いつかいなくなることの意味
夢に最近亡くなった親戚が出てきた。
出てきたのは、私の記憶にある若いお姉さんで、何年前の記憶で止まっているのかはわからない。
目が覚めた時に
「ああ、もうこの世界にいないんだっけ」
と実感がやっときてなんとも言えない気持ちになる。
最近読んだ
「もういない君と話したかった7つのこと」海猫沢めろん
のなかで、死ぬってことはその人が自分の中でアップデートされなくなることだ、みたいに書いてあったなと思い出し、急に納得する。
親戚の人の記憶は、私の中で固定されたまま
終わるのだろう
去年、他の親戚のおじちゃんが亡くなったときに変な感じがしたことを思い出す
小さかった私を知る人が死んでしまうということは、自分の一部も消えてしまうような、そんな感覚だった
今を生きているのなら、この先も生きていく人に何かを残さなくてはいけない
そんな気持ちでいっぱいになった朝だった