バリ島初の一人旅1 成田〜サヌール
あまりに突然申し込んだので準備不足を感じていたし、前々日から急に不安が強くなり、ろくな睡眠も取れず食事もあまり喉を通らないまま出発当日の朝を迎える。
こんな状態で果たして行けるのだろうか、キャンセルすべきではとギリギリまで葛藤しながら。
成田に無事に辿り着けるのかさえも不安だったけれど、東京駅からバスに乗って、ちゃんと到着。
私にもまだ何かできたんだ。
それだけで感無量。
でも旅はまだまだこれから。
飛行機はガルーダ・インドネシア。流石に1人で乗り換えはキツすぎるため、ここは直行便一択。
空港に3時間以上前に到着してしまったため、時間を潰すためマックに。何か食べなくては。
全部は食べられなかったけど、空港にいる旅する人たちの多さを目の当たりにし、みんないろんなところ行ってるんだ。私もしっかりしなきゃ!という気持ちが出てくる。
3時間を切ったのでチェックインカウンターに行くと、もうすでに列ができていた。
20分くらい待って手続き完了。
そのまま搭乗ゲートに向かう。
飛行機で読む本でも買うかと本屋を覗いて、2冊買って、搭乗ゲート付近に来るもまだまだ時間はある。
外をぼーっと見ながら、ipadで雑誌見ながらのんびりしていたら時間は経っていた。
11:00
いよいよ成田出発。
飛行機の席選びだけでも相当迷った。
旅慣れていない私はどこが一番ストレスがないか全く分からない。
でも決めなきゃいけないので結局ストレスよりドキドキを重視して外が見える窓際にしていた。
隣の人が圧迫感のある人だったらどうしよう、トイレに行きたい時にちゃんと行けるのかなと不安を残しながら搭乗。
結果はガラガラで、隣は誰もいなくて2つのシートを使えたので横になったり、足伸ばしたりできて快適。
真ん中の4人掛けのシートで寝てる人もいて、自由な機内に緊張はだいぶやわらいだ気がした。
機内食は、選ぶとかなくて日本食ですと渡された。味は正直よく分からなかったけど、これは全部食べられた。
グァバジュースが美味しくて元気出てくる。
機内ではほとんど寝れなくて、買った雑誌を読んだり、見れる映画にドラえもんがあったので見て時間を過ごした。
17:45
予定より少し遅れてバリに到着。
無事に着いた・・・とドキドキ。
楽天モバイルが使えるというのを見ていたので、スマホの通信をオンにすると、繋がった!
ホテルの送迎を頼んでいたので、ドライバーさんからWhatsAppで連絡が来ていて焦る。今到着しました、ちょっと待ってくださいと返信。
ちなみにWhatsAppは今回の旅のために初めて使った。
繋がって本当によかった。
その後荷物がなかなか出てこないので結構待って。
待っている間みんなスマホをいじっていたから、既に回線繋がっている人が多いってことなのかな。
現地でsimカードを買う人が多いと勝手に思っていたけど、そんなに多くないのかな?
なんか分からないなりに税関がめちゃくちゃ心配だったのに、事前に申請してたQRコード読み取らせて
優しげなお姉さんに日本から?って聞かれただけで終わり。
めっちゃ怖いおじさんに詰められると勝手に想像してたから、すんなり終わったことに驚き。
ないと困ると思って空港で両替をとりあえずして(レートは95なのでめちゃくちゃ悪い!送迎はカード払いできたし焦ってする必要もなかったかもしれない。)
楽天モバイルだけだと不安だから、もう一台のスマホ用に調べた時に良さそうだったテレコムセルのsimカード買って、設定してもらい無事開通。
ドライバーさんもたくさんいてこの中から見つけられないかも!となったけど待っている所を写真で送ってくれてたので見つけられて無事合流。
そしてホテルに向かう車の中で英語が口から全然出てこないことを痛感。
ドライバーさんは日本語を学生の時に6ヶ月だけ習ったと言っていて、本当に簡単な単語は言えた。優しい若いお兄さんだった。
普段はフロントにいるって言ってた。
20:00
サヌールのホテル着。綺麗だろうと勘で決めた「ARTOTEL Sanur Bali」
ここに2泊する。
チェックインの時、英語が聞き取りにくくて焦る。
あれ?私もっと英語分かると思ってたのに・・・ちょっと癖の強い発音が入ってこない。
でもなんとかなるもので、無事部屋に。
部屋は想像の通り綺麗でほっとする。
近代的だけどバリっぽさはない。でもそれでいいんだ。後からウブドでバリっぽいところ行くから。
疲れ果ててご飯食べにレストランまで行く気力もコンビニ行く気力もない。ファミマで買ったパンがそのまま入っていたので食べて、明日早めに起きる事にして寝る。
不安で最近まともに寝れていなかったので外国でこのまま具合悪くなりたくない。
今日こそはと寝れることを願って。
旅人達は到着してすぐに嬉しそうにご飯食べに出かけてるけど、私には到底それは真似できなかった。
私にとっては、こうやって異国の地に来れただけでもうすごいこと。
達成感はあった。