てくれた。
なるほど徒歩数分でも坂道上がらなくていいのは楽ちんだ。もっと頼んでもいいのかもしれない。
昨日は電話することにビビってたけど少し慣れてきた気がする。
日本人スタッフは、どこにもいないのでコロナで環境が変わってしまったのかもしれない。切ない。でも日本語の詳細なメニューがあったり、ところどころに痕跡は残っている。
朝はビュッフェスタイルだけど種類はとても少ない。昨日までのホテルが多かっただけ?
冷たいジュースがごくごく飲みたいけれど、そんなものはなく。上品にフレッシュジュースとコーヒー。
せめて売店、自販機でもあればいいのにとつい思ってしまう自分にウンザリする。
ドラゴンフルーツが食べたかったけど今日もなし。パパイヤとスイカ。
オムレツを頼んで作ってもらう。熱々で美味しかった。
食べ切るの大変だったけれど。
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最初はヨーロッパの団体の一部がいたけどいなくなり、また貸し切り状態。
なんでこんなに誰もいないんだ・・・と不安になるが空いててラッキーくらいに思った方がきっとよい。
朝ヨガやってるのかもしれないし、明日の朝は絶対ヨガやりに行こう、と心に決める。
日が暑くなって来て、退散。
部屋で暇を持て余す。
アクティビティーには参加したいだけしていいので、電話で午後のジャムウ(健康ドリンクみたいなものらしい)紹介のアクティビティの予約をした。
このホテルは暇をうまく使える人、虫が平気な人、心に余裕がある人が合っているんだなと感じる。
私には全部ないのかも。
10:40
歩いてプールに来てみる。ここも写真で見たそのままの風景だ。ただただすごい。
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でも、ここにも人が誰もいない。
おじさんが一生懸命掃除をしている。
日本語で話しかけてくれて、少し話す。ブダさんというらしい。
プールに入っても、寒くなったらジャグジーがあるよと言われたけど水着着て来てない。着てくれば良かった!
悩んだけど部屋に戻るのも一苦労なので日陰でのんびりすることに。
肌は日焼けで限界な気がする。腕は真っ赤だし肩も痛い。
プールサイドは部屋よりジャングルが遠いし虫がまだいない気がする。気のせいかもだけど。
屋外は開放的でいいな。
ずっといたらブダさんがマンゴスチンを分けてくれた。
両手を合わせて割っていた。
食べ方がやっとわかって、同じように割ってみたらアリがたくさんいる事が判明。
美味しかったけど、アリの恐怖で一個食べて断念。でもマンゴスチンの味は本当に、好きだと思った。
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東京から来たと言うと、「都会だ!バリではデンパサールが都会だよ、昔僕も住んでたよ」と言ってた。ブダさん日本語が上手。
12:30
部屋に帰る。日焼け痛い。行き帰りが暑すぎる。かかる時間は5分くらいだけど日差しと傾斜がきつい。また汗だくになってしまった。
また午後プールサイドに行くのでバギー頼むか迷うところ。
お昼はそんなにお腹すかないけど何か食べなきゃなのでカロリーメイト1本&水ですます。
前もって電話で明日の午前のアクティビティ、ネイチャーウォークとウブドに行くシャトルバスの予約をしておく。14時発で戻りは15時発。向こうで全然時間ないから18時がいいのではと言われたけど、暑い中何もわからんウブドに3時間以上いる自信がないのでドライブできでコンビニかスタバで冷たい飲みものと軽いご飯買えればよしだと思っている。
プール入るなら今な気もするけど、日焼けも怖いしと悩んでいると時が経ってしまう。
部屋でバリで撮った写真を見返していたらハウスクリーニングしにスタッフの人が来た。
洗濯取りに来ないからどうすべきか聞くと持っていってくれるらしい。
なくなりかけてビビってたトイレットペーパーもらえてほっとする。
お客さんには全然会えないけどスタッフは多い。
みんな挨拶もしてくれるし優しい。
ここのスタッフの人たちは、どんな気持ちで働いてるんだろう。
毎日自然に癒やされてるのかな。毎日いると、心穏やかになるんだろうか。
それにしても、なんでお客さんこんなにいないのか。
何をするにも不便で暇だから?こういうところは観光客の人にはあまり興味を持たれないのかな。
部屋にいるとちょと気が滅入る気がしてきた。
プールサイドの方が落ち着くかもしれない。
電話してバギーを頼んでプールサイドへ。
14:00
プールサイドまでの近道があると知る。
これなら気楽に来れそう。
ジャムウ紹介のアクティビティに参加。
他に誰かいるのかな?と思っていたけれど私1人。
またもや登場、ブダさんが作ってくれた。
あと、女のスタッフの人も一緒に。
生のウコンだとか、ライムとか薬草だとか体に良さそうなものが並ぶ。
ウコンはニンジンみたいでしょと言われたけどほんとうに、切るとニンジンみたいな色だった。
ターメリック・ジャムウとノニ・ジャムウっていうのを作ってもらって、大量にできるからたくさんすすめられる。
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体にいいとは思うけどこんなにいきなり生のウコンとか摂取して平気なのか?と思いながらも全部飲む。なみなみ4杯は飲んだ。
味は、まずい!ってことは全然なくて、意外とさっぱり素材の味しかしないで飲みやすい。味付けに蜂蜜や塩も入れていたからかも。
ブダさんは作りながら色々話してくれた。
経験から学ぶことが一番良い、そうしたら忘れることもないよと言っていたのが印象深かった。
終わってからもプールサイドは部屋より落ち着くのでくつろいでたら、コーヒーサービスがあるよとブダさんが入れてくれる。ミルクもつけてくれた。
コーヒーの味が薄いとか、ソーサーにめっちゃ溢れてるとか、なんか浮いてるとかそんな小さなこと気にするのバカバカしい、もうどうでもいいと思えてきた。ただ楽しむ。クッキーも美味しい。
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ゆっくりしながら、この情景のこのシチュエーションって、私がバリに来る前に欲しかったものそのものだよな、とつくづく考えた。
本当に、気がつけばそこにはずっとずっと憧れて欲しかったものが全部あってハッとする。
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16:00
瞑想プログラムに参加。
ヨガルームを始めて見る。ここも写真の通り!すごい!と興奮。
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そしてなんと瞑想もブダさんが担当だった。
最初私だけで、また1人か・・・と思っていたが途中からヨーロッパカップルがやってきて、言語が英語に切り替わった。
そうしたら、なんだかブダさんがすごい人に思えてくる。
カタコトの日本語だと、緊張感は出ないもんね。
瞑想セット3人分出てたんだけど、なんでそうしたかって事前にこうなることが全部わかっていたからだよと言っていた。
本当ならすごすぎる。
瞑想は、説明のあとに30分やる、瞑想の目的を決めてそれだけを考えることが重要だと言われ、目的を聞かれたが答えられず。
リラックスと言ったら、それだけ?と聞かれるも特に何も出てこなかった。
ヨーロッパカップルもリラックスって言ってたあと、悪いものを出したいみたいなこと言ってた気がする。
30分頑張ったけどやっぱり瞑想はなかなか深い状態にいけない。
むずかしい。途中視界にヤモリが目に入って気が散ってしまった。
でも、写真見た時から来たかったところにこれて、嬉しい気持ち。
もっと普段から瞑想してればいいんだろうなあ、言い訳ばっかりしてしなかったのは良くないなと反省。
17:30-18:45
夜ご飯。
レストランに歩いて行ってまた汗だく。
でもそんなことだろうと予測してシャワーはご飯の後にしたし、化粧もしてないのだ。だからダメージはもう受けない。
お客さんは相変わらず誰もいないけどそれももうあまり気にならなくなってきた。
今日はインドネシア料理を食べると決めていたので、少しでも食べやすそうなお米のナシゴレンを注文。
飲み物は甘さのないフレッシュジュースがどうも欲しくなくて、スプライト。
飲んでみて甘くてびっくり。身体に染みる。
ナシゴレンだけじゃなくてシーフードの串もついてたけどいつもより食べられる。味はもちろん美味しい。
さっき大量に飲んだウコンのおかげ?
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途中でさっきの瞑想とは別のヨーロッパカップルと、日本人ぽい一人旅女性がレストランに来て、おお!と思った。
みんな楽しんでる感じで、私は特に昨日なんて暗くて泣きそうな感じでご飯食べてて、全然違うなと思った。
カップルみたいに「ここにこれて幸せ」とか嘘でも言えたらいいんだけど言えないし、難しい。
まだここに来て本当に良かったのかわからないまま。
帰りはバギーで送ってもらった。
つくづく、こんなキツい狭い坂道よく登ったり下がったりできるなと運転技術もすごいと思った。
部屋に戻ったらもう洗濯物が戻ってきていた。早い。
することがないので、旅をまとめることにした。
パソコン開いていると机の上にアリがどことなく現れる。もうビビらず外にティッシュでつまんでもっていく。でもあまりに何回も出るのでそれも面倒になって途中から放置。
22:00
蚊除けの中に虫がいないことを確認して、寝る。
まだまだ旅は長い。頑張ろう。